不条理・連想・睡眠法 24/02/18
2月18日。
昼12時に起きた。
12時だけ正午って言うのなんかズルくないですか?
あと一昨日の日記を書いたのが30時間前だからすごい久しぶりな気がしている。毎日会う友達が遅刻してきたみたいな気持ち。
「あいつどうせ来るけどちょっと不安と寂しさが……」みたいな。もうそういうレベルになってきた。
漫才のツカミみたいになっちゃった。
昼に起きて曇天、家から出ないことに決めていた。咳をしても一人、昼に起きて曇天。
そこそこ元気ではあったけど、ここ一週間で4回泣いてたからキャパシティーオーバーを自覚したのだ。
日記の最後に好きな曲を貼っている日はほとんどメソメソしている。
自覚がなかったけど完全に泣き虫だし、子供の頃は22歳男性って本当に泣かないと思っていた。というか、「泣くのが恥」という意識が全員にあるのか、そういう参考文献がネットにすらない。
ということで14歳の僕みたいな子がこの日記を不意に見つけた時に「20代前半なのに泣きすぎワロタ、人って普通に泣くんや」と思うために書いている部分もある。
そりゃまあ結構顔見知りにも宣伝したけど、そもそも口下手で簡単に本心を喋れる人間じゃないから、この発散方法はそこそこ合っていると思う。
僕の心と一千光年とさかな暮らしと、誰にも見せないように書いた有料記事と。
一回「泣かない方がいい 理由」で検索したもんね。「人前で泣き出す癖がつかないぶんにはストレス軽減効果があるので可」って書いてありました!
こうやって頭の中だけで文を書いている時、書けるようなことがない時だ。
書くことがあると意図的に端折るけど、「そこそこ長い文章を書きたいヌェ」と思っているせいで毎日4000字くらいになってしまっている。「こなまる毎日4000字かくます」とは思ってない。
そもそも自分も全部を面白く書こうと思ったら4000字5000字は書けない。ネットの文がどうせしょうもないってことを、しょうもないからこそ良いってことがわかっているからたまたま長く書いてしまうだけで。
オンラインでボードゲームをした。”システムエンジニア・ボードゲームお兄さん・4月から新米パパ”のコミュニティにお邪魔した。
この人は僕から見るとかなり人から好かれる人で、立ち回りからしても頷けるくらい好感度が高い。
フットワークは軽いし、どこか無邪気。
確かアラサーだ。コミュニケーションの距離感や気遣いも、人の話覚えていてくれるところも、おそらく仕事ができて、相談役になれるほど経験があるのに聞ける範囲の愚痴を漏らすのも、そもそも趣味の合い方も、本当に好きな人だ。
尊敬している人にアラサーが多いからか、アラサーって言葉にそんなにネガティブなイメージがない。自分がまだだから、というのは勿論ある。
若さと経験値のバランスが一番良くて、事実M1優勝者だとか脂の乗ってるアーティストもここら辺が多い気がする。
それ(芸術作品)をイチ仕事として見た時に、若い感性とそれなりの経験則で突破できる場面が多いっぽい。
申し訳ないことだと思いつつも、本当に面白い人を見た時に年齢を調べる癖がついてしまった。
老いて感性がアップデートできないのも、若いほど経験が少ないのも僕にとっては当たり前で、だとしたら年齢が気になる。
本気で何かを目指すクリエイターがいたとして、別にもどかしさを感じる必要はないと思う。特に「本気で目指しているのに芽が出ない」と嘆いている人。
ベテラン芸人が「芸歴何年目?」と若手に聞くのも、経験値がわかりやすくてソレ自体が信用に値するからだろう。
若い割に出来上がりすぎている時、「センスがある」と言うこともあるだろう。パッと思いつくのはヨネダ2000とVaundyといよわさんと原口沙輔さんと。その人らも言ってしまえば物心ついた時からそれしか見てないだろうから、芸歴15年目って言ってもいいし。芦田愛菜とか寺田心とか。
「人マニア」でもはやお馴染みの原口沙輔さんのWikipedia、嘘みたいな神童エピソードで面白すぎるんだよな。
2歳で独学でダンス、ちょっと書き方がズルいと思わなくもないけど。
でも実際このノれ方は凄い。新曲も良い。年齢2つ下だけど、芸歴18年なんだなって思う。
最近、めちゃめちゃ良いボカロ曲を「見つけた!」と思ってもリリース日が5年前くらいだってことがある。
それと同じで「良さ」だけでは見つからない場合がある、ということ。
「経過年数」でしか見つからない場合がある。消費者側が、好意を抱く側が興味を持つタイミングを待ち続けるような。
