Retie
Merbesの後半はかなり良く踏めていたこと、前日の練習から調子が良い事がうかがえた。どれだけいい走りができるのか楽しみだと思いスタートした。
機材
ウェア類
ヘルメット:OGK Izanagi
サングラス:Oakley Rader EV Advancer
グローブ:OGK RPG-8
ウェア:Köchel
インソール:solestar blk
シューズ:Shimano RC902
ハンドル&ステム
ハンドル:One by Esu J-carbon grand-monroe 360mm
ステム:One by Esu
バーテープ:OGK BT-02
ペダル
Look Keo2max
ホイール
Gokiso 35mm
タイヤ
F: Formula pro rbcc 25C/R: Formula pro S-light rbcc 25c
空気圧
F 6.2bar R 6.0bar
Race info
距離
68km+7km*10laps =138km
Result
49位
目標
勝ち逃げに乗る/トップ10
作戦
レース展開に乗っていく事
Race data
Time:3:01:53
AP:240w
NP:290w
AveCadence:85rpm
Avehr:160bpm
Maxhr:184bpm
レポート
コースの特徴
大周回の様子が分からなかったが小周回は広い向かい風の大通りから狭い追い風の農道に入るコース
予想
1h~1.5hの間に逃げor追走が決まると予想した。
内容
雨である事から前半に決まる可能性がある事も頭に入れてスタートした。また大周回は様子がつかめていない為、逃げに対する警戒と道に対する警戒を含めて前に位置取りすることにした。道幅が広く位置取りはしやすいが、周りからかぶされて一気に下げられるため、流れを見極めて前に上がり続ける必要があった。
スタート直後からアタックが繰り返される。15分ほど過ぎて20人弱が10秒ほどのギャップが出来て前のグループに入ることが出来たが、これは回らずにさらにアタックする選手が出てきたことと集団の勢いが大きい事で飲み込まれる。
まだ集団の勢いが大きすぎると判断して、少し位置を下げたタイミングで6名程の逃げが決まってしまった。ここでは自分では抜け出せるタイミングと感じる事ができなかった為、まだ見逃している周りの動きや集団の機微があるように感じる。こうやって見ていく事でレース勘を鍛えていくしかないんだろうな。
切り替えて追走に入るタイミングを見逃さないように準備をする。前にいることで唯一の石畳区間で後ろが切れたタイミングや小さいチャンスで少し踏んで前に入る事が出来て、追走になりそうな動きに入る事が出来た。しかし決まらない。その中でもアタックする選手が減ってきていてペースダウンが激しくなっていることから、どこかにチャンスがあると考えた。
1時間ほど経過したタイミングで強豪選手を含む5名が抜け出す。そこに自分を含む選手4名で抜け出すことが出来た。最終的に自分ともう1人が追いつき7名の追走を形成。しかしほどなくして吸収。ここで一度回復するために位置を少し下げたところ、前でカウンターアタックを掛けた選手がいたこと、追い風で集団が引き延ばされている事で少し苦しむ。
この調子でずっとレースが続いていく。レースは緩むタイミングがある中でも1時間で約48kmとハイペースで走り続けている為、大周回では追走は決まらないと考えた。緩んだり伸びたりする中でペースが調整されているように感じたので、逃げに対して1分ほどのギャップで推移していると推測できた。このまま少し休みながら小周回に入る。約1分であれば残り40km~20kmで追走が決まるかもしれないと推測する。
向かい風区間でアタックがあるが追走を狙う選手が多くつながる。決まる気配はないが、疲れたタイミングで一気に決まる事があるので前に位置取りをした。残り8周に入ったところでキレのいいアタックをする選手と一緒に抜け出す。これも6名程抜け出すがローテしたときに踏める選手とそうでない選手でギクシャクしている間に後ろが追いついてきてしまう。
更に残り4周に入ったところで前5名に対して6名で追走に入るが、追いついて間もなくして集団もつながってしまう。自分はここで踏んだことによるダメージが大きく、後ろにつくことですらきつくなってしまい、後ろでぶらぶらするだけになった。千切れたいと思うくらいきつくて、残り2周くらいなら千切れても走らせてもらえるかな…とか悩んだが最終周回でスプリントできる可能性がゼロではないので、千切れるか千切れないかのところで耐える。そうしてなんとか最終周回に入る事が出来たが、ここからスプリントに向けて位置取りできるほどの余裕がなく、少し位置を上げてゴールするにとどまった。
感想
前回と異なりしっかりと周りを見てレースを進める事が出来てその点の修正ができた。また今回のようにスピードが速いレースでも位置取りをしっかりして、前をキープできたのも収穫だった。流れを見て上がる/ブロックが出来ている事で技術的に向上を確認できた。
アタックして抜け出せる瞬間があったことも収穫だった。今までのレースよりもアタックにスピードが必要(大きな力)だった為、アタックして戻ってきてからの回復のさせ方やアタックする力の配分などを真剣に考えて実践することが出来た。今回の収穫を活かして次回以降走りたい。また今回は抜け出すタイミングを牽く事が出来なかったが今後もトライして行って確率を上げられるようにしていきたい。
この後2レースは短い期間で続くので吸収したことをブラッシュアップして目標を達成したい。
Photo Ken Hasikawa