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成せば成る!奇跡の汚部屋変身!

終わりは来るのか

 そう思いながら一部屋を片付け続けてきた。暑い日もムシっとした日も。ひたすらゴミを詰め、運び、捨ての繰り返し。蟻にでもなったかのような錯覚に陥るほどに。

 長年にわたって積み重なってきたものを、一気に片付けるとなると相当大変だ。しかしながら終わりが見えないと嘆きながらも、片付けを続けてきた。

床が広い!ゴチャゴチャしていない!

 ↓まず片付けする前の画像をどうぞ 

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 まずドアが全部開かなかった。

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 どうでしょう。このお部屋、ここまで綺麗になった。

 右側にあるのは捨てないで利用する物である。利用する物を寄せて置いておけるスペースが出来たこと自体に感動だ。束ねてある本は今度資源ごみの日に出す予定。


何が辛かったって

 一番辛かったのは何組もある布団を片付けることだった。ボロボロすぎて持って運べない為、ゴミ袋に入るくらいにハサミで切っては詰め、切っては詰めの繰り返し。カッターは布団がしっとりとしていたため、一日で錆びて使い物にならなくなった。

 あと辛かったのは野生動物のフンが塚の如く積み重なっていたものを撤去した時だ。過去の記事に画像を載せたが、我が家は天井が落ちている。そこから動物が侵入していたのだ。そして人の気配がないこの部屋で用を足していたのだろう。

 いつの頃からここをトイレにしていたのかは不明だが、フンが土のように変化しており、ほうきで掃いて見たところ砂ぼこりと見間違うほど宙に舞った。ドラッグストアで買える通常のマスクをつけていたが、粉塵マスクはキチンとしたものを買おうと決心した。実際、健康被害が恐ろしい。大丈夫かな私の身体。

 また、土と化したフンの中には謎の芋虫が沢山住んでおり、フンごとゴミ袋に入れたが、意外と芋虫の足が速くウッカリすると見失ってしまう。

 そして、土化しても変化しないフンの臭い。きつかった。なぜ土のようになっているのに、臭いはフンのままなのだろう。

 さすがにフンの画像は載せられないが、泣く泣く片付けをして部屋の綺麗さを手に入れることが出来たのだった。


全てが終わったわけではない

 一つの部屋の片づけは終わったが、まだ汚い部屋は残っている。今後はその部屋をメインに片付けすることになるだろう。抜け落ちた天井等の修繕もある。

 私の汚家との闘いはこれからも続いていく。

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