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プライドだけの男。




その後彼はプツンと連絡が少なくなった。

まぁ蹴ったもんな。


少し小馬鹿にしつつ、それでも私は少し悪い事をしたなという気持ちから下手にでては彼の機嫌をとった。


だが今まで大した恋愛もせずにプライドの巨塔になった彼にとっては私の蹴った行為が許せなかったようだ。

そして終わりは電話だった。



彼「あの時蹴ったやん。」


うん。

彼「あーゆーの本当にやめてほしい。」


。。(こいつくどいなぁ。。)


「そーゆーのも全部治してくれるならもう一度考えるけど??」


は?

私は頭で困惑した。
付き合って数ヶ月の自分の事しか考えていないような、低収入のつまらない男に今虐げられようとしている。


私は今までハイハイ聞いていた態度を一変させ





私「出会ってすぐのようわからん他人にそんな事言われて治せる訳ないやん。自分誰様やねん。」


と少し笑いながら言った。



昔の私なら頭を掴んで床に叩きつけていたと思う。


彼は予想外の回答だったのかしばらく無言の後、


「別れよう」と言い

私はそれがいい。と秒速で答えた。



そして彼は

別れてからもまた飲もう。アニメの話とかしよう。

と謎の友好条約をけしかけてきた。

きも。


私は
対してメリットもない男に会うわけないやん。

と一言。

そしてこの数ヶ月彼の紹介で知り合った人間全てブロックした。


私にとって対して面白くもない、美味しくもない飲食店の店長は今後人生のメリットにもならない。
周りの一緒に飲んだ人間も顔も覚えていないし、どうでもいい。
とゆーかこいつマジで自分のことしか考えてないな。

多分周りに紹介した分、気まづいのだろう。


呆れた。


自分の人からの評価しか考えられないような男だった。


そして全てにおいて伴っていない。

プライドばかりがでかく、器は小さい男だった。





次の日私は早々に彼の家から全て荷物を持ち出し、

男と彼をネタに飲んでいた。



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