Youtubeでおすすめに載ってくるにしても、「蓄積された再生回数」によるおすすめアルゴリズムはあると思うし。
前も書いたけど怪獣の花唄やオトナブルーはそもそも結構前の曲だし、僕もみくのしんさんやダヴィンチ恐山さんのコンテンツ自体に触れたのは最近だ。
原口沙輔さんもボカロじゃない形で2018年にはメジャーデビューしていたし、それに僕も「こういう人がいるんだなぁ」と思っていた。
ヤーレンズですら「今までどこに居たの」と言われていたし、自分もそう思ったのだ。
才能の開花の条件は、憧憬と偶然と、それと継続かもしれない。
どんなに面白くても、その人が興味を持つためのタイミング・余裕ある時間がないと見てはくれない。その人が現役で活動していたらもっと嬉しい。
この文章も結構そのつもりだ。
どこを目指すでもなく、この人の文章は褒めるに値するな、と10歳下の僕みたいな人に心の中で褒められる人間になりたい。
具体的に誰になりたいでもないが、毎日例えば30歳まで続けた時に莫大な蓄積の面白さがあるような気がする。
毎日更新といえど、僕もたかだか4ヵ月である。自分のためでもあるが、認められるためでもある。
仕事をしている時は4ヵ月間ずっと忙しくて、趣味を開拓する時間がないこともあった。それくらいの忙しさは他人にもある。
たとえばちょっと暇がある毎年末だけ他人の日記を漁りまくる日を3日間だけ設けます!って人が本当に仮にいたとして、1年目2年目で見つかるわけがない。M1予選とか音楽フェスとかもそんな感じだ。
それに自分の日記の面白さ自体、そこそこ信用している。
自分の文のヘビーさも理解しているし、実際「つい読んじゃうんでフォロー外しちゃったけど時々読んでます!」って言われたし。あれ嬉しかった~。あとnoteって数が簡単に見える位置にないから、フォロー解除に全然気づかないな。
オイ!!!ボードゲームの話しろ!!!
しなくていいのかも。他人のボードゲームの興味のなさスゴいぜ?もうだいぶ書いたぜ?
でもあったことを書けよ!!!
度々日記に書くはしゃぎママと、その妹さんと、エン兄(エンジニアお兄さん)4人で遊んだ。ネット以外では難しいメンバーの取り揃えな気もする。
すごい心が軽かった。自然体ってこれかもな~と感じた。
記憶に強く残ったのはこのゲーム。
持っているボードゲームの中でも、これのリプレイ回数が一番多い気がする。たぶん一番好きなボードゲームだ。
ゲームシステムの根幹に連想が入っていて、妄想し放題に喋れる。
あと遊んでいて半数がゲラだったので、何言ってもはしゃげたので快適だった。
「一般的な笑いのツボが100だったとして、僕ら2.5くらいなんですよね」とも言った。
はしゃいでるママさんと笑いのツボが同じすぎて「いやこれは粉奈丸にだけ笑ってもらえればいいと思って言った……」と後付けされるものは必ず僕だけ笑っていたし、同じく「これは○○さんだけ笑えばいいかなと思ってました」と言って見事にその人にしかウケてないこともあった。
嬉し~。流石に。
その人の歳の離れた妹さんも喋るのが二回目で、エン兄も「声が似すぎている」と言及していたから「思考時間の苦しみ方が一緒」と言ったら嬉しそうだった。
二人して「ウゥゥウ~~……。」と声を出している。なんか産むんですか?
デクリプトというゲームは、ひとつの遠い連想から連想元を推測して、遠い連想が積み重なっていったあとに「言葉の輪郭」みたいなものから紐づけられた番号を当てる。
その、好きなことを説明しようとして言ってるだけだからわからなくてもいい。飛ばしてもらっていい。
よくあるマインドマップをお借りした。
この画像の場合は真ん中が「健康(health)」なのだけど、この言葉自体を当てるゲームじゃない。
これに似た物が横に4つ並んでいて、周りの枝みたいなワードから紐づけた番号を推測するゲームだ。イメージだし、詳細は省くけど。
2対2の協力対戦でこれが2チーム分あることになって……正直やってみないとわからない気もする。
相手にバレないように味方に伝達するジレンマが入っていて、ワードゲームにしてはルール説明が難しいだけに、かなりのめり込める。
このゲームが本当にめちゃめちゃ好きだ。
連想の輪郭から好き勝手言えるし、結構当たる場合がある。
「嘘つきと少年で……おおかみ?」みたいにして推測できる楽しさが伝わるだろうか。
「ループ、2t、400、デコ…………」と書かれていて一瞬わからず、「曲トラックのループ、2トントラック、400m走トラック、デコトラックでトラック!」と気づいた瞬間の気持ち良さをチーム戦で楽しめる。
エウレカ!
