
60代の毎月1日は「お朔日参り」の日
お朔日参り(おついたちまいり)とは?
お朔日参りとは、毎月1日(朔日)に神社へ参拝し、無事に過ごせた1ヶ月の感謝を伝え、新しい月の「無病息災」や「家内安全」などを祈る昔からある風習です。
私のお朔日参り

毎月1日になると、私は「お朔日参り」に出かけます。
とくに決まり事はなく、
「先月もありがとうございました。今月もよろしくお願いします」
と手を合わせるだけです。
実は、毎日の散歩コースに二つ神社があり、毎日お参りしています。
お朔日参りの日は、いつもよりお賽銭を多めに入れて、
丁寧にお参りします。
さらに車で15分ほどの少し大きめの神社にも足を運びます。
「神頼みがすぎる?」と思うかもしれませんが(笑)
60代にもなると、健康や平穏な日々の大切さをより実感するものです。
感謝を伝え、心を整える時間を持つことが、私にとっては大切な習慣になっのです。
40代から始めたお朔日参り

この習慣を始めたのは40代の頃。
当時は仕事やプライベートで忙しく、やたらトラブルも多く、
自分の落ち着いた時間を持つことが難しい時期がありました。
そんな中、ふと立ち寄った神社でお参りをしたところ、
不思議なほど心が穏やかになったのがきっかけです。
「毎月1日だけでも気持ちをリセットする時間を作ってみよう」と、
なんとなく始めました。
最初は続くかな?なんて思っていましたが……
神主さんが挨拶してくれたり、毎月お参りに来る人と顔馴染みになったりして、次第に心地よい習慣になっていきました。
お参りのたびに気持ちがスッキリし、
先月を振り返りながら「今月も頑張ろう!」と思える。
続けるうちに、運気も上がっていったように思います。
60代になって感じる「お朔日参り」の魅力

60代になってから、お参りがより心地よく感じるようになりました。
若い頃は「お願いごとをするため」でしたが
今は「感謝を伝えるため」に行ってます。
昔は当たり前だと思っていた健康も、今ではありがたいこと。
「今日も元気に過ごせていることに感謝」と思うと
気持ちがじんわり温かくなります。
また、お参りを続けていると、自然と前向きな気持ちになれることにも気づかされます。
少し落ち込むことがあっても……
「来月のお朔日参りのときには笑顔で『今月も楽しかった!』と言えるように過ごそう」と思うと、気持ちが切り替わります。
神社の静寂で、木々の緑がいっぱいの自然の中で深呼吸をすると
それだけで心が軽くなりリフレッシュ。
60代は、体や生活の変化に戸惑うこともありますが
お朔日参りの時間が「今の自分を大切にする時間」になっているなと感じます。
また、お参りをすると「今月はもっと体を動かそう」「会いたい人に連絡しよう」などと、小さな目標が自然と生まれます。
毎月のスタートを前向きに迎えられるのも魅力です。
お参りは気軽に始められる

お朔日参りといっても、特別な準備はいりません。
近くの神社にふらっと立ち寄り、先月のお礼と
「今月もよろしくお願いします」と手を合わせるだけです。
お参りを続けることで心が落ち着き
日々を前向きに過ごせるようになります。
毎月1日と決まった日があることで、習慣化もしやすくなります。
「ちょっとやってみようかな」と思ったら
ぜひ気軽に神社に足を運んでみてくださいね。
新しい月の始まりを感謝とともに迎える。
それだけで、毎日が少しずつ楽しく、前向きになるはずです。
さあ、今月も元気にいきましょうか!