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Limbus Companyとは?

※注意 このゲームには多少の流血描写、登場人物の死亡描写、倫理観が欠如した表現等が含まれます。

【Limbus Company(リンバスカンパニー)とは?】

▲12人の囚人たち

頭を時計に変えられた記憶喪失の主人公、ダンテが12人の囚人の管理人となってバス「メフィストフェレス」に乗り都市を巡っていくというお話。
リンバス・カンパニーの従業員である「囚人」がこのゲームのプレイアブルキャラクターにあたり、それぞれ各国の文学作品の登場人物が元ネタとなっている。同社の「Lobotomy Corporation」「Libray_Of_Ruina」という作品が前作品にあたり、世界観が同じだが未プレイでもしっかり楽しめる。

【対応プラットフォーム】

PC→Steam
タブレット&スマホ→Google Pley/App Store
ソーシャルゲームなので基本無料。課金依存度もかなり低いので高額の課金をせずともしっかりキャラを揃えて楽しむことができる。(プレイヤー達がみんな揃って売り上げを心配するくらいにはほとんど課金をせずに済む。いや本当に心配しかない…)

▲バトル場面のスクリーンショット

【ゲームの評価】

コンテンツは少ないがその分ガチャシステムはかなり良心的、他のゲームと比べてキャラクター全入手の難易度はかなり低い。個性のあるバトルシステムも魅力的で楽しい。ストーリーもかなりオススメでとにかく興味が湧いたら触ってほしい作品。
サブで気楽にプレイするには丁度いいゲームかも?

【囚人キャラクター紹介】

▲みんな魅力的なキャラクターである

No.1 イサン/元ネタ「翼」(韓国)

「私はイサンと言う。紹介は以上なり。」
「外の世界へ関心を置くはいとしも遊戯なことにあらず。」

CV. ミン・スンウ
古風な喋り方をする男性。喋り方のせいで真意がわかりにくいが意味を紐解いていくと結構おちゃめな事を言っていることが多い。小動物のような性格をしている。

No.2 ファウスト/「ファウスト」(ドイツ)

「ファウストです。貴方が人生で1度出会うか出会わないかぐらいの天才です。」
「分からないことが沢山でしょうね、ダンテ。大部分の好奇心には私が答えてあげられます。」

CV. パク・ジユン
自他共に認める天才の女性。メフィストフォレスを開発したのも彼女であり、囚人の中では少し特殊な立場にいる。クールビューティーで儚そうな外見に反し、実は隙あらば天才アピールをするたくましい性格をしている。縦セーターが大好き。

No.3 ドンキホーテ/「ドンキホーテ」(スペイン)

「ついに私の番が来たか!私の名はドンキホーテにて候!」
「管理人殿に夢はござるか?私にはござりまする!」

CV. キム・イェリム
仕事人「フィクサー」という職業に憧れている女性。空気を読めないトラブルメーカーであり倫理観が特筆して欠如している囚人その1。囚人の中で一番身長が低い。


No.4 良秀(リョウシュウ)/「地獄変」(日本)

「お前は…美しさは何だと思う?」
「俺は…。色々あるだろうけど今思い浮かぶのは…ふむ…。万短至芸だろう。」

CV. イ・セア
囚人の中で一番の危険人物にあたる女性。あえて空気を読まない性格であり倫理観が特筆して欠如している囚人その2。よく言葉を縮めて話すという癖がある。ちなみに一人称は"俺"。
「ざ・が」→「食材狩り」

No.5 ムルソー/「異邦人」(フランス)

「ムルソー。そう呼んでいただけますか、管理人様。」
「彼らは理解し難いな。」

CV. クォン・ソンヒョク
寡黙な男性。究極の指示待ち人間で表情をほとんど崩す事がない。それもあってか発言が極端に少なく、章によっては存在しているのかさえ怪しくなってくる。だが丁寧に淡々と仕事をこなしてくれる頼れる人物。囚人の中で一番身長が高い。

No.6 ホンル/「紅楼夢」(中国)

「ホンルっていいます。僕たち上手いことやっていきましょうよ。」
「わぁ、あなた!今見たらかっこいい頭を付けているんですね!」

CV. キム・シンウ
髪を長く伸ばした女顔の""男性""。世間知らずの坊っちゃんであり彼特有の天然ボケで他人を煽る事がしばしばある。だがそこが人に流されにくいという長所にもなっている。可愛らしい顔立ちをしているが体はムキムキで高身長…というギャップに驚かされる。

No.7 ヒースクリフ/「嵐が丘」(イギリス)

「ヒースクリフ。人をぶっ潰すのがオレの専門分野だ。」
「オレは難しい言葉があんま好きじゃないんだ、時計ヅラ。」

CV. ホン・スンヒョ
育ちが悪い男性。短気で暴力的、まるでヤンキーを体現したような性格だが情に厚い一面もある。地頭はいいので核心をつくような発言をする事もある。

No.8 イシュメール/「白鯨」(アメリカ)

