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松岡英明Online Edition配信限定!《Forget me not special》音楽と映像で能登の復興支援を!2025.01.01(水祝)20:00/視聴会2025.01.10(金)20:00


【はじめに:これまでの松BOWの能登半島復興支援の記録と個人的状況のご説明】

2024年1月1日16時10分に発生した能登半島地震によって、主に能登に住む多くの人々が被災した。
その後、2024年9月21日に能登半島豪雨が発生。
復旧途中の奥能登では、豪雨のためにさらに被害が多発し広がった。

わたしの両親は能登に住んでいたため被災。
ライフラインがすべて断たれたため、一時、我が家に二次避難した後、電気のみ復旧した時点で能登に帰り、現在は仮設住宅に住んでいる。

〈松BOWの能登半島復興支援の記録〉
♦︎ 2024年8月2日(金)松岡くん&スタッフ藤沼さんとともに輪島市にて災害ボランティアに参加
♦︎ 2024年8月3日(土)金沢市片町/MOONCHILDさんにて
〜能登復興復旧・応援配信〜Not fade away Pre-event  《 F o r g e t  m e  n o t 》
♦︎ 2024年8月4日(日)千里浜/ビーチカフェ・ルアナさんにて
能登半島地震復興支援チャリティーライヴ《Not fade away》スペシャルゲストとして出演
♦︎ 2024年12月12日(木)松BOW、スタッフ藤沼さんとともに輪島市で2度目の災害ボランティアに参加
♦︎ 2024年12月15日(日)金沢市片町/MOONCHILDさんにて
(配信・有観客)ライブ《ゆる松#10 【Forget me not 2】》


地震発生後1年経った今年、2025年1月1日に、能登の復興を願って配信された《Forget me not special》は、
①能登で撮影された6本の松BOWの撮り下ろしのMV
②能登出身のkazpenさん(片町MOONCHILDオーナー)の楽曲《無限の記憶》撮り下ろしMV
③トークコーナー:松岡くん、カメラマン&スタッフの藤沼さん、2024年8月に開催されたチャリティーライブの会場ビーチカフェ・ルアナのオーナー西さん、チャリティーライブにも出演されたアーティスト花雨(かう)さんことしのぶさんの4人によるトーク
この3つの要素から構成されている。

災害ボランティアに参加された翌日から3日間に渡ってのMV撮影。
特に最終日12月15日は《ゆる松#10 【Forget me not 2】》配信ギリギリまで撮影されていたそうで、かなりのハードスケジュールだったと思われる。
その後、マルベル堂さんでのバースデイイベントや《Very Merry Xmas 2024東名阪ツアー》 、お誕生日配信(藤沼さんプロデュースの配信のはずが、高熱を出されてまさかの欠席)と忙しい日々を過ごされたのち、12月25日に、1月1日の配信に先駆けて新曲《Very Merry Xmas to You》をYouTubeにて公開。
年明けて2025年1月1日、初回配信(松岡くんコメント参加)ののち、1月10日(金)に視聴会が開催され、松岡くん、藤沼さん、kazpenさんがコメント参加された。

1/10の視聴会時には、『超拡大版!』と題して、過去2度MOONCHILDさんから配信された映像もプラス編集して配信。

いつもながらパワフルな活動内容。
しかも北陸の冬、冷え込む中で。
松岡くんいわく、金沢にはデビュー以来、ライブやイベントやプロモーションなどでよくいらしており、知り合いのミュージシャンも多くいらっしゃって、ご縁ある土地とのこと。
東日本大震災の時にも、2度にわたって災害ボランティアに参加されていたけれど、能登でも。
そして、これからも継続支援したいとのお話(《ゆる松#10 Forget me not 2》にて)も記憶に新しい。
石川県に住む者として、松BOWのお心のこもったご支援が涙が出るほどうれしい。
何度も言っていることだけれど、感謝の気持ちは何度表しても足りないくらい。
松岡くんのあたたかいお気持ちがたくさんこもった配信限定の《Forget me not special》。
初回配信時と視聴会時の感想をつづってゆきます。
能登を故郷に持つ者として、どうしても時として感情的になってしまうかもしれません。
ご容赦ください。


【待機画面】

待機画面は千里浜で海に向かって大きく手を広げている松岡くん。
モノクロの画像が、想像力をかきたてる。
夏にいらした時も、海に祈りを捧げたり、海と会話するように、長い間佇まれていた姿を思い出す。
画像の中央に大きく《Forget me not special》。
その下にはアップルマークのごとく、『みかん』のマーク!のTwittcasting プレミアム配信の文字ににんまり(松BOWはおみかんがお好き♪)
細部までこだわりある!

