見出し画像

無趣味な私は早く海外旅行に行くべきだった

早速おかしなことを言うのだが私は本来旅行がそんなに好きな方でもない

趣味も多くなく何かに散財する方でもない。

国内の繁華街は東京のどこかのようにしか感じず、なんともありきたりに感じてしまうのだ。
私はなんとも冷めた陰の民であろう。

私は休日は社会人サッカーをしているのだが、イケイケの営業マンのストライカーと、キレイな奥さんがいる銀行員の司令塔に必死にパスを出す。こんな生活に急に嫌気が差したのだ。

海外には一度でいいから行ってみたかった。そして35歳にして初めて海外に行くことになった。
場所はタイである。


タイ人の国民性

タイには、温和で優しい人が多いといわれている。
「マイペンライ」の精神で「なんとかなるさ」と前向きに考え、進んでいける人が多いのも特徴だとか。

タイの文化(たとえばチップの習慣があるのかとか)そんなことを予習していくともう予習の必要もないくらい日本とは違った。

そこではみんなめっちゃ自由に生きていた。

とりあえず車の運転はみんな好きなタイミングで好きな方向に車線変更するからほとんどの車はへこんでいたり傷がついていた。

あとバイクがやたら多い

grabというタクシーを呼ぶアプリがあり、物価が安いため移動は基本タクシーになるのだが野良のタクシーは笑顔で平気でぼったくろうとしてくるw

トラブルに巻き込まれないしおすすめ


道路で寝っ転がってお昼寝してる人がいたり登場人物全員が人間臭くてなんだよこの国妙に落ち着くな...と初日から思い始める(w

若干治安悪い地域に泊まる

3泊4日で宿付きの往復航空券が55000円ということもありバンコクからすこし離れた地域に泊まった。

宿はいい感じに見えるが普通にゴキブリが歩いていた。笑

トイレの横についているのは「ウォーターガン」と呼ばれるものでタイのほとんどのトイレについていた。

ウォッシュレットがない代わりにこれをお尻に当てて使うのだが最後まで使わずじまいだった。

あとタイではお尻を拭いた紙をトイレに流すことができない

理由はトイレの紙が水溶性ではなく、タイの水道管は細いためすぐ詰まってしまうため。

トイレの横にサニタリーボックスのようなものがあってそこに紙を入れるのだ(抵抗あって慣れなかった)

日本では味わうことがない緊張感

地域によって貧富の差もはっきりしてる。
バンコクの近くにはアイコンサイアムという高級なものまで手に入るショッピングモールもあるが



私が泊まった宿の近くでは小さな子どもがレジャーシートに寝かされて募金箱が置いてあったり、片足がなくて困ってるから寄付をしてくれと頼んでくる人もいた。

向こうでは観光客狙いの前掛けのカバンを使うのが当たり前だ。地域によってはスリも多い。

一緒に来てくれた海外旅行に慣れている友人は
「このへんからちょっと雰囲気変わったでしょ。警戒しといて。」

「あいつついてきてるかもしれない。荷物気をつけて」

と全神経を尖らせていた。

あとタイには野良犬がめちゃめちゃいるんだが

道を歩いてると寄ってきちゃったりするの。
日本にいる感覚でほっといたら友人に
「そういうとき安易に寄ってこさせないで!!」と言われた。

狂犬病ウイルスをはじめ噛まれたら大変なことになる病原菌を持っている。

宿に金庫があればパスポートを保管する。(旅先でトラブルに遭ったとき持っていないほうがいいこともあるそう)
金庫がなければ宿に無防備に置いておくよりは持ち運び、自分が守る。

日本より湿気が多く体力の消耗も激しい。水は必ず買ったものを飲む。シャワーの水が口に入ったとかは大丈夫。なので歯磨きなんかではタイの水道水は使える。

心配なら屋台のものは食べない。屋台の飲み物に使われる氷が溶け出して現地の人でなければお腹を壊す可能性もある。


美しい観光名所

タイは自然が豊かで3泊では到底楽しみきれない。私はほぼ全てをバンコク周辺で過ごした。

プーケット島パタヤビーチアユタヤなど行きたかったけど体力的に無理だった。

ワットポー(涅槃寺)
ワットアルン
この餅米は甘い。シロップをかけてマンゴーと食べる。

意外にも食事は口に合い独特の香辛料も好きだった。お腹を壊すこともなかった。

連れて行ってもらったタイで有名なクラブには色んな国の人がいて私のカタコトの英語で交流した
(※ 私の友人は陽の民)


人生で初めてバーで1人で飲みに行った。
現地人と交流した。

海外旅行を趣味にする

次は早くて今年中に台湾に行く予定だ。12月にはアラスカに行く予定もある。

このnoteを読んでなぜそんなに海外旅行を勧めるの?と思っただろう。読んだところ楽しいこともあれば大変そうなことも多いように思う。

タイの自由な人たちに触れて色んな生き方あるなぁと思った。日本ではフリーターの人を煙たがる人もいるかもしれないが、タイにはその日の生計をその日稼いだうちでなんとかする人も多い。

そもそも周りにどう見られるかとかは気にしてない。ファッションもそうだし、警備員は好きなときにタバコを吸うしなんか昔の日本みたい。
ショップ店員は好きなときにスマホを触るし。

僕が宿をチェックアウトするときスマホゲームやりながら対応されたが帰る頃には驚かなくなり、「最後まで自由だなこいつ...」とむしろ微笑ましくもあった。

みんな暖かくて(親日の人も多い)かっちりしすぎないで、なんかみんながみんなの人間臭さを受け入れてくれるような国なのである。

日本ももうちょいゆるくていいのでは?

僕は喫煙者じゃないけど喫煙者に厳しすぎんか?
僕個人は副流煙とかそんな気にならない。
不倫はいけないことだけど犯罪者みたいに叩くこともないんじゃねぇかなぁ。

店員がスマホいじっててもわざわざチクることもないんじゃないかなぁ。

とかいろんなことを思った。今やタバコポイ捨てするようなシーンが映画であったらすべてカットされるだろうけど、ある意味そんなアバウトな時代が好きだったのかも。

洗練されたファッショナブルな国というよりみんな自然体で生きている国に行ってみようかなと思っている。今のところアジア圏が気になってる。

筆者はnoteを始めた頃は女の子のお尻を追いかけ回す内容が多かったのだが今はすっかり落ち着いてしまい、最近はお金や時間の使い方が少しずつ変化している。

隠の民だからと遠慮せずもっと若い頃から海外に行ってれば!と思った。これからも35歳のおじさんの生活を暖かく見守ってくれると嬉しい。

いいなと思ったら応援しよう!