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新潟戦を振り返る〜メリットが見えない形のロングボール戦術〜

この記事を3行で表すと

ロングボール1本で点が決まることはほとんど無いため、セカンドが大事。
今はそれが疎かになっているように感じる。
数試合前は良かったのに何で…😭

です。最後まで見ていただけると嬉しいです!

新潟戦の振り返り

アルビレックス新潟戦を振り返っていきます。
※あくまで投稿主の感想です

京都の基本的な攻撃の流れは
まずビルドアップをして、困ったら前線にロングボール蹴るという形だと思います。

私はこの攻め方自体を否定するつもりはありません。問題に感じているのはここ数試合、選手の配置が何を意図しているのかわからず、失い続けている点です。

鹿島、新潟戦では画像のような配置が多く見られた印象でした。
・中盤2枚が低い位置を取りビルドアップに参加する
・前線は横に広く陣取る

16:50ごろのシーン

上は武田にボールが入り前進できたシーンでした。これのどこが問題だと思っているかというと以下2点です。

後ろで繋いでも…

ボールを低い位置で保持しても青色のところに人がおらず、前後分断された構造になっています。

前線の選手が相手の最終ラインに張り付いている形なので、前にボールを入れる事ができず結局前進できない場面が多かったとおもいます。

ビルドアップからチャンスを作れるシーンはほとんど無く、困ってロングボールを蹴り込むことになっていました。

ロングボール蹴っても…

上の画像の状態で前線に蹴り込んでも、ほとんどチャンスを作れていなかったと思います。

試合を見ていて感じたのは
「ヘディングでの競り合いになった場合に競り負けても、勝ってもメリットを感じない」ということです。

まず負けた場合ですが、セカンドボールを拾える位置に人が少ない点が問題だと感じています。
中盤の選手が後ろと前に散っている為、スカスカになってしまっています。

次に競り勝った場合を考えてみると

  • 前線の選手は広く横に並んでいる

  • 競った選手より後ろにはフォローできる選手がいない

状態で次にどう攻撃に繋げるのかが難しいと思います。

16:50のシーンのように上手く足元に収まれば前進可能ですが、そういった場面はあまり無く、ほとんどが空中戦になってしまってました。

ヘディングで競った場合にどこに落ちても攻撃に繋がり辛いんじゃないかと思ってました。
(難易度が高いですがゴール方向にフリックして、味方がフリーで拾えばシュートまで行けるかもしれませんね…)

まとめ

上で書いたように、ビルドアップでの前進を試しますが、大体の場面でうまくいきません。

ロングボールを放り込みますが、その時の形が良くない為、勝つ可能性が低いギャンブルをずっとやっているような状態になっています。

以前書いたようにガンバ戦では良い形でができていたと思うのですが、何故かその形を捨てたような試合が続いており残念です。


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