そして、画面左上に書かれた文章にもう涙が出る。
以下、商品詳細ページより。

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2025年1月1日は能登半島地震から1年がたった日です。

能登の人たちにとっては決して忘れられない、忘れる事のできない日。そんな1月1日という日を「震災があった日」だけではなく、何か未来へ向かえるような、少しでも楽しい思い出で上書きできないだろうか、

そんな思いでこのプロジェクトはスタートしました。そしてその思いを実現させるべく、能登の仲間の協力やファンの皆さんの後押しもあって、12月に再び能登を訪れる事ができました。

私たちが再び能登を訪れて見た事、感じた事、そして今できる事、そんなすべてを音楽と映像で表現した、ツイキャスプレミア配信《Forget me not special》1月1日配信です。

˖ ° ⌖ . ꙳ ✩ ˖ ° ⌖ . ꙳ ✩˖ ° ⌖ . ꙳ ✩ ˖ ° ⌖ . ꙳ ✩

松岡くんが何度も『最高傑作』『ぜひ観てほしい』と仰っていた配信。
ドキドキしながら視聴
本編に入る前に、このプログラムのプレイリストを。


【00Pradise Lost からの01 Hello】

配信が始まり
【00 Paradise Lost】が流れる。
2024年年末のクリスマス&生誕祭ライブも、始まりはこの曲だった。
胸がギュッと掴まれる感覚。
ことごとく失われたわたしの思い出の風景が頭を駆け巡る。

すると、松岡くんが
『きみのために歌うね』とやさしい笑顔で登場。
『わたしのために!』って、視聴者全員が思ったことだろうけれど、ココはもうそれぞれが『わたしのために』って思って良いだろう。
苦しくなった胸がキュンに変わったところで【01 Hello 】
東日本大震災の際に、支援の一環としてYouTubeに公開されたMVは、被災した方に限らず、たくさんの人の心を勇気づけてきた。
そのHelloを能登で新たに撮影された撮り下ろしMV。
室内(カフェ・ルアナオーナー西さん経営されるシェアハウス、Naluでの撮影と思われるが明言なし、だったと思う。)の椅子に座っているのがわかるけれど、背景は淡く写っているだけ。
ずっと松岡くんのアップ。
モノクロの画像なので色味はわからないけれど、お召しになっているのはバースデイイベントやライブで着用されていたピンクベージュのフリルブラウス。
胸元はリボンを結んで。
お顔にはキラキラビジューのフェイスシール。
ティアドロップ型のシールが、哀悼の涙のようにも見えたり。
座っているようだけれど、お顔も手の動きも表情豊か。
そして、ヴォーカルも撮影現場で撮ったそうで、伝わってくる熱量が半端なくて、心の揺さぶられ方もいつも以上。
(ここですでにああヤバいなと、わきあがる感情を抑える。)

モノクロの映像は、追悼の意味もあるのだろうか。
暗めの画面だけれど、冷たくは感じない。
松岡くんのヴォーカルが暗闇に灯るロウソクのようだ。

【トーク① 4人で能登ーク】

能登について話す、能登ーク(ノトーク)コーナー。
松岡くん、スタッフ藤沼さん、カフェ・ルアナオーナー西さん、花雨(かう)さんことしのぶさん(以下しのぶさんと記載いたします)の4人でのトーク。
(ちなみに、松岡くんのお召し物は"DOUBLE STANDARD"ロゴの黒フーディー、黒スリムパンツ。ラフなイメージ。)
まずは松岡くんから西さん、しのぶさんの紹介。
ここで、ビーチ・カフェの店名『ルアナ』(2024年8月に開催された能登復興支援チャリティーライブ《Not fade away》の会場)が、ハワイ語で『陽気な仲間と楽しむ場所』のことと知る。
なんとステキな由来♪
しのぶさんは花雨さんとして、チャリティーライブに参加され、西さんとともに、今回の撮影にたくさん力を貸してくださったとのこと。
感謝です!

