歳頃の男性はイケおじを目指さずとも「哀愁おじ」になるという選択肢がある
僕は35歳の独身のおじだ。みんなはそれを聞いてどう思うだろう?
独り身で寂しいんじゃない?
1人で打ち込めるような趣味はあるの?
お前は毎日何してんの?
そう思う人もいるかもしれない。
だけど結構いいものなんだよこの暮らし。
僕は細身のフツメンで仕事はポンコツだ。
だけどたまたまホワイトな会社に入れた。
そんな僕は多分この35年間で一番心地よい期間を過ごしている。
現在20代中盤から歳上のお姉さんまで幅広い女の子と予定が入ってる。一番元気だった20代の頃より全然忙しい。
というのも年齢的にも1人の人と真面目に長く付き合いたいので慎重に恋活しているが、魅力的な女の子が多すぎて全然1人に決め切らないのである。
僕はアラフォーになっても異性にモテるにはイケおじにならないという先入観を持っていたのだが、それは間違っていた。
哀愁おじになる。これに気付いて僕の人生は好転したのである。
僕が想像していたイケおじ像
・ バリバリ仕事が出来る
・ 休日はサーフィンなどアウトドアな遊びに行く
・ 身体をほどよく鍛えていて胸板も厚い
・ 日焼けしていて健康的
・ 歯が綺麗
・ 知的である
・ 人生相談に乗ったりと色々頼れる
・ 人によっては髭が似合う
このハードル高さよ。
しかもこれ学生時代からの生粋の陽の民な感じがする。
かなり本人の素質にも左右されるのだ。
僕の迷走おじ時代
僕は迷走してジムに1年間週2で通って身体をデカくしたことがある。
どこか肩に力が入っていたのだ(物理)
20代の男の子に負けまいとしたのか本を読んでいらぬ教養を身につけようとしたり。
気になる異性をちょっとお洒落なご飯屋さんに連れて行ったり。
しかし今振り返るとこんなことは全くもって必要なかったのだ。
僕が提唱する哀愁おじ像
・ 清潔感がある
みんなこう思ったことだろう。
なんだよ哀愁おじって。適当じゃねぇか。
こいつのnoteはもう読まないと思った諸君。
ちょっと待って欲しい。
これには理由があるのだ。
アラサー、アラフォーはそもそも
清潔感を保つことすら難しい
いや、清潔感ならもうあるよ!
俺はそもそも若い頃モテてたぞ?と思う読者さんもいるかもしれないが
果たして本当に保てているのか?ということなのだ。
たとえば僕たちが20代の頃はノーセットの髪型でもなんとなくそれっぽい髪型に見えたときがあった。
しかし今だと当時より髪の毛の力も弱まっておりまめにいまや当時より手間暇やお金をかけていい。
毎日7〜8時間は寝ているのか。
運動習慣はあるのか。
自炊して野菜は食べているのか。
最低限でも服装に気は使っているか。
ストレス対策はできているか。
30代にもなると仕事の責任も大きくなっていく。
健康でいるのは僕らが想像しているより結構むずい。
アラサー、アラフォーの読者さんは同窓会に行ったりするだろうか?
クラス1のイケメンが老け込んでフツオジになっていたり、当時のマドンナも意外とおばさんになっていたりする。
20代の男の子に若さやファッション含むかっこよさで競合するのはまず無理だしな。
ここは同年代との相対評価といこう。
哀愁おじの需要
話は分かったよ。だけどその歳の頃のおっさんに需要あるのかよ!?
そう思うかもしれない。結論から言うとめちゃめちゃ需要ある。
20代後半〜30代前半の女の子から好まれる年齢差であり30代後半くらいの歳上のお姉さんからは可愛がられる。
最低限体型維持ができていてコミニュケーションが取れるフツメンというだけで結構需要がある。
なぜかというと前述したようにこの歳になるとライバルが勝手に自滅していくためだ。
太ってしまったり、肌が荒れてしまったり。
ハゲてしまったり、ストレスでそれどころじゃなかったり。
酒やタバコに走ってしまうこともあるだろう。
ハイスペやイケメンは早々に結婚して身を固めてたりするのでチャンスである。
30〜40年間身なりを保てて生きてきた個体はそれはそれで立派なのだ。
哀愁おじに筋肉は必要ないがお腹がぽっこりとかしてると哀愁が出づらいので引き締まった身体の方がよい。
あとは哀愁が解決してくれる
さて、ここまで来たら最後は哀愁に頼るのだ。
例えば女の子に
「今まで結婚とか考えたことはなかったんですか?」と聞かれたら
「もちろんあるよ。20代の頃に一度同棲に失敗しちゃって...まぁ、色々あってさ。ごめんね、ちょっと暗い話になっちゃって(笑)」
と多くを語らず遠い目をする。
それによって哀愁を醸し出しているwwww
向こうも
「ああ、これだけ長く生きてきたら色々あるよなぁ...」と哀愁を感じてあんまり深掘りしてこない。
というか僕の場合深掘りされると薄っぺらすぎて困るからちょうど良いw
女の子に飲み足りないから二軒目付き合って欲しいと言われることがある。
終電間際に
「終電だね。明日は遅番といえど仕事あるんでしょ?そろそろ行こう。」
と哀愁を醸し出しながら女の子を終電で帰したりもできるようになり、お嬢さんお帰りなさいなと言わんばかりに僕は哀愁おじへ一歩ずつ近づいて行った。実際は歳のせいでチ◯ポの準備ができていなかっただけなんだがww
とにかく男女問わず優しく親切に接したい。
デートに来てくれた相手が嫌な気分にならないように。
せっかくなら良い気分で帰ってもらいたい。
正直僕にはそれくらいしか強みがない。
20代の頃はとにかく無作為にスケベなことをしたい一心だったが、そこは歳取って大きく変わったところかなぁ。
色んなおじの形
僕はこのnoteを書いていて色んなおじがいていい。
色んな生存戦略があっていいという風に感じたんだ。
みんなはどんなおじが好き?
どんなおじを目指す?
良かったら教えてね。おじのフォロワーさんいいねしてね。
あとね、もうすぐフォロワーさんが600人いきそう。
いつも読んでくれてありがとう。