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様々な「他者との関わり」を学ぶ。(子ども食堂・居場所日記第8弾!)

こんにちは!
こむらどのnoteを読んでくださり、ありがとうございます♪
こむらどはこの日本社会に長く存在してきた子どもの貧困や教育格差という社会課題に対して、若者が自分の心と体を動かし、アクションを起こしていく団体です。
主に大学生が主体で活動しています。
こむらどメンバーは、4つの子ども食堂・居場所施設へお手伝いに行き、日々子どもたちと共に遊んだりご飯を食べたり勉強したりしています。

今回はそんなこむらどメンバーたちの子ども食堂や居場所施設での様子、感想を皆さんにお届けする第8弾!
ゆったりゆっくり読んでください(^^)


2023年12月16日 子ども食堂・居場所日記Part41

「年齢にとらわれず、誰とでも対等に」

こんにちは、ゆい&ゆづきです!
今回初めてプレイパークへ伺いました。

初めてのボランティアで不安な気持ちが大きかったのですが、子どもたちは人見知りせずに遊びに誘ってくれました!バドミントンのクラブは2つしかなく、プレイ人数が限られていましたが、遊びたい子同士で譲り合い、全員が遊べるようにルールを決めて遊んでいました。子どもたちの底なしの体力に驚くばかりでしたが、様々な状況で相手を思いやる心が感じられ、心が暖かくなりました。

他にも、学校での話や恋愛話で盛り上がったりと、子どもたちと対等に関わることができていたことに感動しました。中学生以降、ひとつの年の差で相手との距離感が大きく離れることに慣れていた私ですが、今回のプレイパークで、年齢に囚われず、誰とでも対等に話すからこそ学べることが沢山あることに気がつきました。

また、子どもたち同士で喧嘩があった際、どのように対応するべきかについて考える機会にもなりました。大人がどこまで子どもに干渉するのかは、当時の状況や子どもの性格等も考慮する必要があったりと、明確な答えはないと思います。他人とのぶつかり合いは私たちの成長に必要不可欠なことであり、彼ら自身で解決するべき事柄でもあると思うので、子どもたちを見守る私たちが解決への道を導く方法を考える必要があると思いました。

自分たちでアスレチックを作り、決めたルールで遊んでいて自分たちで遊びを作り上げているような感覚になりました。ただルールをどこまで守るのかも子供たちなりに基準があったようでそれからはみ出してしまうことをしてしまうと仲間はずれといったこともあり、難しいな、と感じました。みんなが仲良く遊ぶのにも工夫は必要だと思いました。

2024年1月13日 子ども食堂・居場所日記Part42

「保護者の方との関係性も大切に」

こんにちは、はるかです!

今回は遊びコーナーで子どもたちとブロックやゲームをして遊んでいました。

夕方から天気が急変するということだったので、みんな室内で遊んでいました。小さな子どもたちも多かったため、元気いっぱいの子とトラブルが起きないか少し心配でしたが、それぞれ仲良く室内でできる遊びをしていました。小学生の子たちが、お兄さんお姉さんとして小さい子どもたちに気を配ってくれるような場面もありました。

子どもたちだけでなく保護者の方もいらっしゃるあおと子ども食堂に何度か参加してきて、保護者の方ともお話や情報交換ができるようにしていきたいと思いました。

子どもたちの人数が多い時や、ボランティアさんの人数が少なめの時などは子どもたちに接するのに手一杯になってしまうのですが、ある程度余裕があるときは保護者の方にも声をかけてみたり、一緒にできる遊びをしたりすることから始めていきたいです。保護者の方にとって負担にならないようにしつつ、楽しんでもらえるようにまた考えていきたいです。

今後もよろしくお願いします!

美味しそうなお弁当!

2024年1月22日 子ども食堂・居場所日記Part43

「各々の楽しみ方で」

まなみです!
今回は、久しぶりに夜からの子ども食堂の参加でした。

学習の時間は、一人一人宿題にしっかりと向き合っていました!
その後は、ご飯タイム!今日のメニューは、カレーでした!
一つ一つ丁寧に細かく切れていた為、とても食べやすく、そして、おいしかったです

たくさんの子どもたちが、駆け込むようにすごい勢いでご飯を食べて、おかわりの列に並んでいました

ご飯を食べた後は、みんな楽しく遊んでいました。今日は特に、小さい子供達の参加者が多かった為、お母さんと仲良く一緒に遊んでいる子や友達同士でゲームをするなど、各々楽しい時間を過ごしていた気がします。

その中でも特に盛り上がったのが、お菓子づかみ!!このゲームは、帰る間際に行われ、みんなが沢山のお菓子を取るのに必死で、とても和やかな雰囲気でした

そして、花ちゃんがそのゲームを仕切ってくれました!毎度、花ちゃんのしっかりさに感心します

そして、花ちゃんが率先して小さい子どもたちのお世話をしている姿に本当に驚きました!!

