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量か質か推移を年齢別に考えてみた

1月も早いもので下旬に入り、冬の寒さが増してきました。北海道ではこれまで雪が平年より少なかった地域にも、ドカッとまとまった雪が降り、雪は帳尻合わせのように降るもんだと実感しています。

仕事において「量か質か」のどっちを取るのか。
この話は、noteやvoicyで色んな方が話されていますが、これまでの自分自身の経験で思ったことを書き綴ります。

量と質のどっちを取るのか

前提としては、僕は両方目指しています。
ただ、年代によってこの比率は違っていました。

社会人の前半、20代前半は量の意識を強くもってきました。
これは、その時の諸先輩方に「とにかくやれ」や「役に立たないと言わせないために量をこなせ」と飲みの席で言ってくれたことが影響していると感じています。
結果的に先輩方に恵まれてたという話でもあるんですが、その言葉のとおり、先輩方に多くの仕事を経験させてもらいました。

量が質を作っていく

量を意識してきてよかったと思うのは、多くの失敗をし、量がのちの質を作っていくと感じたことです。

20代前半は、工事を監督する部署に勤めていまして、多くの工事を経験させてもらいました。
同じような内容の工事を数多くこなすものではあり、人によっては飽きることもあったと思います。
各現場では小さな問題が何かしらの出てきて、経験の少ない僕はその都度小さな失敗や何もできず戸惑う経験をしました。
このような経験の積み重ねが、失敗を事前に防止できる知見や戸惑わず向き合えるスキルに繋がっていきました。
僕の考えとしては、質は小さな経験の積み重ねや、その都度の思考がベースになるものだと思っています。

質を上げていく

年齢が20代後半から30代に入ると、職場での立場が変わって中堅になっていきます。
20代前半では量をこなして「やれる奴」という信用がある程度得られていましたが、結果や質で信用を得ていくフェーズになります。
この頃は量と質が五分五分くらいの意識です。
例えば、小さなことですが、文章の誤字脱字は、全くなくすことはできていませんが、なくすことが信用を上げることに繋がると考えて、他人に見せる前に見直すようになりました。
また、これまでの経験を組織に還元することも考え、職員向けのマニュアル作成に取り組んできました。これも、これまでの経験や思考がベースになって取り組めたものだと感じています。

さいごに

これまでの職歴では、最初は量を優先に取り組むことで、のちに質がついてくると感じています。
そして今後は、より質を優先して個人としての信用を上げていくものだと考えています。
あくまで30代半ば時点の経験の話ではありますが、最初から質を優先していては、少なくとも今の自分のスキルがないと感じています。

皆さんはどうでしょうか。

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