百円の恋

見よう見ようと思ってて今更見た百円の恋。


あらすじだけ見てるとよくあるちょっとじめっとした大人の映画なのかなあと思ったけど全然ちがくて、

ダメダメアラサー、一子は半強制で家を出て生活していくんだけど、生きてくのがやっとというかその他興味なしって感じで。そんな時に出会った楽しみがボクシングジムの新井さん(役名忘れちゃった、、)を見ることなんだけれども、、

なんてったって今まで自堕落でほぼ無感情だった人間が好きな人を見つけて、さらにボクシングを始めちゃうんだから、、恋ってすごいよね、人を変える。まあ一子は元々格闘系に興味があったってのはあると思うけど。

でもその恋もボクシングも結局一筋縄では行かなくて、でもボクシングを通じて更生していく一子はとても生き生きしてるし、最後のボクシングの試合は執念すらも感じちゃったね。久々に圧倒されました。入場曲でコンビニ時代の音楽流して、''どうせ百円くらいの価値だから''って所が好きです、変かな?自分はそれくらいの価値だから、''1回くらいは勝ってみたかった''ってセリフもめちゃんこ刺さった、悔しい気持ち。

上手くいくありがちな映画ではなく、かといって恋人ごっこの2人が単純に結ばれないバットエンドでもなく、終始人間らしいというか、泥臭いというか、という映画でした。非常に面白かったです。

あとひとつ言うならばコンビニのオッサンはキモいしレイプするのに女のみぞおち2回もパンチするなんてどうかしてるよね!世の中不条理すぎ!

クリープの百八円の恋、元々好きな曲だったけど映画の内容とマッチングしすぎてるし、もっと好きになりました。


以上!


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