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シカゴ カフェバイト33日目

今日は、お店のWIFIが使えなくなった。私がこの店に来てから3度目。原因は分からないが、Alex(オーナー)がケーブルをみたり、誰かと電話したりし、約30分くらいでWIFIは復活した。

WIFIが無くなると困る、3つのこと

お店のWIFIがなくなると、困ることが3つある。

一つ目が、Apple Payが使えなくなる。携帯しか持ってきていないお客さんは、コーヒーを買えなくなる。2つ目に、ドリンクのオーダーが、バリスタの横にあるタブレットに飛んで来なくなる。口頭でオーダー内容を伝えるのは、結構大変だ。ミルクは6種類、コーヒー豆は4種類ある。シロップは約8種類くらいあるので、口頭だとこんがらがる。

cappuccino
2%milk, half-right(コーヒー豆の種類)、
vanila, caramel

カプチーノのオーダー例

こんな感じで、こだわりが強い、自分だけのオリジナルドリンクを注文するひとが少なくない。

マネージャーのTaraが「オーダーを伝える役」となり、間違いがないよう、ゆっくり、何度も伝えた。3つ目は、WIFIを使っているお客さんに迷惑がかかることだ。

「制限があった方が、楽しめる」

オーダーが飛んでこない分、皆のコニュニケーションが増えた。3倍は増えた。いつも以上にハンディがあったのに、いつもよりスムーズな上、みな「生き生き」とした表情だった。一つ一つのオーダーに、集中していた。チーム一丸となってるようで、私は知らないうちに脇が汗ばむくらい、集中していた。

どこかで読んだ(聞いた)ことがある。
「制限があった方が、楽しめる」
まさに、この状況は、「制限があったからこそ、集中力を発揮して、みなで創り上げた時間」だった。

心地よい仲間

私語や無駄なことは話さず、でも、お客様に楽しんでもらえるように必死な様子は、仲間の中にいてとても心地よかった。だれもが、実力の120%発揮しようとしていたと思う。

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