2度目の災害ボランティアに参加されての感想を、スタッフ藤沼さんと松BOWがトーク。
まだ手付かずの場所も多いけれど、少しずつ復旧は進んでいる。
ボランティアセンターでも、ボランティア参加者が作業しやすいようになど、細かなところでアップデートしているよう。
(松岡くんは長靴を貸してもらったそう。)
松岡くんの、復旧が進んでいる面といない面、どちらを伝えて良いか迷っておられる様子に、視聴されていた方は、被災地で復旧作業に尽力されている方の奮闘が伝わってきつつ、目に見える復旧のスピードの遅さを感じたことと思う。

ちなみにトークコーナーは、多分Naluさんの室内。
視聴会では、ここでアコースティックライブをしたいと松岡くんがコメント。
なんと素敵なアイデア!
叶うと良いな。

【02 無限の記憶(kazpen/SIXX)】

Kazpenさんの楽曲。
今はSIXX名義で活動されているそう。
普段はとってもシャイなKazpenさんが、アーティストスイッチをオン!
アーティスト全開にして臨まれたMVに、コメント欄からもカッコ良い!と称賛多々。
そして、歌詞がとても良いとのコメントが、松岡くんからも視聴者さんからも。

こちらの楽曲について、Kazpenさんに作った経緯や思いなど聞かせていただけやないかとお願いしてみたら、とても熱いお答えをいただき感動したので、若干手を入れさせていただき掲載させていただきます。(ご本人にも許可をいただいています)

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【無限の記憶について】
一般的に歌詞の内容を見れば、『何年か同棲した男女が、彼女のことを考えることが出来ず、何も言わずに別れて行った彼女のことを日々、後悔している』
と言った内容になっていると思います。

ですが、自分としてはこれを昔に付き合った彼女に歌っているか?というと少し違って、能登で自分を育ててくれた母親へ歌っています。
(母はまだ生きてます。
でも、なかなか能登へ帰れないジレンマも含めて歌っています)

今回、松bowさんの能登での撮影のお話しをいただいてから、何度も自分で、松bowさんの楽曲の中に、SIXXのMVが入って違和感なく、松bowさんのファンにも馴染んで、能登への思いも織り込んだ曲として考え、選んだ曲です。

個人的には、キーが高く、ライヴでもあまりやっていない曲で、当日、松bowさんの前で歌うのはきつかったです(^_^;)

こちらが【無限の記憶】の原形です


28才くらいに書いた曲だったと思います。
この時の歌詞は完全に、別れた彼女に歌っています。
このときは、ギター、ベース、ドラムも自分で演奏しています。
3年前くらいに、この曲の動画を見て、「この曲を新たにSIXXの曲としてリアレンジしよう」と作ったものが、今回の収録したバージョンになります。

3年前くらい、TikTokに力を入れていまして、耳に残るフレーズを頭の中で何度も何度も試行錯誤して
>何千何万何億光年時が過ぎても
が出来ました。

>きみだけを の後の
>I miss you I miss you I miss you
も耳に残るフレーズとして気に入っています。
>たられば語れば  の韻の踏み方もTikTokを意識しています。

リセット、転生、過去にループは、今時の人生やり直し的なノリをいれてみました。

▶️リセット
は親ガチャみたいな。
▶️転生
は、転スラに代表される異世界転生ものマンガ、アニメが非常に多いので、そこに刺さればと。
▶️過去にループ
は、東京リベンジャーズのたけみちですね、東リベ、大好きなんで。

男って未練が残るんで、あの頃、あの彼女のことをもう少し考えていられたら、別れなかったのかな、なんて、男の情けない部分を前に出して作りました。

曲は24年くらい前に作ったから、歌詞とメロディを2、3年前にTikTok狙いで書き直した曲というのがまとめですかね。

全体的にはそんな感じの曲で
ライヴでは、あまりやらない曲ではあったのですが、あの撮影を経て、それじゃあ、ダメだと。
歌い切れるように、走ったり、腹筋したりと体作りから変えていく努力をしております。 (Kazpen/SIXX)


