新幹線
11月は色々あった。もう今年も終わりか、なんて考える暇もなく毎日がすごいスピードで過ぎていった。新幹線の窓から見える景色みたいにビュンビュンと、輪郭なんて曖昧で、一つの塊みたいに。
11月の中旬、久しぶりに後輩にあった。僕のnoteを読んでくれている後輩。知っての通り僕のnoteは暗い。そんなnoteを読んで心配してなのか、興味が湧いたからなのかわからないけどDMをくれた。
「飲みに行きましょ!」
「会いたいです!」
嬉しかった。この言葉の前には僕が先輩とは思えないようなあだ名が添えられてあったけど。
久しぶりに会った後輩達は、久しぶりとは思えないほどあの頃のままだった。でもやっぱり大人になってて、懐かしいような、そうじゃないような、変な感覚だった。
近況とか昔の話とか、色々喋った気がする。でもあんまり覚えてない。なぜならめちゃくちゃ酔ったから。そんなに飲んでないのに。多分顔白くなってたと思う。かわいい後輩の前くらいカッコいい先輩でいたかったけど、そういうの向いてないっぽい。地元の川で滝みたいに吐いたもん。
でもnoteのことめちゃくちゃ褒めてくれたのは覚えてる。感情を吐き出すために書いてるnoteやけど、「見てます、なんなら遡って見てます」とか「あの短歌よかったよなって言い合ってます」とか嬉しいことばっかり言ってくれた。マイナスなこと吐き出しまくってるnoteなのにプラスで返ってきてびっくりしてる。書いててよかった。ほんまによかった。
一個しか違わんし、自分より圧倒的にちゃんと社会で生きてるのに、後輩はやっぱり後輩やった。かわいかった。先輩らしいことなんか一回もしたことないねんけど。
他にも11月は色々あった。
このnoteに度々出てくるFの結婚式とか、Hの結婚式とか。
もうなんか逆に書かれへん。思い入れが強すぎるのもあるし、現実とは思えなくて。夢みたいやった。ずっとフワフワしてた。また実感湧いてきたら書こかな。今は輪郭がボヤけて書かれへん。
てか11月終わりかけみたいな雰囲気だしてるけど、まだ中旬やん。スタートダッシュが過ぎる。
自分の状態は良くなってると思う。
ほんまにみんなのおかげ。家族と友達に支えられてる。後輩にまで支えられてる。
周りの人に恵まれてるなと改めて思う。
そんな11月。
今年もあとちょっとらしい。来年も生きてるかな。この調子やと生きられてそう。
お先真っ暗な人生やけど、周りに明るい奴多いからいけるかも。灯がいっぱいでなんとか歩けてる。
自分も誰かの灯になれたら嬉しい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?