麻雀を始めるとは。

衝撃の「私はまだ麻雀を始めない」宣言から数日。
こんにちは。よかったら前のnoteも読んでください！

拗ねて麻雀をしない私がついに麻雀をすることとなったきっかけは女友達である。

この女友達はほんとにパンクでロックな女の子で同じ高校の2個後輩ではあるものの付き合いが長いこともあり普通に友達となっていたのだけど
ある日その子と泊まっててお酒飲んで寝ようとしたら「こなつちゃんのことが好き！彼氏と別れて欲しい！ずっとずっと好きだった！もう我慢できない！」と言って襲いかかってき

おっといけない全然関係ない話をする所だった。
まあとにかくファンキーな女友達がいたんだけど
仮名で美奈とする、
美奈の趣味が麻雀だったことを思い出した私は
「美奈さん麻雀趣味っていってなかったけ？」
とLINEしてみたところすぐさま電話がかかってきて

「こなっちゃんこなっちゃんこなっちゃんの口から麻雀って聞けて美奈とってもうれしい！美奈麻雀好きだよ！よくやってるよ！どうしたの？？」
とものすごく早口で言われ

「いや、おもろそうだなって思ったんだけど美奈さんどうやって覚えたのかなーとおもて。」

「ルールのわかる人と雀荘で見せてもらいながら教えてもらって覚えたよとりあえず雀荘行っちゃえばいいよ今日わたし空いてるよ、○○くんとか○○さんも麻雀できるよ夜3人集めておくから一緒にいこう迎えに行くね！！」と早口で言った後わたしの返事など待たずに電話はきられた。

こうしてほとんどなんにも知らないまま雀荘につれていってもらいい、貸卓に4人で座り
牌の種類、読み方、ツモの順番、あとはめちゃくちゃ適当に手の組み方と役を教えられた後経験者3人と打つことになったのである。

テンパイしてるかどうかもよくわからないわたしは、とにかく役牌を鳴き上がることにした。
でも大体の場合青い棒1本しか貰えないしなにきってもロンって言われるしなんかもう何してるのかわからなかったけど卓を囲みお喋りしながらなにかするということがとても楽しかったので、麻雀もうちょっとやってみようという気持ちになっていた。

麻雀本やマンガを読むとか、なんならサイトで役を検索するとかすればいいのにその考えがなかった私は、対人で覚えたことだけを頼りに麻雀をしていたのだけど
それでなんか麻雀を覚えた気になっていた。
これは後に気付くことになるのだが実際は何も覚えていなかった。

役を教わるとき、本当にみんな適当に教えてくれるのだけども
例えばアンコがなくて手を組んでアガると平和
↑これをそのまま飲み込んで
中中 123 234 567 ①②③
これは平和ではないことを言われなかったし、言うのもめんどくさかったのだろう、ロンピンフ！って言うと1000点が支払われるというガバガバな麻雀をしていた。

話は少し逸れるが、皆様は褒められるとどう思うだろう？
私の場合の話にはなるのですが
「(容姿が)素晴らしい！最高！世界一の美人ね」と言われたとしても
31年生きてきた経験から、自分の容姿は特別おブスちゃんでもないが特別美人という訳では無いという答えを自分で見つけているので
「変わった人だな」という感想になる
同じように「歌が上手いね」と言われても31年の経験からそんなことないんだよなー！との感想になるのだけど
経験や根拠がないことを褒められると素直に信じるてしまう。この気持ちわかる人いませんか？？

例えば献血に初めて行ってみて「ものすごく綺麗な血管で今までで1番やりやすかったです！」と言われるとわたしって血管素晴らしいのかも！と思ってしまうし

初めてバッターボックスに立って1回素振りした瞬間に、監督が駆け寄ってきて
「君は体幹が素晴らしい！きっとすごいバッターになる！才能がある！」と言われたら信じてしまうかもしれない。

同じ理論で私は麻雀のセンスがあると勘違いし始めていたのだ(本題に戻ってきました！お待たせしました！)

覚えるのが早いね！とか感覚が鋭いね！とかセンスあるね！とか褒められて私は麻雀に向いてると完全に思い込み始めていた。

実際は役もわかってないしなんのセンスがあるのかはかるステージにもたっていなかったのだけれども。

麻雀は4人集めるのが結構難しいし、とりあえず座ってれば誰でもOKという訳にもいかないし

初々しかったわたしは、放銃した時などに
「②が全部見えていたから①は通る！閃いた！私天才って思ったのに放銃しちゃった〜シャンポンもあるんだね！麻雀たのしいねっっっっ」とかいって放銃してもニコニコ笑っていたし、
まあ人数合わせ的な意味でも麻雀を続けて欲しかったからみんな私に甘い裁定をしていたのだけど
完全に勘違いしてしまったのであった。

そしてついにフリー雀荘でフリーデビューしてしまうのである。
次回、
「あのー、おねえさんソレ役ないんですけど」編乞うご期待！！