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花ちゃんが1歳になったよ(6月)

子供の頃から犬が好きだ。
それは昔おばあちゃんちで犬を飼っていて、赤ちゃんの頃からほっぺたをベロベロされていたからかもしれないし、幼稚園へ向かうバスの最寄駅に犬がいて、いつもヨシヨシしていたからかもしれない。

小学校にいくときは、ワンワンパワーでがんばるぞ〜🎶と謎の歌をうたっていたし、犬図鑑はボロボロになるまで読み込んでいた。
ずっとずっとずーっと犬が飼いたかった。

さて、念願のその夢を叶えたわけだけれど、実際に犬を飼ってみると、あんなに図鑑を読み込んだはずなのに、分からないことだらけだった。


...

花ちゃんは、走り出したと思えばいきなり止まったり、黒い服を着た人をなぜかすごく警戒して吠えたりする。

草を食べたら舌に張り付いてしまい、しばらくずっとベロベロしてたりする。

他の犬に近づいて唸られても、しっぽを振り続ける、空気の読めなさが愛おしい。

花ちゃんは、雨の日に濡れないように服を着させるとたちまち大人しくなる。
私がほっぺたを膨らませたり凹ませたりしたら、怖がって大人しくなる。

ハウスって言葉の意味は分かってるけど、しょんぼりした顔して言うコトなかなかきかない。
最終的に「これも足すから!ハウス!」と人間が言って、おやつのグレードをつりあげていく。賢い花ちゃん。

花ちゃんはいったい、あの小さい頭でどれだけのことを考えているのだろう。

花ちゃんはパピヨンだ。パピヨンは数多くいる犬種の中で7位の頭脳をもつという。
花ちゃんが良いことをするたびに、母は「さすが7位!」というが、個人差はあると思う。

花ちゃんはどれくらい賢いのだろうか。

人間の言葉を、実は全部分かっているのかと思って、「言葉が分かっていたら1回ボールを鳴らしてね」って声をかけてみた。反応は、なかった。


花ちゃんは、犬用おやつより、ブロッコリーやキャベツが好きなベジタリアンである。私は野菜よりおやつが好き。


花ちゃんは、公園のド真ん中でウンチをしたと思えば、横断歩道の途中でウンチをしたりする。
危ないから慌てて母が抱き上げたら、花ちゃんのおしりから出かけたウンチが服について、ぎゃー!と言っていた。💩



花ちゃん、1歳おめでとう🎈


※6月5日
iPhoneのメモに残っていた日記より

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