【無限の記憶】歌詞
SIXX
作詞作編曲 かずぺん

君がサヨナラを告げ 
いなくなる いなくなるまで
気づかない馬鹿です
君が笑顔の裏に奥深く隠してた涙
気づけない馬鹿です

君が溢れだす…散らかった部屋から
うっかり焦がした料理や胸の高鳴り
イビキがうるさいと鼻を摘まれた指も
掴めない

何千何万何億光年、時が経っても
君だけを
I miss you I miss you I miss you
たられば語れば
リセット、転生、過去にループして
伝えたいよ「愛してます」

そばにいてくれること
当たり前?当たり前じゃないんだよ!
いまさらな馬鹿です

君が溢れだす…ただ息をしてても
2人で使ったアプリやシングルベッド
脱いだ靴下をそのままで怒られたことさえ
幸せだった

何千何万何億光年、時が経っても
君だけを
I miss you I miss you I miss you
たられば語れば
僕がもっともっと君へと歌えたら…
届きますか?「愛してます」

記憶の中に隠てないで…出ておいでよ
どうしてどうして1人で答え決めたの?
「一緒にいたい」と一言でいいのに
寂しいよ

何千何万何億回と涙こらえて
こんな僕に
「I love you I love you I love you」
たられば語れば
リセット、転生、過去にループして
その想いに応えたい…

何千何万何億光年、時が過ぎても
君だけを
I miss you I miss you I miss you
たらればやめれば
意気地なしの僕は生まれ変われるかな
伝えたいよ「愛してます」
僕に降り続く 無限の記憶

˖ ° ⌖ . ꙳ ✩ ˖ ° ⌖ . ꙳ ✩˖ ° ⌖ . ꙳ ✩ ˖ ° ⌖ . ꙳ ✩

12月にMOONCHILDさんから配信された【ゆる松ライブ#10 《 Forget me not 2》】では、KazpenさんのMV撮影について、松岡くんから裏話として、カメラテストも兼ねての撮影で、ご自身からもアドバイスされたそうなのですが、Kazpenさんの素晴らしいパフォーマンスに、松岡くんが逆に触発されたとの素敵なお話しもありました。

Kazpenさんは、SIXX名義で、お仕事の傍ら精力的にライブ活動されています。
地元金沢だけでなく、時には名古屋や東京などでもライブされることも。
機会があればぜひ♪

↓SIXXさんの𝕏 アカウント↓


こちらも教えていただいたので、リンクを貼らせていただきます。
《What kind of artist is SIXX? 〜SIXXとはどんなアーティスト?》


【03 ときめきの居場所】

ソファに真正面を向いて座り、歌う松BOW。
ここもモノクロ画像。
黒フーディーを着て、【Hello】の時とは違う、プライベートな雰囲気。
カメラに向かって語りかけるように、次第に熱を帯び、渾身のヴォーカルで歌われる姿に、またもや心が激しく揺さぶられ、冷静になんて観られない。
心震える歌唱だった。

〈トークコーナー② 奇跡を起こす100円玉!〉

こちらのトークコーナーでは、チャリティ生写真販売で集まった金額を数える様子を撮影。
ライブ会場に設置された500円玉貯金箱。
チャリティ生写真は1枚500円。
購入した方が、1枚につき500円玉硬貨(500円玉硬貨限定)を貯金箱に自ら入れるシステム。
500円玉貯金をすでに何度かされている松岡くんの発案。
8月下旬に開催された《The One 2ndシーズン#10》東名阪ツアーからの募金となったと思うのだけれど、それがもう貯金箱がいっぱいに!!
ファンの方々の被災地に寄せるお気持ちがいっぱい詰まっている!

