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【仙台市社会人採用】倍率と難易度
倍率
仙台市社会人採用の倍率について、過去3年間の最終倍率は以下の通りである。
令和5年度:13.2倍
令和4年度:9.9倍
令和3年度:13.2倍
どの年度でも10倍を超えており、非常に高い印象である。また、経験者採用試験で最も人気のある特別区と比較しても、仙台市の方が高い倍率を示している。このことから、仙台市の倍率は決して低くないと言える。
難易度
仙台市社会人採用の難易度について述べる。まず、先に示した「倍率」の観点から見ても、仙台市の難易度は低くないという印象である。もちろん「倍率=難易度」ではないが、どの年も10倍を超えるような試験種は、難易度が低いとは言い難い。
他の観点からも、仙台市の社会人採用の難易度が高いことは説明できる。例えば、試験対策としてやらなければならないことが多い点が挙げられる。小規模な市役所や町役場の場合、試験内容が「SPIと面接だけ」ということもあるが、仙台市の場合は「教養」「論文」「面接」「プレゼンテーション」と、受験生が準備する事柄が多い。つまり、それだけ受験生にかかる負担が大きいため、難易度は低くないと言えるだろう。
以上をまとめると、仙台市社会人採用の難易度は比較的高いと考えられる。
仙台市の特徴
仙台市社会人採用の特徴について述べる。いくつか特徴があるが、とくに注目すべきは1次試験の倍率が高い一方で、2次試験の倍率が低い点である。
仙台市の採用試験は倍率が10倍を超えることが一般的である。しかし、1次試験と2次試験の実施状況に注目すると、次のような特徴が見えてくる。1次試験で多くの受験者が脱落するが、2次試験に進んだ受験者の大半が最終合格しているという事実である。
具体的な例として、昨年度の試験実施状況を挙げる。1次試験を突破した受験者は59人であったが、そのうち40人が最終合格を果たしている。つまり、2次試験に進んだ時点で最終合格する確率が非常に高いことがわかる。
この特徴から導かれる対策としては、まず1次試験(筆記試験)対策に注力することが必要である。1次試験では教養試験や論文試験が行われるが、特に論文試験についての対策が不十分な受験者が多い。したがって、論文対策を徹底的に行うことが重要である。
また、筆記試験で良い成績を収めた上で、確実に1次試験の面接に臨むことが求められる。1次試験の合否において、最も重要な要素は面接試験であるが、筆記試験で一定の成績を収めなければ面接試験に進むことすらできない。
以上のことから、仙台市社会人採用の試験に臨むにあたっては、特に論文試験を含む筆記試験対策をしっかりと行うことが重要である。
なお、論文については下記の記事でも解説している。
仙台市受験生に向けて
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