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ほっこりキラーパス 23/11/05
会話のキラーパスを拾ってくれる友人たちがいる。
その友人たちは元々兄の中学生時代からの同級生で、言ってしまえばリア友のオタクグループだ。
そのグループでウチの家が一番家庭内ルールがゆるかったのがキッカケで家に遊びに来る仲になっていて、気づいたら何故か一緒に遊ぶようになっていた。
今はだいたい兄含め男6人で、自分だけが3歳下でグループに属していることになる。今でも友達としてたまに話をする。インターネット上でも、どこかに遊びに行くでも。
自分が少しだけ上の年齢の人と話が合うのはそのせいで、同世代は基本的にダイヤモンドパールでポケモンを通ったけど、僕はルビーサファイアが初めてだ。流星のロックマンよりはロックマンエグゼの方が話がわかる。
定職についていないか転職をずっとしているような人が多いけど、全員そこには深く興味を持っていない感じがする。逆に時間に都合がつきやすくてありがたい。
僕個人としては話が合う相手として繋がっていれば、プライベートなど必要以上に知らなくていいと思っている。そのグループは実際そういう価値観が合致している。多分。
6人全員が全員、お互いの住所や誕生日や容姿を深くは気にしていない。男友達同士ってそういうものだと言われてしまえば、そうなのかもしれないけど。
持っている知識や通った文化が似ているからか、会話が沸くようなキラーパスが通ることが多い。
どれだけ低クオリティな誰かの声真似をしても当てること・当ててもらえることが多いし、喩えや小ボケの意図が伝わってくれやすい。
他でそういう会話を試みて感じたこととして、「会話のキラーパスにおける信頼度」ってあるな~と思う。
拾いに行けるかどうかわからない人に、無理なボケは出せない。
脳の拾いにいける部分にそのボケがないと、ボケが一人で雑談の場外に行ってしまう。
失敗すれば結果としてコーナーキックみたいに自分で解説を入れるか、次の話題に移ってスルーされる。
わかりやすい範囲で例えると…似てなさすぎる武田鉄矢のモノマネを誰かがしたとして、声のねっとり具合だけで当てるのは難しい。
脳の引き出しに武田鉄矢が入っていないと、そもそも「えっ金八先生きたんだけど」「本物だ」「本物じゃねえよ」みたいな返しはできない。
そのパスを繋げられるかの模擬練習みたいな会話がたまにある。
結局のところ同じ文化を通ったとて、そのパスが通るかどうかは10年間近く定期的に会話して「これまで通ったか・教えたか」で確認しているはずだ。
「えっそれなに?」「これ○○の真似」とか「これ○○って漫画の○○ってセリフ」とかみたいな。
それに、コミュニティごとにも「どう会話を楽しみたいのか」みたいなタイプ分けがなんとなくある気がする。ゲーム相手だとか、共感だとか、ユーモアだとか、解決だとか、ただ空気感だとか。
そのグループはバカ言って笑い合いたい部分が大きい。
なにが書きたいかっていうと、そういう繋がりを大事にしたいなってことだ。
年齢を重ねれば重ねるほど、そういう繋がりが増える可能性があるのも喜ばしい。
いつまでもバカが言えているかはわからないけど、自分の話が通じるコミュニティはいくつかあった方がストレスを減らしやすいし。
男友達グループのyoutuberに圧倒的な人気が出るのって、「そこでしか築けていないコミュニケーション関係」が気持ちいいからだと思う。
最近は色々あるから具体名は出しにくいけど、どれも僕は嫌いじゃない。
今日は兄に誘われていたカードゲーム対戦をした後、そのグループとネットで麻雀やスイカゲーム同時配信の観戦をした。
端的に言ってほぼそれしか日記に書けることがないなりに、「アンタらのおかげで楽しい日曜日でした」ってことを書いた。
ちなみに、てんでサッカーはできない。
とりあえず通話に戻りますわ~!よろしくて~?!セバッス~!?
「インターネットお嬢様だ」
「お嬢様ぁ!ゲームは一日一時間ですぞ!」
「そんな狩野英孝みたいなお嬢様居てたまるか」
ハッ…幻聴か。
こなまるでした。
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