3月21日現在のアドバンス環境考察
どうも皆さんこんにちは。こんぼいです
今回は先日Twitterでアンケートを取った中から1番要望が多かった現在のアドバンス環境について、毎晩22時5分から開かれているdmvaultの大会のデータを参考に整理していこうと思います
1.今強いデッキ
最初に文章から書くと自分の主観が入ってしまうので、まずは黒木氏がまとめているvault大会ベスト4を参考に3月1日〜20日までのデータをグラフに纏めてきたのでそちらから見ていくことにしましょう
では、このグラフを参考に3月20日現在のアドバンス環境においてのTierランキングについて、自分の考えも交えて書き記していこうと思います
Tier1
(デッキパワーがあり、大会でも多くいる可能性が高い)
(1)赤青ヴァイカー覇道
流行度、強さともにNo.1と言っても過言ではない、まさに今の環境トップを名乗るのに相応しいデッキでしょう
主な動きとしては、序盤はメタクリーチャーやサンドロニア等のルーターを展開して、ハンドが整ったらBUNBUNヴァイカーやフレア覇道で一気に相手を攻め落とすといった感じです
このデッキの魅力は最速で3ターン目からフレア+ビートジョッキーで相手を倒しに行ける爆発力や、シャッフや覇道を上手くプレイすることが出来れば多少の受けは貫通する攻撃力も兼ね備えつつ、2コスト帯のメタクリーチャーなどで環境のデッキに強く出れる手段を持ち合わせている所です
弱点は受けが硬いデッキでしょうか。確かに多少の受けは上記の方法で貫通しますが、ビマナ系統の受けはどうしても突破しづらいです
《赤青覇道に有利が付きやすいデッキ》
アナカラーシャコガイル、5cマゲなど
(2)ドロマーオーラ
先に断っておくと別に自分の記事を出しているデッキだから依怙贔屓をしている訳ではないです。データの通り普通に強いタイプのデッキです
主な動きとしては、序盤は低コストオーラでハンデスや手札交換をしていきザハエルハを着地させたらオーラが出るたび1ドローの効果で相手とのリソース差を広げ、最後はダイヤモンドソードで御嶺を離れないワールドブレイカーにして相手を倒しに行きます
このデッキの魅力はエルハ+スローリーチェーンで攻撃ロックで多くのビートに対しての詰ませ札を持ちつつも、コントロールに対してはシャッフ+ダイヤモンドソードという決定力を持ち合わせていることから分かる地力の高さです。また、自由枠をそこそこ取れるのでカスタマイズ性が高いのも特徴的
弱点は皆さん御存知の通りGRメタです。このデッキは40枚の内大半がオーラで構成されているので、GR召喚を一回もしていない段階でGRメタを出されると本当に何もできなくなって詰んでしまいます
《ドロマーオーラに有利が付きやすいデッキ》
赤白ヴァイカー、ブレストドラグナーなど
(3)オカルトアンダケイン
新殿堂直後ほど入賞数も多くはないですが、弱いかと言われれば決してそんなことはなく今でも環境の最前線にいます
あまりにも動きが複雑なので結構端折りますが、主な動きとしては2ターン目に手札交換系のクリーチャーを出して手札と墓地を整え、次のターンにはシスKやザロスト、アンダケインなどでうまくいくと3ターン目に零龍が卍誕します。その後は作った盤面と零龍でフルパンするも良し、フォールクロウラーとフォーエバーオカルト、ラビリピトを組み合わせたランデスロックを決めるも良しのまさに何でもアリを体現しています
上記の文からもう強さが滲み出ていますが、最大の魅力はメタからの復帰性能の高さだと思っています。このデッキは墓地メタが刺さりますしメタカードも刺さるものが多いのですが、それはあくまでも遅延にしかならないことが多く、その後迅速にフィニッシュする手段を持たないデッキはもれなく再度墓地を肥やされたりメタカードを乗り越えられた上で思いっきり動かれて死にます。なので生半可なメタは物ともしないのが何よりの魅力でしょう
その性質上比較的不利な対面でも割と超えてくることもしばしば
弱点は40枚で動くデッキなのでトリガーを基本積めないことから速さに寄せたデッキに弱い傾向にあります。また、流石に連続で墓地メタを出されたらいくらオカルトとはいえ厳しいです
《オカルトアンダケインに有利が付きやすいデッキ》
赤青ヴァイカー覇道、ドロマーオーラなど
Tier2