貯金箱を開けて、テーブルに広げると、本当にたくさん。
何枚あるのだろう?
すると、松岡くんが、実は一度開けてみたことがあり、その中に100円玉が1枚紛れ込んでいたと説明。
これについて、松岡くんは、良からぬことを考えられた人が…と一瞬思ったらしいのだけれど、それをスタッフの藤沼さんに伝えると、それは違うのではないかと。
500円にプラスして入れたのではと。
(これについては、ファンの間で別考察。単に500円玉と100円玉を見間違い、あるいは取り出し間違いしたのでは?とか。
500円玉限定と知らずに、100円玉を5枚入れるつもりで、1枚目を入れた時点で500円玉限定と気づき、その後500円玉を入れた、など。)
真相はわからない。
けれど、松岡くんは『奇跡を起こす100円玉』と力説。
発案された方も、募金をされた方も、被災地に寄せる思い、尊い。

そして数えてみた金額が…。

111,100円!!

なんと見事に1並び!
そして、これはエンジェルナンバーと言うらしく、新しい始まりやチャンスを表しているそう。

わたし含め、コメント欄はこの奇跡に沸いたのだけれど、松岡くんは浮かない顔。
数える前にあれだけ『奇跡をおこす』と力説していただけに、『仕込んであった』感がするのでは…と。
誰もそんなこと思わないのだけれど(コメント欄もその主旨のコメントで埋めつくされた)松岡くんはずっと気にしており、後日開催された視聴会では、このトークコーナーに加えて、こちらの経緯を話した12月のMOONCHILDさんからの配信【ゆる松ライブ#10 《 Forget me not 2》】を流した。
(大事なことだから2回言いましたね!
不思議なこともあるもんだ、さすが持ってるわー松岡くん!とわたしなんかは単純に思いましたが。)

それはともかく、その111,100円は、輪島市社会福祉協議会さんに寄付されたとの報告。
輪島市の災害ボランティア活動のために役立てられるそう。
能登出身の者として改めて感謝いたします。

【04 真夏の誘惑】

千里浜海岸で撮影されたMV。
DOUBLE STANDARDロゴの黒フーディーに黒のスリムパンツ。
海に向かって手を広げたり、歌詞にあるように、砂に『アイシテル』と書いてみたり、波打ち際を走ったり、と、キュートな松岡くん全開!
撮影された日の千里浜海岸では、撮影直前まで雪が降り、海も荒れていたそうなのだけれど、奇跡的に晴れた瞬間に撮影されたそう。
海もこの時期の日本海と思えないほど穏やか。
さすが『持ってる松岡英明』である。
それか、能登が松岡くんを歓迎した?
それはともかく、その限られた時間でワンカメで撮ってしまう藤沼さんの腕。(長靴をはいて海に突入されたそう。海が荒れていなくて本当によかった。マジで危険です!日本海なめたらアカンです!)
松岡くんの魅力全開なのだけれど、背景の海がまた、繊細に編まれたレースのような波を幾重にも重ねて美しくて。
わたしにはモノクロの画像がカラーにしか見えず。(だって、友だちや家族や一人でも、何度も訪れている海岸。能登に帰る際も必ず目にする風景)
その瞬間に、能登の変わり果てた海の風景が頭に浮かんできて、とうとう抑えきれない感情が溢れてしまった。
年末から地元メディアでたくさんの被災地の状況を目にしたのもあると思う。
思い出の場所が一度にすべて奪われて、多分、そこはもう元のようには戻らない。
初回配信の際に思わずネガティブなコメントをしてしまったことを謝ります。
反省しています。
せっかく楽しく皆さんで視聴されていたところに水を差してしまった。
そして、新たな楽しい記憶をと、ハードなスケジュールで撮影してくださったお気持ちを考えずに、感情的になってしまった。
自戒。
後日、視聴会でもまだ千里浜が映ったMVはちゃんと観ることができずだったのだけれど。
アーカイブ終了直前に開催されたライブでのチェキ会の際に(フィルムチェンジで時間があった)、配信の感想を尋ねられ、素晴らしいMVだったことは確かなのだけれど、称賛の言葉だけお伝えすると、見透かされてしまうと思い、正直な気持ちをお話したら、『少しずつですよ』など、お心のこもったあたたかいお言葉をかけてくださり、(泣きそうだったけれど泣かなかった)それを機にやっと心が落ち着いて、じっくり拝見したら、『大自然が先生』と仰っていた松岡くんらしい、自然の中に『松岡英明そのまま』の印象で、楽しげに波と戯れており、癒された。
波打ち際を疾走する姿は、工場地帯の夜景をバックに失踪する【Visions of Boys 2020】をチラリ思い出したけれど、あちらは何かに駆られるように走っていたのが、【真夏の誘惑】では、光の中、『光差す未来』に向かって走る(みるみる小さくなった、すごいスピード!さすが陸上部!)姿に、笑みもこぼれた。
ラスト、走る途中、寄せる波をひょいと軽くかわしているのもカッコ良くて!
立ち止まって海に向い、手を天に向けておられたのも。
祈り、願いもあるだろうけれど、希望を引き寄せているかのようにも見えた。
ファンの皆さんにも大好評だったMV。
またいつの日か、目にする時があれば、もっと平らかな気持ちで観ることができると思う。
そんな日を願っている。