「私をイシュメールと呼んでください。」
「どうぞ、私を使うべきところに使っていただけると。あぁ、仕事に関する部分にのみです。」

CV. ジャン・イェナ
元船乗りの女性。ダンテに従順な委員長タイプだが脳筋の側面が見え隠れしている。可愛らしい外見に反し、かなりたくましく忍耐強い性格をしている。少し毒舌家。

No.9 ロージャ/「罪と罰」(ロシア)

「ども~ロージャだよ。」
「長い名前もあるけど、不愛想な感じするし普通にロージャって呼んでね~。」

CV. ユン・アヨン
少し俗物っぽい女性。ヒースクリフと同じく育ちは悪いが、彼とは違って温厚寄りの性格をしている。金とギャンブルが好き。そしてそれらと同じくらい食にも目がないので実は腹ペコキャラ枠でもある。元ネタ国がロシアのためフルネームは「ロージャ=ロジオン=ロジオン ノマノヴィッチ」で長い。常識人その1。
シンクレアとドンキホーテをおちびちゃん扱いしてよくお節介を焼いている。
囚人一高いムルソーの次に身長が高い。

No.11 シンクレア/「デミアン」(スイス)

「こんにちは…シンクレアっていいます…。」
「他に言う事あるんですか?会社勤めは初めてなんで。」

CV. キム・ダオル
童顔で可愛らしい男性。ロージャからおちびちゃん扱いされている。落ち着いた性格でよく他の囚人に振り回されているがキレると突飛な行動に出ることも。女性囚人に囲まれたり絡みが多くなりがち。常識人その2。
囚人一低いドンキホーテの次に身長が低い、というかほとんど身長が変わらない。

No.12 ウーティス/「ギリシャ」(オデュッセイア)

「ウーティスです。わたくしの名前を覚えてくださいませ。管理人様。」
「やはり管理人様こそ、他人を統率するに相応しいです。」

CV. キム・ボナ
元軍人で軍人気質の女性。ダンテのイエスマン・太鼓持ちと化しているが少し彼をナメている部分もある。他の囚人とは慣れ合わない方針をとっているので基本的に冷たい…のだが面倒見の良さがたまに垣間見える。

No.13 グレゴール/「変身」(チェコ)

「うん…グレゴールだ。まあ、寝てるとき以外は気軽に呼べよ。」
「何だよ、管理人の旦那。この腕に興味あるのか?」

CV. チェ・ハン
元軍人の男性。お茶目で不器用な不憫おじさん。右腕が虫のようになっているのは元々所属していた会社で受けた強化手術の影響。常識人その3。
ちなみに元所属の会社の名前は"G社"。元になった虫は…お察しの通りである。

【前作ゲーム】

▲Lobotomy Corporation (ロボトミーコーポレーション)

「アブノーマリティ」という異常存在を収容する「ロボトミーコーポレーション」という会社を運用していくゲーム。
SCP財団と収容対象の異常存在…という関係をイメージしてもらえるとわかりやすいかもしれない。

▲Library Of Ruina (ライブラリーオブルイナ)

Lobotomy Corporationの直接の続編でネタバレを多く含むゲーム。Limbus Companyとは違ってこちらから入ってもなにもわからない&ネタバレのお祭りなのでLobotomy Corporationをクリアしてからプレイするのをオススメする。ゲームスタイルはLimbus Companyに近いバトルゲーム。

【追記や蛇足】

・囚人には「E.G.O.」と呼ばれる装備があり、それを使って戦闘を有利に進めていく。E.G.O.は装備型の必殺技のようなもの。
・自分の推しはムルソー、ロージャ、シンクレアの3人。元々ゲームを始めたきっかけもムルソーのE.G.O.「執行」に惹かれたから。
・他にも魅力的なNPC達が沢山登場する。オススメを話すとネタバレになるのでとりあえず触れてみてほしい。
・日本語ボイスはなく韓国語ボイスのみ。だがどのキャラクターの担当声優さんも良い演技をされている。
・リンバスをプレイしてくれている声優さんも数名おり、特にヒースクリフ担当のホン・スンヒョ氏はイサン推しで有名。いつかのイサンのガチャ配信で伝説的な爆死記録を残した。

▲囚人達の身長表

【最後に】

Limbus Companyはキャラ造形が深く、囚人やらNPCやら誰かしら性癖に刺さるキャラがいると自信を持って言えるゲームなので是非とも一度プレイしてほしい。そしてもしこの作品にハマる事ができたのなら一緒にこの作品を盛り上げてほしい…と思っている。そんな布教記事でした。

【関連リンク】

LIMBUS COMPANY
▲公式サイト
Limbus Company(@LimbusCompany_B)さん / X (twitter.com)
▲公式ツイッター
ProjectMoon Official - YouTube
▲公式YouTubeチャンネル

【関連動画】

[ Limbus Company ] Official Promotion Video - YouTube
▲オープニング映像 楽曲担当は日本バンド「Mili」
[ Limbus Company ] TGS Teaser - YouTube
▲ティザー映像 各章のコンセプトアートやスチルを見ることができる(未実装章も含む)

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