計画的四国旅行　0日目

無計画に旅をするのが好きだ。テンションの赴くまま遠くまで来たときの高揚はなににも変え難い。
一方で「今回の旅行、移動だったな〜」と思うこともしばしば。電車の本数が少なすぎて数時間のロスタイムができたり、夜8時に観光地に着いてなにもできず終わったり。
なので今回は、みっちり計画を立てて旅をすることにした。旅に必要なのは時間と体力である。つまり寝ながらにして目的地まで移動できる寝台特急が最強なのだ。

計画を立てる

今回お世話になったのはnotionというアプリだ。使うまではちょっと気取ったメモアプリくらいにしか思っていなかったのだが、階層化やデータベースの機能まで備わっていて大変便利だ。おかげでサム関数で総費用を算出し現実を直視することができた。
さらに細かくタイムテーブルを作れるので、公共交通機関の移動がシビアな土地では大助かり。電車一本逃せば全てが破綻する旅行、ハラハラするぜ。

日本では寝台列車はサンライズ瀬戸・出雲のみ。四国ならどこも海に面していて魚が美味そうという安易な発想で、行き先は四国とあいなった。

実績解除「寝台特急に乗る」

昔、スネ夫が嫌味ったらしく自慢していた寝台特急。ドラえもんはのび家を寝台特急化するという暴挙でスネ夫の鼻を折ってみせた。家には及ばないが個室で、睡眠という最も無防備になる瞬間に旅をするのは非常に新鮮である。睡眠不足で初日を迎える予感がひしひしとするが、それもまた一興ということにして乗り切ろうと思います。

ちなみに、サンライズ瀬戸・出雲の発券を忘れ車内で再度料金を払うというヘマをやらかした。計画的旅行0日目、早くも暗雲が立ち込める。