【05 すべてはきみの瞳の中に】

イントロ前のピピピピの映像は2021.09.07に配信された《The One 1stシーズン#02》(2018.11.22開催有観客ライブだったセトリを配信で再現)のものと思われる。
この時の松岡くんの表情が、正に『アーティスト松岡英明』で、ゾクゾクするほど魅力的。
普段は柔らかくてやさしい雰囲気の方だけれど、そのミステリアスでクールな表情にドキリ。
簡単に理解できない、させない『松岡英明の音の世界』。
だからこそずっと惹かれるのだろうな。
などと思っていたら、イントロが始まって映像も一転、プライベートな雰囲気。
金沢駅の鼓門(つづみもん)が映った!
ダウンジャケットをお召しになった松岡くん(レア!)が、『めっちゃ寒いんだけど!』と何故かうれしそう(笑)
鼓門をバックに自撮りしようとする場面や(正面は、いったん鼓門をくぐらないとなのだけれど、それを知らずに自撮りしようとしていて、藤沼さんに指摘されているの可愛かった♡)、撮影用だろうか、スニーカーを購入している場面も。
(一緒にお買い物しているみたい♪妄想タイム笑)
石川県民なら誰もが知っている『八幡のすしべん』(イートインもできるお弁当屋さん)も立ち寄られたようでびっくり!、

MVの撮影風景を別カメラで撮影している映像も挟みつつ、この配信のメイキング映像のよう。
メイキング大好きなのでうれしい♪
この時に映った千里浜は、雪が降って波も荒れており、《真夏の誘惑》のMV撮影時は本当に奇跡的に晴れたのだと改めて驚き。
松岡くんが、目の下にパックを貼っているレア映像も!(さすが美意識高い!見習わないと!)
メイキング映像はしのぶさん撮影だそうで、素敵な映像ありがとうございます!
メイキング風景以外の場面では、屋内の階段の踊り場で歌われ、高い窓から光が差しているのが印象的だった。
ラストには、12月にMOONCHILDさんからの配信後に、松岡くんのお誕生日を祝うサプライズがあったのだけれど、ケーキのロウソクの火吹き消す瞬間に、そこにいたファン友さん(わたしも)が映っていたのもうれしかった。(こちらは藤沼さん撮影と思われる)
こちらも視聴者大喜び、地元に住む者としてもうれしいMVだった。

わたしの瞳の中に、美しい能登の景色は『記憶』としてしか残っていないけれど、支援してくださる方々のお気持ちや、被災地で懸命に暮らす人々の姿で、『今』の能登の景色も別な輝きを持った景色となることと思う。

【06 Paradise Believer】

ここまでのMVはどれも座って歌われていたのが、この曲では立ってスタンドマイクを使われての歌唱。
お衣装もゴシックテイストのジャケットで、『ライブ』を感じる。
こちらの楽曲は、年末の《Very Merry Xmas 2024》のラストでも歌われ、わたしの中で印象が変わった曲。
失った楽園を探しにゆく、力強い、心強い楽曲へと。
松岡くんの『今』のヴォーカルだからというのもあると思う。
音源も新たにミックスされたのだろうか?
伝わるものが大きく多かった。
最後にブラウン(松岡くんの相棒的?クマのぬいぐるみ)のアップ。
『だいじょうぶだよ』って励ましてくれているようでほっこりとした気持ちになった。

