EPICレーベル創立45周年記念☆ライヴ・フィルム《Live EPIC 25》一夜限定プレミアム上映
2003年2月23日に代々木第一体育館で開催された《Live EPIC 25》は、エピック創立25周年記念して、エピックに在籍していたアーティストやバンドが出演した音楽イベント。
その当時、子育てと仕事に追われていて、推しからも音楽からも離れてしまっていて、そんな素晴らしいイベントが開催されたのを知ったのはずいぶん後。
DVDが発売されているのを知り手に入れたのは昨年。
そのLive EPIC25が一夜限定で劇場にて上映されると知り、幸運なことに、上映劇場は県内にもあり、即座にチケット購入。
DVDで視聴したとは言え、大画面で観れたら臨場感違うだろう。
追体験することで、リアタイ出来なかった悲しさも少し埋まるだろうし。
ということで、エピック・ソニー中最推しの松岡英明さんのグッズのTシャツとラバーバンドを身につけて参加♪
入場時に特典としてステッカーを頂きスクリーンへ。
観客はほぼ同世代とおぼしき方々。
同じ青春時代を過ごしたと思うとなんだか感慨深い。
リアルライブだとちょっと押したりするけれど、映画なので予定通りスタート!
まずは鈴木雅之さんと桑野信義さん。
途中、お姉さまの鈴木聖美さんとのデュエットも。
最強歌うま姉弟!
ソウルフルな歌声に、心中で『上手いなー』と何度も感動。
楽曲提供された大沢誉志幸さんとのデュエット【ガラス越しに消えた夏】もとても素敵だった。
次に大沢誉志幸さん。
ハスキーな声で【CONFUSION】文句なくカッコ良い。
最近映画にもなった【そして僕は途方に暮れる】が沁みた。
小比類巻かほるさんはいつ見てもお美しい。
キラキラ輝きを放っておられる。
伸びやかな歌声の【Hold On Me】にうっとりした。
そしていよいよ松BOW(松岡英明)の出番。
本来は岡村靖幸さんが出演する予定だったのを、急遽ピンチヒッターとしての出演だったと聞く。
真っ赤なスーツの松BOWがステージに登場した途端、客席からあがる驚きと喜びの歓声。
EPICソニー創立25周年のお祝いのメッセージ、平和へのメッセージ、そして親友を思いやってのメッセージの後【以心伝心】!
ステージを全速力で走ったり、以心伝心ポーズしたり、元気いっぱい!
キュートなルックスだけれど、歌うとキリリとカッコ良くなるの、デビュー当時から好きだったな、なんて思っていたら、こちらも胸がいっぱいに。
涙にじんだ。
一緒に歌いたいけれど、映画館なので我慢した(辛い)
途中、岡村ちゃんの【だいすき】の歌詞を入れて【以心伝心】歌うシーンは熱い友情を感じてグッと来る。
度々思うことだけれど、松BOWって友情に厚い方なのだなと。素敵です♪
たった一曲だったけれど、渾身の一曲、スクリーンで観ることができて幸せでした。
アーティストの出演順も良かった。
松BOWの次は大江千里さん!
今はジャズピアニストとして活躍されており、もう弾き語る姿を拝見することは出来ないだけに、当時何度も聴いた【YOU】に涙にじみ、【REAL】で涙こぼれた。
関西弁のMCでエピック愛も。
【十人十色】ホント名曲!!
THE MODSは、失礼ながら名前のみ存じ上げている程度だったので、新鮮に、単純にカッコ良い!と聴いた。
バンドサウンドはバンドごとに音がどうして違うのだろう、などと考えつつ。
続くHARRYさんはこの時ソロだけれど、THE STREET SLIDERS は《ジャストポップアップ』(松BOWが初代MCのNHK音楽番組)で時々聴いていたので、『やっぱカッコ良いなー!!』と。
そして、DVD未収録だった
BARBEE BOYS の登場!!!
杏子さんがスカートの裾を翻しながら踊るパフォーマンスがセクシーでカッコ良い。
KONTAさんの鋭い表情、声、攻めたサウンド、歌詞も。
当時から人気あったけれど、お子ちゃまな私はついてゆけず、で。
今しっかり大人になって聴くと、こんなにカッコ良いのかと再認識。
アンコールの応え方もカッコ良かった。
TM NETWORKは、デビュー当時、友人から教えてもらって好きになった。
『何このサウンド⁈』ってぶっ飛んだ記憶。
どの曲聴いても好きだしカッコ良い。
小室さんホント天才。
ウツさんセクシー。
木根さんが舞台装置の花火みたいなのに驚いている姿にほっこり。
(今より火の勢いが強くて私もびっくりした。時代?)
【Self Control】は松BOWもカヴァーされている(未来飛行機名義)血がたぎる楽曲。
そして続けて渡辺美里さんと小室哲哉さんのステージ。(出演順素晴らしい)
お二人が同じステージに立つだけで胸が熱くなる。
【きみに会えて】をシンプルに歌うみさっちゃん。
声の魅力がストレートに伝わる。
【MY REVOLUTION】では尊くてほろり。
みさっちゃんのキュートなMCのあと、お一人で歌われたのだけれど、感極まってか【10 years】(だったと思う)で涙を溜めて歌われており、もらい泣き。
号泣しそうになり恥ずかしかった。
(両隣、人がいた)
続く佐野元春さんも、私の青春時代に欠かせないアーティストさん。
田舎に住む高校生には洒落た歌詞、サウンドが憧れだった。
元春さんも友人に教えてもらった。
サブスクのない当時は、レコードを借りたりダビングしてもらったり、そこで情報交換や音楽について話をしたりと、今と違う楽しみ方があったように思う。
フィナーレは
出演者全員での【SOMEDAY】!
楽曲ぴったり。
錚々たる出演者がステージに並ぶの圧巻!
みさっちゃんと小比類巻かほるさんが微笑み合いながらタンバリン叩いている!
松BOWがめちゃ楽しそうに口ずさんでいる!(しかもTMの横!!端っこにいた小室さんを中央に導いたりも♪)
大沢誉志幸さんと鈴木雅之さんがひとつのマイクで歌われているー!!など感動の嵐。
当時、すでに EPICを離れている方もいたけれど、どのアーティストさんも EPICに対する並々ならぬ愛を感じたし、お互いを切磋琢磨する『同士』として尊敬し合っているのが伝わってきた。
当時はレーベルのことは意識せずに聴いていたけれど、気づけば EPICのアーティストさんばかり聴いていた。
特別なレーベルだったのだ。
私の青春時代に EPICがあって良かった。
最後に、 客席にいらしたEPICソニー創立者の丸山茂雄さんを紹介して締め。
3時間30分と長いはずの時間だったけれど、あっという間だった。
欲を言えば、手拍子や拍手くらいしたかったけれど、それはこのライヴフィルムのBlu-rayを購入して(予約済み)家で楽しむ時に。
創立45周年おめでとうございます!
できることなら
《Live EPIC 45》も観てみたい!!と思うのでした。
みんなまだまだ若い♪
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