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ニラ農家でした

現在のこなつファームは、米とみかんを栽培していますが、父はニラを作っていました。

香南市はニラが盛んで、ニラたっぷりの塩焼きそばが名物です。
家でも「ニラ豚(にらとん)」と言って、たっぷりのニラと豚肉を炒めたものをよく食べていました。
ニラ豚、当たり前かと思ってたらあんまり馴染みのないメニューってあとから知りました。

ニラはビニールハウスで作っていて、朝から父が刈り取り、家に持って帰って母が1束100gの束にする作業をして、父は他の農作業。
それが終わったら荷造りを手伝っていました。

夕方、市場に出荷し、晩御飯のあとも夜なべでまた束にする作業をしていました。

翌朝、刈り取りに行くときには荷造りで出たニラの取り除いた葉っぱを捨てます。

そんなことは私にはできないなぁとニラ農家はやめました。

田んぼの作業をしているとあぜ道などにニラが生えていて、
「あーここに、ニラを捨てたのかなぁ?」と父のやってたことを想像します。

今、家にあるニラ(写真)はそんなあぜ道から抜いてきたものを畑に植えて、自家用に食べる分を栽培しています。

ときに、あぜ道の草刈りのときにもニラを収穫したりしています。

父が残してくれたニラ。
私に食べさせてくれてありがとう💕です。

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