そして、冒頭にもあった
『Hello !きみのために歌うね』とやさしく微笑む松岡くん、再び。
MVを観た後のこのメッセージは胸に沁みる。
余韻の残る演出。
でもなぜ再び?
大事なことだから二度言った?
それとも、継続支援を口にされていたから、次回の『何か』への橋渡し?
などと、今ふと思いついたことを書き留めておく。

それから、映像では光の入れ方が素敵だなという印象も。
(藤沼さんコメントにて、60年前のオールドレンズを使われたそう。
モノクロ映像ながら、冷たい印象がなかったのは、レンズの効果もあったのだろうか。
光は希望の象徴と思う。
こちらも、というか、どれも素敵なMVだった。

【07 Very Merry Xmass to You】

ずっとモノクロの映像だったのが、ここへきてカラーへと。
松岡くんのお衣装は、以前にご自身で『正装』と仰っていたダークレッドスーツ、シルクハット。(グッズのクリアファイルにもそのお姿拝見できます♪)
室内の床には、Xmasをイメージさせる、キャンドルや人形やポインセチアなどが置かれて、暖色系で統一された映像にホッとする。

『世界中のどんな人も、クリスマスにはハッピーになって欲しい』との願いが込められており、壮大な願いでありながら、楽曲は、暗闇に灯り、そっと心に寄り添う小さなキャンドルのような楽曲。
YouTubeにアップされたのは2024年12月25日。
☆words+music by hideaki matsuoka
☆arranged  by shohei narabe / hideaki
matsuoka
☆ directed by tetsuo fuzinuma


わたしはそれ以来毎日視聴していて、特に気持ちが沈み込んだ時には、すくいあげて笑顔にしてもらっている。
松岡くん久しぶりの新曲ともあってか、Xmasを過ぎてもYouTubeの再生回数が止まることがない。

概要欄には、歌詞と、和訳歌詞が掲載されているので、そちらも必見!
(個人的に、ブラウンと初代ブラウンも映っていてうれしい♪)


〈最後に 松岡くんが撮りたかったもの〉

以前【Visions of Boys2020】のMVを撮影され、配信された時に、松岡くんは仰った。
『次の時代のMVを考える時に、海外アーティストを真似するのでなく、松岡英明をやり切ることで良いんじゃないかって。その方が闘える気がしてきた』と。
そのお言葉通り、シンプルに『多彩な松岡英明の魅力』を表現したMVだった。


能登半島地震から1年。
被災地で暮らす方に取材されていたテレビの特集を観たら、まだその方たちにこの1年を振り返る余裕はないようだった。
その日その日を不安な気持ちを抱えて必死に過ごしている様子だったけれど、松岡くんが仰ったように、少しずつだ。
ゆっくりだけれど復旧も進んでいる。
地元では『復興元年』の文字を各メディアで何度も目にした。
この配信は、個人的に『笑顔の種』と思う。
種をまいて、1年目はまだ咲く花は少なくとも、2年、3年と年を重ねるにつれ、咲く花も増えて、咲く花の大きさも変わるだろう。
何年も経った後で、震災1年後に配信された《Forget me not special》の意味を、その思いの深さを、また改めて感じることと思う。
ありがとうございました。
深くお礼を申し上げます。

【追記】
1月10日に開催された『超拡大版!』の視聴会のプレイリストも掲載しておきます。

過去のMOONCHILDさんから配信した映像が加わることで、『楽しい』要素満載!
そこをこう繋げるんだ!?という驚きの編集も楽しい♪
松岡くんが編集されたそうで、コロナ禍で培った映像編集のスキルがここでも役に立つなんて、人生って不思議、いや、素晴らしい!
ちなみに、『超拡大版!』のアイデアの元は、松岡くんのお父さま。
初回配信時、視聴時間は1時間ほどだったので、『ファンの皆さんは(時間的に)物足りないのでは?』と仰ったそう。
さすが松岡くんのツイキャスをご覧になっているだけあって、よくご存知!
お父さまのお陰で、過去の貴重映像をもう一度観ることができた。
お父さま、松岡くんに感謝。

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