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デュエマ環境考察(10月オリジナル)
どうもみなさんこんにちは。こんぼいです
今回から自分の思考整理も兼ねて定期的に競技環境について記事を書いていこうと思います。拙い文章だとは思いますが是非最後まで楽しんでもらえると嬉しいです
※注意※
この環境考察はあくまで筆者個人の主観であり、これが全てではないことをご承知おきください。また、筆者は基本的に南関東中心で活動しているので地域によって異なる部分があると思います
1.10/30日現在のオリジナル環境
まずは10/30日現在のTier表とデッキの簡単な解説を行っていきます。ここでのTier表はあくまで流行度に重きを置いたものになります
![](https://assets.st-note.com/img/1730220054-LO5NGgsZD3iP0Yejbw2T8MrF.png?width=1200)
ではそれぞれのデッキについてのサンプルリストと解説を行っていきます
(デッキ画像は全てDeckMaker様より頂戴しています)
デイガ(火光闇)ファイアーバード
![](https://assets.st-note.com/img/1730162231-D19f6ICHt2Fpa37dKiqVRZTu.jpg?width=1200)
現環境を定義しているデッキであり、現環境で最も出力の高いデッキです
基本的な動きは低コストのファイアーバードを起点にハッタールピアやバルピアレスク、クイーンルピアで展開、必要であればバルピアレスクの効果で追加ターンを獲得しつつ相手が防御できないほどの打点を押し付けます
デッキとしての強みはハッタールピアによる最速3t目から行われる展開、ハンプティルピアのピーピングハンデスで相手の理想ムーヴを取らせない、アリスの突撃インタビューによる多くのメタを超えながらの展開、極めつけはバルピアレスクを用いたETによる蓋性能など多岐に渡ります
デッキとしての弱点としてはほとんどありませんが、強いて上げるとすればプレイ難易度がかなり高いことが挙げられます。デッキのポテンシャルを100%引き出すのはかなり難しく、そこに付け込まれて負けてしまう…というパターンも多いです
デイガファイアーバードに相性の良いデッキ
水闇complex
アナカラー(水闇自然)マルル
![](https://assets.st-note.com/img/1730163034-ZbdOhD8fgqA3CHxnMiRLsyYW.jpg?width=1200)
ファイアーバードと双璧をなす形でTier1に君臨するデッキです
基本的な動きは2コストブーストからヨビニオンマルルに繋げマナと手札の両方を整えていき、溜まったマナを用いて状況に適したカードをプレイすることでゲームをコントロールしていきます
デッキとしての強みは3tマルルによる押し付け性能の高さに加えガイアッシュカイザーと深淵の逆転撃を用いたカウンター、ロストReソウルやキーナリ、ジウォッチを駆使したロック性能、どんな対面にも通用するCRYMAXジャオウガの圧倒的なフィニッシュ性能であり、何より構築を環境に応じて自由に変えるとこが出来る拡張性の高さにあります
弱点としては受けが若干薄いので早期に過剰打点で攻められると厳しいこと、環境によって必要なギミックを見極め都度チューンしていく必要があることです。また、一番太いリソース札であるヨビニオンマルルのヨビニオンを咎められてしまうとリソースを十分に伸ばすことが出来ず負けてしまいます
アナカラーマルルに相性の良いデッキ
水闇complex、闇単アビス
ドロマー(水光闇)マーシャル
![](https://assets.st-note.com/img/1730218702-UxKV65aLb4u1M03XRDW7vIFm.jpg?width=1200)
GPを境に環境に登場した新世代のループデッキです
基本的な動きとしてはエメラルドクイーンやキールロワイヤルを進化元にしてマーシャルクイーンを展開、マーシャルクイーンの効果で手札または盾からガレックをはじめとするSトリガーで展開を続けていくことでループ盤面に到達し、最終的な結果としてウォカンナを無限に使えるようになるので相手を山札切れに持っていくことが可能になっています
デッキとしての強みはループデッキという相手に制限時間をつけるデッキでありながらも高性能なSトリガーのお陰で生半可な攻撃は通さない…どころか最悪そのままトリガーからループに直行していく二面性の強さです。特にガレックはメタ除去、墓地肥しによるパーツ探し、蘇生効果でマーシャルを出すなどまさに八面六臂の活躍を見せてくれます
弱点としてはどこまでもマーシャルクイーンという4枚のカードにデッキ全体が依存していること、手札が無いとそもそも盾をセットすることが出来ず回収も出来ないこと、そして何よりも5000VTがクリティカルヒットしてしまうデッキであるという所です。良くも悪くもコンボデッキらしいデッキと言えるでしょう。また、ループの初期盤面に入るまでの分岐が非常に多いので一人回しによる勉強は必須です
ドロマーマーシャルと相性の良いデッキ
アナカラーマルル、闇単アビス
水闇complex
![](https://assets.st-note.com/img/1730164121-JYQZv4oGMmfwdTBl9SXLxqAF.jpg?width=1200)
現環境で唯一ファイアーバードに有利を主張できるデッキです。基本的な動きとしては、低コストクリーチャーや相手に応じた適切な小型メタカードを展開してcomplexのカウントを稼ぐ及びcomplexを引き込む時間を稼いでいき、中盤以降は5000VTやアーテルゴルギーニ、ライヤを駆使して一気にcomplexのカウントを進めていくことでcopmlexの起動まで持っていきゲームを終わらせます