私は今回、カレーライスを盛り付ける方に徹することが多かった為、子ども達とあまり関わることができませんでした。その為、次回はより子ども達と関われるよう努力していきたいと思います。

そして今回の活動を通じ、子ども食堂は、地域の方々が沢山集まり、関わり、そして、自然と笑顔になれる温かい場所だと強く実感できました。きしょう子ども食堂さんは、地域の方々にとって、なくてはならない存在だなと思いました!
次回もよろしくお願いします

みな思い思いに遊んでいます

2024年1月22日 子ども食堂・居場所日記Part44

「ゆっくりと着実に」

こんにちは、ひなです。

今回はネパールから来た小学5年生と中学3年生の女の子を担当しました。

小学生の子とは、学校の計算ドリルと国語の宿題を一緒にやりました。計算ドリルでは問題文の意味がよく理解できていないようで、国語の文章題では指示語、こそあど言葉に苦戦していました。説明した後に理解しきれていなくても「わかった!」とすぐに言ってしまいがちなのでゆっくり着実に進めてあげることが必要だと感じました。

中学生の子は今週の金曜日が受験らしく、受験のための英作文に取り組みました。英文法自体に問題はなさそうでしたが、自分自身の経験や気持ちを書くことが苦手で中々話が膨らませられないようでした。お手本代わりに私が書いた英作文を渡したのでどこかしらで役に立てばと思ってます^^;

受験が迫っている子も多い中ピリつくことなくみんな自分のペースで勉強できていてとても良い空間だなと感じました。みんなが本番で今ある力を出し切れることを願ってます

2024年1月27日 子ども食堂・居場所日記Part45

「こどもの成長や体力に驚き!」

みさきです。

今回は、主に学びコーナーを担当しました。

英語と物理をやっていましたが、2人とも2時間集中して勉強することができました。
また、間違えたところを見直し、なぜ、間違えたのかを考え、類似問題が解けていたときは、この短時間で吸収がはやいなと感じました。

遊びコーナーは、主に小さい子がメインでいつもよりわいわいした感じでした。
また、寒い中、外で凍り鬼や鬼ごっこをしており、こどもの体力は改めてすごいなと感じました。

これからも、こども食堂だからこそつくれる温かい雰囲気を守り続けていきたいと思いました。

2024年2月10日 子ども食堂・居場所日記Part46

「困難を抱える子供たちに目を向けて」

こんにちは、ゆづきです。

今回は来る子供の人数に対してボランティアが少ない状況でした。手が回らなくて大変、ということにはならず、和気あいあいと子どもたちと関わることができました。

私自身は学びコーナーにいたので遊びコーナーはあまり分からなかったのですが声は聞こえてきて、楽しく鬼ごっこなどをしていました。

学びコーナーでは定期テストが近い子と数学をやりながら、中学生の数学って難しいな、と思いつつ勉強の合間に学校のことを話してくれるのが嬉しかったです。2時間きちんと集中できていました。

今回は家庭環境が複雑だったり多くの問題を抱えている子が多かったように思います。一見そうに見えなくても深刻な悩みや家庭環境の中で生活している子にもっと目を向けていく必要があるのだと感じました。

元気に外で遊んでいます!

2024年2月24日 子ども食堂・居場所日記Part47

「相手に伝える・伝わるという尊さ」

まおです。

今回も夕方から参加させていただきました!

15-16時頃にうかがうと、お弁当を詰める段階を手伝うことができる場合が多いですが、今回は既に完成していました!ボランティアがたくさんいたり、午前中の調理の時間がスムーズに進んだりした場合、終わっていることが多いです。今回はスムーズに進んだのかなと、予想を立てながらボランティアや一歩さん、由美子さんとお話をします。『味がなかなか決まらない』と何度も試行錯誤し、調理には時間がかかったようですが、ボランティアが充足しておりスムーズに進んだようでした。

テイクアウトが完成した後も、イートイン用のカレーの味付けを何度も調節しました。既に美味しいのですが、どんどんオリジナリティが増して、おかわりしたくなる味になっていきました。毎回妥協をせず、納得できるまで工夫を加えているおふたり(一歩さんと由美子さん)の姿をよく知っています。今回はカレーの味でしたが、いつかの唐揚げのときには、何だかカラッとしないからと、二度揚げしてらっしゃいました。ひと手間には時間も気力もかかります。『とにかく美味しいものを食べてもらいたい。』という愛情が、毎度美味しいごはんの理由だと改めて気付かされました。誰かを想い、一生懸命作ることは本当に尊いことです。

そのような思いがあるからこそ、ご飯を食べた子どもたちには残さず綺麗に食べてもらいたいです。

今回のメニューも大人気で、おかわりをしにくる子どもたちがたくさんいました。ご馳走様!と食器を持ってくるときに、ごはん粒やカレーが少し残っているときは『あと1口!ご飯粒残ってるよ〜』と、一言添えます。そうすると素直に食べてくれます。『わぁ!綺麗に食べてくれてありがとう。』と伝えます。

私は裏方でご飯の提供を手伝うことが多いです。一緒に遊ぶという関わり方は少ないですが、裏方ならではの関わり方があると思っています。

家庭とは違う場所で、綺麗に食べることやご馳走様と伝えることの大切さを少しでも感じて貰えたらなぁと思います。

ただ一方的に言葉を紡ぐのではなく、言葉を受け取る相手との双方向のやりとりが成立したら素敵だなぁと考えます。相手に伝える・伝わるという尊さは、家庭外で体験的に感じていくものなのかなぁと思うのです。

komuradoメンバー以外のボランティア、子ども食堂を訪れる子どもたちやその親御さん方等の関わりの中で、様々なことを吸収し、経験として生かすことができています。
いつでも暖かく迎え入れてくださるきしょう子ども食堂に改めて感謝の気持ちが溢れます


以上、第8弾の活動報告でした!

こむらどメンバーは、それぞれの居場所やこども食堂で、様々な「他者」との関係性を学んでいるようです。

こども達だけではなく、保護者の方や地域の方、こむらど以外のボランティアの方など、居場所や子ども食堂に関わる人はたくさんいます、そしてその数だけ違う関わり方があります。

様々な関わり方を学びながら、誰にでも居やすいと思えるような子ども食堂・居場所作りに貢献していきたいですね。

最後まで読んでくださりありがとうございました!
次回の活動報告もぜひお楽しみに!

(筆者:さな)


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