データ班を選んだ理由とデータ班の役目

皆さんこんにちは!!!

今回はTwitterでもよく聞かれることの多い、

「今野さんはなんでデータ班になろうと思ったのですか?」

この質問にお答えします。

僕がデータ班になった大きな理由は大きく分けて2つ。

1.全てが経験になると思ったから。

2.ハイレベルを客観的に見れるから。

です。

元々僕は指導者になりたくて野球部に入りました。
野球部以外の選択肢は僕にはありませんでした。それもそうです。甲子園で活躍した選手たちと一緒の空間で野球ができることは僕にとって何より嬉しいことだったからです。

日体大の野球部は基本的に1年間選手を経験します。2年時に学生コーチになる選手がいたりデータ班になる選手がいるといったところです。

データ班とマネージャーは学年で1名出すと決まっています。その話し合いで誰にするかという話し合いが行われるわけですが、僕は元々学生コーチになりたかったものの、指導者になるなら、この経験は宝になるなと思い、手を挙げました。

データ班は春と秋のシーズン中以外は基本的に業務はありません。まぁあるとしたら、データをまとめるくらいです。練習中はグランドに出たり、研究室でデータをまとめたり基本的に自由度は高いポジションでした。

基本は一軍と同じグランドに立ち、学生コーチとして行動します。
選手では見えなかったことがデータ班になると凄く見える。これが凄く面白かったです。
もっと学びたい!もっと選手の気持ちを知りたい!
気づけば、そんなことを常に考えながらやっていました。

今現在、日本生命で野球をしている船山という守備職人の選手が同期でいました。彼の自主練に混ざって守備を教えて貰ったりすると、凄く勉強になるんです。
そんな考え方もあるのか!こうやって考えるのか!ってたくさんの視点から見れます。

また、僕は同期に恵まれています。
プロに進んだ松本航、東妻勇輔が同期で、数々の試合を見てきました。
データ班で何試合も見てるとちょっとした変化にも気づけるようになります。
例えばフォームのどこを変えたとか、どこを今日は意識してるかとか様々なことに気づけてきます。
必ずすることはそこにズレがないかの確認。

試合後に話すことはそのくらいです。
どこをどうした方がいいとかは全く話してません。

今:「今日ここ変えたでしょ?感覚どう?」

松:「試してみたけど案外いいね」

今:「さすが!マックス150だったよ!」

データ班としての仕事はこのくらいです。
後は数字のところです。今日何キロ出てたとか、平均球速とかを伝えて役割は終わりです。
データ班はどちらかというと数字よりも選手とのコミュニケーションが大切になってきます。

だからこそ、一緒に練習して教えて貰う。客観的なこちらサイドの意見と、主観的な選手側の意見を伝え合いズレをなくす。ここ大事です。

ざっくり言うとデータ班の役目はこんな感じです。

・データを集める

・データをまとめる

・データをスタッフ、選手に落とし込む

・試合前にデータミーティング

・試合後にフィードバック

・客観的なズレをなくす

今回は簡潔に説明しましたが、データ班やって良かったなと改めて思います。大学3年時には日本一も経験できましたし!
ただ、あの時の関東大会と神宮大会の仕事量は半端じゃなかったです!笑
後はデータ班やってると他大学の選手や学生コーチとも親交を深められますし、スカウトの方とも話せます。

とりあえず色々と勉強になることが多いと言うのは事実です。
辛いことももちろんあります!
1日3試合、全てのデータを取ります。1球足りとも逃せません。
リーグ戦の土日は朝早く起きて、夜遅くに帰ってくるのが基本です。
チームの為に与えられた責任をしっかり果たすこと。選手はプレーに責任を持っています。選手が一生懸命やるからこそたくさんの人が動くのだと思います。

学生コーチ、データ班やりたいという皆さん!
絶対に選手が一番!
これだけは絶対に忘れないでください!

それではまたお会いしましょう!!
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#野球 #データ班 #学生コーチ

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