デッキとしての強みは幅広く採用されたメタカードで相手に理想の動きを取らせない、生半可なビートは豊富に採用されたトリガーで通さない、メタカードが通りにくい相手にも早期のcopmlex起動で捲る筋があるといった点です
弱点として、良くも悪くもcomplexを中心に組み上げているのでcomplexを早期に引き込めない展開が厳しいこと、メタカードの刺さりが悪い対面は厳しい試合展開を要求されてしまうことです。complexを引けなかった試合展開にビートをして勝ちに行く進行は勉強必須といえるでしょう
水闇complexに相性の良いデッキ
光水天門、ラッカゴスペル、闇単アビス
青白天門
![](https://assets.st-note.com/img/1730217313-qAjEzKiPlecDYVO9N3CUrGha.jpg?width=1200)
こちらも珍しくファイアーバードと五分以上の勝負が出来るデッキです。基本的な動きとしては序盤はギャラクシーチャージャーやなぜ離れ、理想と平和の決断などを使い手札を整え、準備が整い次第スターゲイズゲートやヘブンズゲートからウェルキウスなどの大型ブロッカーを展開して圧倒的な盤面を押し付けていきます
デッキとしての強みは何より防御力の高さにあります。ドボンとなるブロッカー展開カードは当然8投されている他、モード選択で様々な状況に対応できる理想と平和の決断、複数バウンスでメタを除去しつつ打点を止めることが出来るインパルスとサンプルリストでは計15枚のトリガーが入っています。生半可な攻撃は勿論のこと、それこそファイアーバードの大量展開から押し付けられる打点も捌き切ることが可能でしょう
弱点として平均始動ターンが5ターン目以降になってしまうことからどうしても相手のビックアクションを許してしまう所にあります。先述の通り過剰打点で攻める相手にはめっぽう強いのですがアナカラーマルルのように大型ハンデスを押し付けてくる対面だと自分の動きを満足にとることが出来ずそのまま相手にゲームを支配される…といったことも起こりがちです
青白天門に相性の良いデッキ
アナカラーマルル、ドロマーマーシャル
ラッカゴスペル
![](https://assets.st-note.com/img/1730218088-jk0weiuJtgHW24SZ3onABzs8.jpg?width=1200)
現環境では珍しいスペルコンボデッキです。基本的な動きとしてはルーターでゴスペルを探しつつ墓地に呪文を貯めていき、相手の面は最期の竜炎、氷柱と炎弧の決断で止めていきゴスペルを着地、ゴスペルの効果でガリュミーズを唱えながらラフルルラブやミラダンテXIIに革命チェンジをして勝ちに行くといった形です
デッキとしての強みは文明の合う呪文ならなんでも採用できることから生まれる構築の自由度、そして何よりゴスペルの圧倒的なリソース能力にあります。ゴスペルを毎回SA付与して着地させずとも盤面デッキであれば最期の竜炎や氷柱と炎弧の決断を回収して使いまわすことで相手のリソースを枯らす除去コンのような立ち回りも可能になっています
弱点として呪文主体のコンボデッキなので過度な盤面展開に対処できないこと、手札の噛み合いが悪いと動きが止まってしまう青魔導具と似たようなデッキパワーのムラつき具合が挙げられます。理想通りの動きが出来なかった際どのようにゴスペルまで繋げるかが腕の見せ所です
ラッカゴスペルに相性の良いデッキ
デイガファイアーバード、青白天門
闇単アビス
![](https://assets.st-note.com/img/1730220219-0MpTREI9febmJrVxkDF782cn.jpg?width=1200)
2年前に登場して以降強化を貰い続けている現代の主人公デッキです。主な動きとしてはコスト通りにクリーチャーやジャブラッド、3ジャシンのようなACEクリーチャーを配置します。その後アーテルゴルギーニやジャビビルブラッドを用いて一気に盤面を展開し百発マグナムを用いた蘇生ループを行うことで相手の防御札をほぼ無効化し勝利します
デッキとしての強みは5ターン目に高確率で成立するループデッキでありながらアビスベルジャシン帝を用いたビートプランを取ることも可能なデッキの柔軟さにあります。また、ビートプランを取る際にもジャブラッドが大勢を付けてくれるので結構通りやすいです
弱点として序盤は1面しか触れないことと受けがガレックとGSが4本のみという装甲の薄さにあります。この弱点を両方的確につくことが可能なハッタールピア擁するファイアーバードに著しく不利が付いてしまいます。また、ドロソが全く入っておらず配られた手札のみでゲームプランを組み立てる必要があるのでプレイ難易度は比較的高めとなってしまいます
闇単アビスに相性の良いデッキ
デイガファイアーバード
2.直近のメタゲーム予想
ではここからは先述の環境を踏まえここから2週間程のメタゲームを予測していきたいと思います
まずGPでも結果を残したドロマーマーシャルが流行している現在、ドリームメイトやジョーカーズといった受けギミックを無視しつつ相手を妨害できるようなデッキが台頭していくと思われます
その後、この2つを取りに行くことが出来てデッキパワーも申し分ないアナカラーマルルが流行っていき、そこを取るためにアビスが流行っていき…といった流れになると予測しています
勿論上手いファイアーバードはほぼ全ての対面に優位を付けることが出来ますので一点に絞って練習してみるのも良いでしょう
それでは今回の記事は以上となりますがいかがだったでしょうか。もしこの記事が少しでも参考となり皆さんの調整の一助となれば幸いです
好評ならまた書こうと思いますので是非リポストやスキで応援してくれると嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございました!