レジンとは?どんな素材なの?
こんにちは。
天然石のレジンアクセサリー教室 田村友莉子です。
今日は、超基本的なお話、レジンとは?について語ってみたいと思います。
レジンは「樹脂」の総称
レジンとは?
樹脂という意味の英語。
色々な樹脂の総称で
その化学構造により沢山の種類があります。
世の中には色んな種類の「樹脂」がありますが
ハンドメイド業界では
光で硬化する アクリレート樹脂
と
二液を混ぜて硬化する エポキシ樹脂
のことを「レジン」と呼んでいることが多いです。
どちらもトロトロの液体ですが
光を当てたり2液を混ぜることで化学反応が始まり、固体になります。
透明で美しく、好きな形に加工しやすい材料なので、始めやすいハンドメイドとして広まっていますね。
色々な分野で使われている材料です
樹脂は
「加工しやすい」「軽くて丈夫」
などの特性をもち
昔から様々な分野で使用されています。
それでは、そもそも、樹脂って何でしょうか?
それを紐解くために
天然樹脂と合成樹脂について
話したいと思います。
天然樹脂のはなし
樹脂は樹木の脂(あぶら)という名前の通り
もともとは樹木から採取するもので
樹木から染み出した液体が
固体となったもののこと。
植物由来以外に
動物や鉱物由来のものも含めて
「天然樹脂」とよびます。
人類は昔から
塗料やニス、接着剤、漆器、船の防水
などの貴重な材料として
天然樹脂を用いてきました!
天然樹脂には例えばこんなものがあります。
・松脂
・漆
・天然ゴム
・琥珀
レジンはもともと何だった?と辿っていくと
天然樹脂にたどり着くのです。
合成樹脂のはなし
今までお話した天然樹脂は現代でも
色んな用途に使われていますが
もっと使いやすくしたり
色々な性質をもたせるために
人工的に開発されるようになってきました。
(1900年代~)
人工的に作られた樹脂全般を
「合成樹脂」とよびます。
合成樹脂の種類はとっても沢山あり
色んな場面で使われています。
例えば…
・シリコーン
・ポリエチレン
・メラミン
・ナイロン
などなど…
どれも身近な材料で
聞いたことあるものばかりだと思います。
このような合成樹脂の中で
クラフト用途に作られたものが
私たちが使っている「レジン」なのです♡
色や形を自由に加工しやすく
作りたいものを形にする
ハンドメイドにはぴったりの材料ですよね。
最後までお読みいただきありがとうございました♡
皆様の安全ハッピーなレジンライフを応援できたら嬉しいです♪