ボードゲームに関してはそれくらい。とにかく楽しいってことよ。
好きなものを聞かなくていい前提で勝手に喋んのきもち~!
あとはかなり早くに眠くなった。昼12時に起きたにしては、という話だけど。日記を深夜に書くのは諦めて、午前1時に寝た。
寝る直前までノイズが凄くてツイートが残っていた。
眠れるのを確信する瞬間があって、それが「ノイズが不条理になる瞬間」だった。ここ1ヵ月くらいで気づいた。
「いっかげつ」の表記揺れ未だに苦手かも。
分解すると「1or一」and「かorヶorヵ(orカ)」+月になる。
文章にそれなりにこだわる人なら、かなりのあるあるだと思う。
記事内では揃えるよう尽力するけど、長い目で見ると書く時書く時で変わってしまう。冒頭の「4ヵ月」も今揃えてきた。
表記にカスタム性求めてないんだよ。ココイチか?
眠れる時の違和感を毎回ツイートに残そうとするんだけど、せっかくの入眠をやめるのは勿体ないからいつもしない。
1ヵ月温めていたといっても過言じゃない。
睡眠の話をしていて思い出したからラッキーだ。
「認知シャッフル睡眠法」ってここ最近で言われ始めたけど、その原理は「脳が論理思考を放棄すること」だとされている。
今日やったデクリプトの真逆である。連想の枝葉にもならない紐付きになったとき、「頭をすっからかんにする」「頭を真っ白なままボーっとする」と同じような催眠効果がある。
不条理ギャグのギャグ部分を取っ払ったとして、それを眠れるトーンで朗読されたとして、かなり眠れる気がする。面白くない不条理って眠れる。
知っている人は知っている「カスの嘘をつくお姉さん」が眠れるとされるのも、そこらへんの「理解しがたさ」が関係しているって考察ツイートがあった気がする。
この音声はちょっと面白そうだけども。
具体的に言うと「歯磨き粉がクレーン車に雲の上」みたいな言葉が唐突に頭の中に出てくる。
もちろん絵面にあたるイメージは湧かず、それらが”てにをは”で結びつかずふわふわとしている。
不思議な感覚のお話ではあるけど、こういう文を認識した時になんか眠たくなるのって他の人も共通なんだろうか。
それまで
「物理的な距離が遠い、毎日会うわけじゃないような人との仲良くなり方って実際わかんないな」
「物理的な距離は心理的な距離なんて言うし、それこそ毎日でも話してたら別だけど」
「そもそも仲良くなりたい動機も沢山話したいとかだとしたら本末転倒であって」
「明日何しようかな、天気にもよるけどもう外に出て本でも読もうかな」
「ていうか求人票のサイト開きすらしてね~」
と思っているのに、空白があった後に急に「1たす1はみそすーぷ」みたいな状態になる。
ちゃんみおがこのまま昏睡状態に陥っても、なんかあんまり違和感ないもんな。
検索した時に面白かった知恵袋。
見出しで完結してる短さ。適当なんじゃないでしょうか。
回答者に感謝してもしきれない。なんでもかんでも考察すなよ。
でもベストアンサーにしたのは偉いね。
思考放棄を決め込むのが最大の睡眠法なのかもね。それが簡単にできたら苦労しないけどね。
本当にボーボボやでんぢゃらすじーさんくらい何言ってんの状態になったうえで、「これ眠れるわ!」と天啓みたいに思うのだ。
みなさんも認知シャッフル不条理連想睡眠法、試してみてはいかがでしょうか?
再現方法は僕にもわかりません!
音声化してヒソヒソずんだもんに朗読してもらおう!
ついでに助詞が合ってない文もAIに作ってもらおうぜ!
もっと仰々しいタイトルがつけられるほど思っていることを書いたけど、まあいいや。
「原口沙輔から見る才能の開花について」とか「認知シャッフル睡眠法と不条理ギャグの共通点」とか「僕の大好きなゲーム『デクリプト』を紹介します」とか。
一旦全部捨てときますね。嫌なので。
楽しい一日だった。
こなまるでした。
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