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【特別区経験者採用】面接まで残りわずかッ!合格者に学ぶ対策方法ッ!

今回は、特別区経験者採用 10月のホームルームというテーマでお届けしたいと思います。具体的な内容としては、10月のアドバイス、特別区の取組・ニュース紹介、こういったテーマでお届けしてまいります。


10月のアドバイス

まずは10月のアドバイスからご案内します。

10月に入ったということで、いよいよ本格的な面接シーズンの到来であります。早い人だと今月末からいよいよ面接試験が始まるわけですよね。ですので、さすがにそろそろ面接対策を本格的に始めていかなくちゃいけない、と。そういったシーズンだなと感じています。

ですのでGravityにおいても、先月の中旬に合格者交流会(第3回)というイベントを実施しました。このイベントは、来るべき面接に向けてGravityの上位合格者を招いて、受講生たちとの間で交流をしていただくというものです。

具体的には例えば、こういった質問に対してはどう回答していたのか?面接に向けてどういったトレーニングを実施していたのか?そういった内容について、直接上位の合格者と触れ合って知識を得ていただく・経験を吸収してもらう、そういった趣旨のイベントです。

このような形で、本気の受験生はすでに面接対策に入っているということもございますので、ぜひこれを見ている皆さん方にあっても、面接対策にもしもまだ着手できていないという場合には、今日からぜひ始めてほしいなと思います。

ちなみに、合格者交流会の様子等についてはGravityで記事を執筆しています。こちらについては下記にリンクを貼っておきますので、興味のある方はぜひご覧ください。

ということで、面接対策を本格的にやっていこうよという話なんですけども。この面接対策を進めるにあたって、Gravityの上位合格者が最近非常にいいポストをしていましたので、こちらを少し紹介したいと思います。

Gravity合格者のポストより引用

このポスト、参考になりまくりやがるわけですけども。特にこれは強調しておきたいというところが2つほどございます。

①三脚付自撮り棒を模擬面接で使用

1つ目が、三脚付自撮り棒を模擬面接で使用していたという点です。

この方を含めて、特に上位合格なさるなという方の特徴なんですけれども。模擬面接の場にただ来て模擬面接を受けるだけじゃなくて、三脚付きの自撮り棒を持ってきてスマートフォン等で自分が話している様子を録画する。こういうことをかなり多くの方がしっかり実施してるんですよ。

これの何が重要なのかというと、要するに第三者的な視点で自分自身を眺めることにつながるわけですよね。

自分が模擬面接でどういう風に話してるのかってあんまりやっぱり分からないじゃないですか。というのは、自分の目で自分を見るということは原理的にできませんからね。だから機械(カメラ)の目を借りて自分自身を見ていくことが重要になるわけです。

そしてその様子をあとで見返して「なるほどここイマイチだな」とか「ここは結構うまくできてたからこの調子でいこう」とか、そういった形で自分自身を客観的に観測していくというのがすごく重要なんですよね。

そこで課題とかエラーとかが分かるわけじゃないですか。そしたら次回の模擬面接までにしっかりその部分を修正しよう、と。そして次回の模擬面接でも同じように自撮り棒とかを使って自分自身を撮影する。録画したものを見返すと「きちんと修正できてる!」とかそういったことが分かるわけですよね。

課題とかエラーをちょっとずつ潰していって、可能な限り自分自身をスゴイ状態に持っていって面接本番挑みましょう、と。これがすごく大切なことだと私は思います。

ですので、今まではもしかしたら皆さん方も、模擬面接はとりあえず受けに行くだけだったかもしれないんですけども。自分自身を録画するというのはすごく重要だと私は思っています。ぜひこちらの合格者の方を参考にしていただいて、三脚を模擬面接の会場に持ち込んで自分自身を撮影していく、そういったことを実施していただければなと思います。

②週1で模擬面接を予約

2つ目が、週1で模擬面接を予約していたという点です。

人間って話してないと「話し慣れ」がすぐに抜けるんですよ。これは私自身が講師という、ある種喋りまくる職業をしているからよく分かるんですけども。やっぱり1週間も話していないと話し方忘れますよ。

