Salesforce認定アドミニストレーター受験体験記・合格体験記

Salesforce認定アドミニストレーターを受けて合格したので、勉強方法と結果をまとめておく。

受験者について

・SF管理者歴一年半ほど
・カスタムオブジェクト、プロセスビルダ、フローの利用がメイン
・標準Objectは全く使ってない。レポートもほとんど触ってない
・試験対策系のセミナー等には一切参加してない

勉強に要した時間

30時間前後

勉強方法

いろいろ試行錯誤したものの、以下に落ち着いた
1. 出題範囲を公式ガイドで確認
2. Youtubeの対策動画を見る
3. 公式のTrailMixを拾い読みする
4.ひたすら模試を解く
5.試験直前に自作の単語帳を読み返す

勉強方法の詳細

1. 出題範囲を公式ガイド確認

公式ページからPDFの受験ガイドを読んだ。

で、中に載ってる内容はこう活かした
▽出題範囲
まあ勉強範囲を把握するだけ

▽出題割合+出題頻度+例に載ってる単語
勉強の強度を変えた。

出題割合が高いセクションは、後述のTrailMixや過去問で答えがそうなってる理由を完全に理解できるまでやる。「(機能名) SalesForce」でググって、SalesForceHelpとか、わかりやすくまとめられた個人サイトをみて知識を定着される。
また、実際にPlayGroundで実画面を操作してイメージを掴んだりもした。

出題割合が2〜3%のセクションはYoutubeの参考動画見る+TrailMix流し読みする+過去問解いて答え合わせだけして終わり。

ただ出題割合に関係なく、例に載ってる単語は重点的に勉強した。
実際の受験ガイドの文章でいうと、
「与えられたシナリオに従って、Salesforce の共有モデルの機能に基づいた適切なセキュリティ制御を適用する (例: 組織の共有設定〜〜」
の「組織の共有設定」ってところ。

例に載ってる単語だけで80個くらいある。
出題問題数が60問なんで、全部出ることは絶対ないが、半分くらいはでるだろうと想定した。
合格ラインの65%なんで、半分確定で点が取れるなら、ほかのところがうろ覚えでも合格するんじゃないかと。

2. Youtubeの対策動画を見る

勉強を本格的に始める前に、ざっくり出題範囲の概観を掴む上で、この動画がめちゃめちゃ良かった。

TrailMixを見るより前にこの動画を見るメリットは
・受験ガイドに沿った内容だけを説明していること
・実画面を投影しながらの説明してくれているのでイメージがつくこと
・自然な日本語であること
の3点。

特に自然な日本語であることは大きくて、
TrailMixは英文をそのままGoogle翻訳につっこんだみたいな文章なんで、
知識0の段階で見ても、何を書いているか理解するのにすごく時間がかかる。
それに対してこの動画は一回見るだけで理解できたつもりになる。

ただ実際、この動画だけの情報量は少ないので、TrailMix読んだり過去問解くことにはなった

3. 公式のTrailMixを拾い読みする

認定アドミニストレータ試験対策専用のTrailMixがあるので、とりあえず上から順番に記事を開いてく。
https://trailhead.salesforce.com/ja/users/welcome4/trailmixes/prepare-for-your-salesforce-administrator-credential

そんで、背景が灰色の学習用ページとして整形されてるページだけ読んだ。背景が白色のSalesForceHelpページに飛ばされることもあるが、しんどいのでこの段階ではほとんど読まなかった。

読んだ内容は単語帳としてExcelにまとめていった。
最終的に189単語がまとまっていた。

4. ひたすら模試を解く

まず公式が模試をつくってるんで、これを2周といた。
1周目は全問といて、2周目は間違えたとこだけ。
そんで、間違えたところで、Excelの単語帳に載ってない情報があったらそれも書き加えてく。
また、間違えた場合でも間違えなかった場合でも、出題割合の高いセクションからの出題であれば、全ての選択肢の意味が理解できる かつ 実画面の操作イメージが沸くまで、ググったりPlayGroundをいじったりした。

あとは非公式のやつだけどこれも解いた。
使い方はさっきと同じ。

ほかにも非公式の模試はあるけど、解説がきちんと載ってるのはこれだけで、非常に有用だった。(有料noteなので解説を全部読むには課金が必要だが、大した金額じゃないので払った)

ただ、解説が古いとか間違っているパターンを3箇所くらい見つけたので、書いてる内容を鵜呑みにしてはならない。ちゃんと自分でも調べること。


5.試験直前に自作の単語帳を読み返す

TrailMix+過去問の勉強で、自作の単語帳の内容がだいぶ充実していたので、試験直前の1時間くらいで見直しをし、忘れていたところは思い出した

結果と振り返り

無事合格した。
正当率は80%弱で、合格ラインの65%から若干の余裕があった。

試験直前は、公式が過去問を出していなかったのと、模試の内容が古いのもあって、勉強していた模試の内容が本番でそのまま活用できるのかかなり懐疑的になっていたが、

実際ほとんど模試の内容通りの出題だった。
なんなら、模試にはあるけど近日中に廃止予定って機能からの出題もあった。(ふざけてんのか)


勉強方法でよかった点を振り返ると、やっぱり模試を解いたのが一番よかった。

具体的には
・この試験は英文が日本語に直訳されて出題される関係上、慣れてないと問題文が非常に理解しづらい。
・問題文が理解できたとしても、厳密にいえば回答の選択肢がすべて正しいっていう出題が多い。
たとえば「Q.システム管理者がレコードの削除を依頼されました。最も簡単に要求に答えるにはA・Bのどっちがいいですか? A.手動で消す B.データローダーで消す」みたいな。
こういう出題の癖は模試慣れてないと対応できない。
・模試で見た問題がけっこうそのまま出る
という点。

もしかしたらTrailMixとか単語帳やらなくても模試を丁寧に解くだけで受かるのかもしれない。

とりあえず受かったよかった。

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