(デッキパワーは十分だが、Tier1に不利が付いたり安定性に難あり)
(1)5cドルマゲドン
ビッグマナの中で最大勢力を誇り、強さも恐らくビマナの中で1番です
基本的な動きは3,4ターン目にはデドダムや獅子王、水撒くなどでマナを貯めていき、7マナが溜まったら最終モルトやダークマスターズで相手とのリソース差を広げ、最後は禁断爆発で相手の盤面を制圧しつつガイハートなどを絡めてフィニッシュします
このデッキの魅力はデッキ内のカードパワーの高さと受けの厚さ、その2つを兼ね備えつつデッキの拡張性もある所でしょう。ビッグマナはただでさえ受けが硬いのに加え、5cマゲは封印を1枚残した状態で7マナあればハヤブサリュウからの禁断爆発カウンターも狙えるのが強力です。また、ビマナの中でも珍しくメタカードを貼った後早期にフィニッシュ出来る手段を持ち合わせているのでオカルトアンダケインに対して抗うことが出来ます
弱点は序盤に山を掘るカードがデドダムしか無いためどうしてもデドダムへの依存度が高くなりがちなことと希望のジョー星です。特に後者は対策カードを入れていないとデッキコンセプトである最終モルトとドルマゲドンが機能不全に陥るため環境でジョー星を見る場合は対策が必須と言えるでしょう
《5cドルマゲドンに有利が付きやすいデッキ》
ドロマーオーラ、ブレストドラグナーなど
(2)赤緑バーンメア
赤緑バーンメアだといろいろな種類がありますが、ここでは最近最もメジャーなリンクウッド採用型を取り上げていこうと思います
主な動きは2ターン目にブーストが出来るクリーチャーを建ててから3ターン目に「お前の相手は俺だ!ザ=デッドマン」を唱えてボアロアックスを装備しパゴス効果でエスカルデンやグレープダールに繋げてリソースを確保するか、そのままバーンメアにJチェンジしてボートを広げていくというものです。また、6マナためて普通にバーンメアを出す択も当然存在します
このデッキの魅力は最速3ターン目に走ってくるという即効性と、受けが必然的に固くなるので速攻デッキに対して強く出れることやリンクウッドを採用したことによる取れる戦略の幅の広さにあります。また、マクスカルゴトラップで全能などのメタクリーチャーをどかしながらマナのダールやバーンメアを射出することも出来るのも強いです
弱点は2ターン目に出したクリーチャーが処理されるとリンクウッドでボアロをつける先がいなくなることと、トリガーをケアする手段が乏しいという点です。後者はガイハートを上手く使うことでなんとか出来なくはありませんが、前者はやられると1~2ターン失速してしまいます
《赤緑バーンメアに有利が付きやすいデッキ》
5cドルマゲドン、ドロマーオーラなど
(3)ブレストドラグナー
ヘブンズ・フォースが規制されこそしましたがなんだかんだいってドラグナーは環境に残っています
このデッキの主な動きは1,2ターン目にシナプスキューブやブレインストームで山札の上を固定し、3,4ターン目に爆龍覇ヒビキや龍世界 龍の降臨する地から大型ドラゴンを山札の上から踏み倒してゲームを決めに行きます
このデッキの魅力は3,4ターン目に下手したらゲームを決めかねない大型が出てくる理不尽さにあります。多分ブン回ったこのデッキに有利がつくデッキはそうそうないです。その上メヂカラコバルトカイザーやゴゴゴcho絶ラッシュによる最低限の受けやゲンムエンペラーによるトリガーケアなど見た目よりは全然器用なことが出来ます
弱点はやはり安定性のなさと希望のジョー星でしょう。デッキの性質上希望のジョー星を貼られるだけでほぼ負けになったり、初動の山固定が引けないと悲惨なハンドでのゲームを強要されるデッキとしての脆さが課題です
Tier3
(発展途上だったりデッキパワーでTier1,2には劣るが十分強力なデッキ)
デッキ名だけ上げて後日追記します。理由はpsを読んでください
(1)ドロマーハンデス
(2)赤青ヴァイカー
(3)赤白ヴァイカー
終わりに
最後まで読んでくださりありがとうございました。一応客観的に内容は書いたつもりですがこれは違うだろとか思う人はいると思います。まあ1モブプレイヤーの意見ってことで大目に見て下さい
それではまた次の記事でお会いしましょう!
p.s.
Tier3は少しデッキの理解度が薄すぎるものもあるのでデッキ概要は今後追記します