しがらみをわざわざ作るということ
「しがらみ」って人間関係の切りたくても切れないややこしいもの、、ってずっと思ってました。
はい、ネガティブなイメージ。
それが、、
しがらみって漢字で書くと「柵」
と知ったのは5,6年前。
写真は、2日前に私が作った「しがらみ」です。
調べると元々「しがらみ」とは水流を抑えるために杭を打ち木や竹などを横に結びつけた柵のことだそうです。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%9F%B5_%28%E3%81%97%E3%81%8C%E3%82%89%E3%81%BF%29/
私が今回作ったのは
崩れかかった狭い山道の土砂を止めるための柵。
崩れた方に杭を打ち、細竹を杭に交互に掛けていき間を埋めるやり方。
大きな竹を割いて板状にして柵を作るやり方もありますが、この細竹を使うやり方は父に聞きました。
細竹は山のあちこちにあるので無料ですぐ手に入ります。
細竹を交互に掛けていきながら足で下にしっかり抑えて行き隙間のないようにします。
杭の根本に隙間があったらそこら辺にある枯れ枝や石などで埋めます。
こうなると、しがらみって
何かを守るためのもの
って感じですよね。
今回で言うと、
山道の土砂崩れを防ぐために土を留めておくもの。
杭打ちするのは力がかなりいりました。
細竹を切り出してこの場所までずるずる引きずって運び、組んで、木の枝や石や枯れ葉や土を入れて整えるのは実は好きです。
一時的な気休めにしかならないかもだけど、、
気休めになるし、自然のもので作れるのは幸せなことです。
しばらくは山道が守られますように。