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街コンにいたイケメンに勇気を出して連絡先を聞いた話
僕は20代の頃は人と関わるのがあまり好きなほうじゃなくお正月休みを家から一歩も出ずに過ごすことが僕にとって最高の幸せで、生粋のインドア派だった。
映画、海外ドラマ、ゲームがすごく好きで当時は何時間でも没頭できた。当時は人がそんなに好きじゃなかった。
そんな20代後半の頃僕を狂わせた(良い意味でも悪い意味でも)のはPairsである。
アプリで付き合った子と旅行に行ったり美味しいものを食べ歩きしたり、キャンプが好きな子なら遠方まで付き合ったり。
バドミントンなど運動が好きな子と付き合ったら体育館を借りて一緒にやったり。そんな感じで人の趣味に付き合ってる間にみるみるアウトドア派になっていった。
その結果半日たりとて家にいるのが苦痛なほどになってしまった(劇的な変化だよね)。少しずつ社交的になっていった。
そんな中マッチングアプリで得たノウハウを生かして街コンに参加した。
最後のフリータイムで狙ってた可愛らしい女の子のところに行くと、
「僕もご一緒していいですか?」
と、普段から運動していそうな清潔感あふれる綺麗な顔をしたイケメンが来た。ついてねぇ...!ラストでこの男とタイマンかよ。
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そして...なんて"美しい男ッ"!!
ラスボスに相応しいじゃねえか。やってやる(震え声)。
話してると、彼は会社の社長の息子で跡取りになる人だったwしかも話も上手い。
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そんな中「さなぎさんはお休み何してるんですか?」とイケメンが話を振ってくれた。
「僕は横浜辺りのカフェに行くのが好きで...。」ともじもじしながら言ったら
「あれ?○○ちゃんも住まい横浜って言ってませんでした?お二人はご近所さんじゃないですか。」
「さなぎさんも映画好きなんですか?家近いんだから今度2人で行ってきたらいいじゃないですか(笑)」
みたいな感じで、僕とその子の共通点をたくさん見つけてくれた。
え?だってこれ、戦いの場なのに。その男の子も安くないお金を払って、異性を探してきているのに。
なんでこんなに余裕があって性格良いの?
僕はイケメンがたくさんスルーパスを出してくれたおかげでなんとなくその子といい感じになれた。
帰り際イケメンが
「あとはご飯にでも誘えば多分来てくれるはずですよ。あの子まんざらでもなさそうでした。では!あとは頑張って。」
と去っていくのを走って大急ぎで追いかけて、
「待って!連絡先教えてください!!」
と言ったのであるwポカーンとか、ぼーっとしちゃいけない、今を絶対逃しちゃいけないタイミングって人生で何回かあるんだと思ったww
その気になってたけど女の子と本当にデートが決まったけど、デートは頑張ったけど振られた。
イケメンにそのことを伝えたら、反省会で飲みにでも行きましょうかと言ってくれた。
何であのとき助けてくれたの?って聞いたら、2人を見てたら微笑ましくて、なんとなく応援したくなって...と照れくさそうに笑っていた。性格もイケメンすぎた。
そこから彼とは色んな街コンやら相席屋に行った。すごくいい友人になった。そして彼はマッチングアプリで素敵な奥さんを見つけた。
僕は歳を取るごとに人を好きになっていった。あんなに昔は心許せなくて好きじゃなくて、興味がなかったのに。
独り身で好きなように生きてると
「30過ぎて何やってんの?」
とか
「フラフラしてないで身を固めろ」
とか言う人もいるんだけど、自分も含めてどうせ最後はいつかみんな死ぬので何言われても好きに生きるぞ。
僕にとっては積極的にフラフラして積極的に人に会って何かを感じた方が良い。
こうしてブログで書いたり、ブログを購入してくれる人もいたり、読んでくれた人と実際に会って話す縁があったり、それはそれで新鮮で面白い。
みなさまが周りに何を言われようと縛られず邪魔されず心から好きなことを続けられますように。