公務員試験の教養試験の勉強方法について
どうも公務員太郎です。
今回は公務員試験の勉強方法についてお話しさせて頂きます。
まず結論から言うと、どれだけ過去問題を反復してやるかということが大切です。
公務員予備校に通ったとしても、まず言われることはこのことだと思います。
試験で満点を取る必要はないので、重箱の隅をつつくようなところは無視して、基本的なところを繰り返しやり、時間があれば範囲を広げていく程度で問題ありません。
過去問題集に出ていない問題が本番で出たとしても、みんな解けないだろうと割り切り、基本的な問題を絶対に落とさないことが重要です。
参考書とかを読んである程度知識が付いてから、過去問題を解かないと意味がないと思っている人もいるかもしれませんが、意味が分からなくても、まず過去問題集から入ることが大切です。
本当に同じような問題が繰り返し出題されていますので、どのような問題が良く出ているかということを把握することが重要です。
では具体的にどのような勉強方法が良いかということを説明させて頂きます。
公務員試験には教養試験と専門試験があります。
最近の地方公務員の試験では、教養試験のみとかSPIだけという自治体もたくさんあります。
まずは一般的な教養試験の勉強方法についてお話します。
教養試験には数的、文章理解、国語数学以外の分野の科目、時事問題などに大きく分けられます。
この中で一番点が取りやすいのは文章理解です。内容は国語と英語です。文系であればここでしっかりと点を稼がなければなりません。
勉強方法としては一通り過去問を解いてみて、感覚をつかむ程度でいいと思います。
この中で一番苦労し、本番の問題数が多いのは数的だと思います。これはできるだけ早く取り掛かり何回も繰り返しやる必要があります。
数的と呼ばれる科目の中でも、数的推理、判断推理、資料解釈に分けられます。
この中で確実に点が取れるところは資料解釈です。ここは絶対に落とさないようにしなければなりません。
数的推理はより数学、算数っぽい内容なので、難しく感じる人も多いと思います。
私は問題の答えを見て、同じような問題が出題されて本番で解けるかどうかということを考えて勉強していました。
本番で解けなさそうな問題を必死にやっても意味がないので、出題頻度の高いところに絞ってやっていました。
数的推理であれば、速さ、確率、場合の数、まずはここから勉強すべきだと思います。
苦手な人であればここばかりするのもありだと思います。ここを確実に取れるようになれば、濃度、仕事算、ニュートン算、旅人算、流水算等に広げて勉強すればいいと思います。
数的推理は得意な人は簡単だと思いますが、苦手な人は結構つまづくと思いますので、私はここは最低限の点数が取れればいいと思って、かなり絞って勉強していました。
つぎに判断推理です。これは最初本当に意味が分からないと感じる人もいるかもしれませんが、慣れれば割とできるようになります。
慣れるとはどういうことかというと自分で問題の内容を図や表にまとめられるようになってくるということです。数的推理のように公式等の知識がいらないので、慣れれば割と点が取りやすいかなと思います。
順序関係、位置関係、対応関係、試合、論理、真偽、積み木、立体図形、展開図、サイコロなどのあたりをまんべんなくやっていけばいいと思います。
資料解釈は本番の試験で絶対落とせないところなのでどういった感じの問題が出るのかということも含めて一通りやっておいたほうがいいと思います。
地方公務員試験であれば、数的、文章理解、時事問題というところが多いのですが、国家公務員試験の場合、英国数以外の教養科目が出題されます。
文章理解はそれほど時間を割かなくてもいいと思いますが、合格するのに時間をかけるべきところは数的と専門科目です。
正直英国数以外の教養科目に時間をかけて勉強しても本番で確実に点が取れるかというと微妙なところです。
大学受験のときの選択科目とかであれば、少し勉強すれば思い出して点が取れるかもしれませんが、今まであまり取り組んでいない科目であれば、出題数が少な過ぎるので非効率だと思います。
そのため、数的、専門科目、時事問題に取り組み、余裕があれば大学受験のときにやった科目だけやるとかでいいかなと思います。
公務員試験のポイントは
まず過去問題集から取り組む
過去問題を繰り返し何度もやる。
(最低でも4,5回、7回くらいやればだいたい頭に入っているはずです)
過去問題集を参考書代わりに使う
手広く勉強しない
(出題頻度の高い問題から取り組む、色々な参考書等に手を出すのではなく、一つの過去問題集を何度も行う)
以上だと思います。
長くなってしまったので専門科目の勉強方法については次回にしたいと思います。