大塚国際美術館、渦の旅
お友達𓆟のnoteを読んで、行きたいな〜と思ってた、徳島の大塚国際美術館。
1人で火曜日に行ってきました。
長くなるので、覚悟して読んでください!
出発前のことから書かなくてもよくない? 書きます。
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前の晩、ひとり旅が不安でなかなか眠れない。起きれるかな?バス乗り遅れたらどうしよう〜〜
自分で計画をたてて、高速バスを予約して、全部1人で行くのは初めてで、緊張する。
何度か目が覚めては寝て、出発の朝を迎えた。
あーやっぱり、頭が上がらない...
起きれるように、枕元に用意しておいていたバターの飴を舐めつつ、布団の中でじっと耐える。
祖母から「起きなさい!」と声をかけられ、うざい!!!!と思った。
なんとか重い体を起こして、ささっと準備して、祖母に「寒いから持っていき〜」と言われた手袋(百均のやつ)を借りて、家を出る。
私は自由だ〜〜!!
私が絵画に興味を持ち始めたのは、半年前くらいに「コウペンちゃんと学ぶ世界の絵画」という本を読んでから。
ジョン・シンガー・サージェントの絵がとっても気に入った。
絵画を好きになったきっかけの、この絵に会えると知って、喜んで美術館に向かった。
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出発前に何度も確認した道のりを、早足で行く。
高速バス乗り場へ向かうエスカレーターが、とっても長い!
下を見ると足がすくむけど、こわいものみたさで振り返る。窓からは海が見える。
今日は寒いけど良い天気!!よかったー。
30分前に着いた。
まったく心配性なんだからー。
1日の目標は、「せかせかしない」と決めた。
バスが来て、席に座る。
明石海峡大橋を渡り切ったところのサービスエリアには、観覧車が見えた。この観覧車、いつか乗ってみたいなあ。きっと海がどこまでも見えるんだろう。
橋の上をオープンカーを運転して走ったら、爽快なんじゃない?とか考えていた。
淡路島を越えて、もうひとつ橋を渡って、無事、美術館に到着。
美術館は、学割で530円!激安!!
近くに住んでいたら通うのに!!
美術館に入る時、さっきの高速バス乗り場より長〜いエスカレーターに乗った。最長記録更新。
地図をもらって、どこから行こう〜と途方にくれていたら、定時ガイドがぴったり始まって、ラッキーだった。
↑真ん中の雲に乗ってる人たちは、来る人を天国と地獄に案内している。
本の大きさに注目すると、天国より、地獄に行く人が多いことが分かる!(左が天国で、右が地獄)
上の、ぶら下げられてる皮の人は、これを描いたミケランジェロ本人らしい。どうしてそんななっちゃったの?自分が嫌いなのかな?
美術館は、山の中。地下3階から2階まであり、階数ごとに時代やテーマが別れている。展示数は1000点以上!
古代やバロック時代の絵が飾られた階は、いまいちハマれなくて、サラッと歩いて回った。
屋外展示の洞窟(?)は、入り口が狭くて、どんどん人が入ってくるから出れなくなって、みんな困ってるのがおもしろかった。
サージェントの大好きな絵にも会えたし、近代の絵が見れる1階が、いちばん楽しかった。「366日 風景画をめぐる旅」っていう本を最近よく眺めていたからか、見たことあるー!って絵がたくさんあった。
後から戻ってきて、好きな絵の前を2周しちゃった。1人ならではの楽しみ方だなあ。満喫
順路の矢印が書いてあるけど、気付いたら反対に歩いていた。
私の絵の趣味は、ひょっとして、かわいい女の子かも。
牛や馬、犬の絵はあるけど、猫を描いた絵はあんまりないな〜。あんまり飼わなかったのかな。
お昼食べてないから海鮮丼と迷ったけど、フェルメールにつられた。あと、昨日お寿司食べたし。(←回転寿司の炙りチーズサーモン 炙り度合い 弱 だった。)
2階はすごい抽象的な絵がたくさん展示してあって、ただ青い絵とか、私も描けそうだなーって絵がたくさんあった。
本物と違って、陶板に再現された絵画だから、ほんのちょっと偽物感はあるけど、大満足!
また行きたい。
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美術館から出て、20分歩いて渦の道を目指す。
途中、茶屋に寄ってソフトクリームを食べた。お店の奥さんと微妙に噛み合わない会話をした。
渦の道はまた学割が活躍した!嬉しい!
上は道路だから、車の通るゴォーー!って音がすごかった。風もあるからか、気持ち揺れているような気がして、めちゃくちゃこわい!!
犬を連れている人がいて、犬が可哀想だからやめたげてー!って思った。
とにかく寒いし高いし怖くて、端っこまで行ったら足早に引き返した。
また30分前に高速バス乗り場に着いちゃったよー。あったかい待合室で、1万6千歩も歩いた足を休ませて、バスに乗る。
楽しかったな〜〜
ひとり旅をやり切った達成感に浸る。
学割大活躍で、お土産をたくさん買っても、1万円かからなかった。
コスパが良くて、計画した時間配分もちょうど良くて、とっても良い旅だった!自分を褒めたい!!
今度はじっくり、お泊まりで、四国行きたいな〜
お付き合いいただき、ありがとうございました!
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