やっぱりいくら能力のある方でも、1週間とか2週間とか話しませんということになりますと「あれ?どんな間合いで話すんだっけ?」とか「どんな感じで話せばよかったんだっけ?」とやっぱり分からなくなります。ですのでこういう風に、定期的に模擬面接の予約をして自分の話し慣れが抜けないようにするというのはすごく重要だと思います。

特にこれまで併願等をしたことがなくて、特別区経験者採用が1発目の本試験という方の場合にはなおさら、この話し慣れをいかにキープしていくのかというのは非常に重要なことであります。そのためのアクションをスケジューリングしてほしいと思います。

それ以外にも、模擬面接の様子を文字起こししてそれを復習していくとか、模擬面接で答えられなかった質問には自分なりのアンサーをしっかり練ったり答えられなかった知識系の質問については全部調べた上で次の模擬面接に挑んでいくというのも、とてもいいスタンスだと思います。

この方はもともとかなり話せる方だったんですよ。すなわち初期値からかなりの実力者だったんですね。にもかかわらず、こういった形での努力をずーっと継続していたんですよ。だからこそ勝つべくして勝ったなという印象を私は強く抱いています。

ですのでぜひ皆さん方にあっても、特に面接ちょっと苦手だなという場合にはただ模擬面接を受けに行くんじゃあなくて、自分の様子をしっかりと録画してそれを見返して、見つけた課題を絶対に次までに修正していく。そして話し慣れをキープしていく。こういったことをぜひ意識してみてほしいと思います。

取組・ニュース紹介

次に取組・ニュース紹介についてです。今回ご紹介するのはGravityのポストですね。先月Gravityでポストした内容になりますので、少しそちらについて紹介いたします。

ということで、今回のトピックはズバリ「隠れ待機児童」であります。皆さん方からすると「隠れ待機児童って何?」という方も少なくないと思いますので、ここでは直感的に説明していきたいと思います。

まずごく簡単なイメージをお伝えすると「隠れ待機児童」というのは、統計上は待機児童じゃないんだけれども実質的には待機児童ですよね、というお子さんのことあるいは状態のことを指します。

ここでは皆さん方自身に置き換えて考えてみていただきたいんですけども。これを見ている皆さん方の中には、おそらくお子さんがいらっしゃる方も少なくないと思います。当然これを見ている方の多くがやっぱり働いてらっしゃるでしょうから、お子さんを保育施設に預けたいなという風に考えると思うんですよ。

皆さん方が例えば働いているんだとすると、通勤するときに使う最寄駅の近くに保育園があって、そこに預けられたら最高だなってやっぱり普通思いますよね。

で、そこの園に預けたいんだけれども、そこがもうパンパンで預けることができません、と。でも、駅からものすごい遠く離れたところには保育施設が別に存在していて、そこは空きがありますよ、と。

でもね、皆さん方が働いているということを考えると、通勤とかの手間を考えると、やっぱり駅からものすごく離れたところにある保育施設にお子さんを預けて通勤できるかというと、難しかったりするわけですよね。

でもこのときに「ん?でも保育施設は空いてるわけですよね。だとしたらいわゆる待機児童には当たらないですよね。だって預けられるのに預けてないということでしょ?」と、現状の解釈ではそういう風になってしまうんですよ。

ですけれども、これ現実的に考えてみたときにはやっぱり待機児童ですよね。すなわち本当は子どもを預けたいんだけれども、自分が希望している園に預けることができていない、だから待機せざるを得ない。どう考えたって待機児童ではあるじゃないですか。

ごくごく簡単に言ってしまうと、要するにミスマッチの問題なんですよね。保育園自体は地域全体で見たら空きはあるんだけれども、自分がどうしてもこの園に預けたいというニーズを残念ながら叶えることができていない。こういったミスマッチが生じちゃってるよねという状態が隠れ待機児童なわけです。

ここでは、直感的にイメージをつかんでいただくために厳密さを犠牲にして皆さん方にご案内しました。ですので、改めて隠れ待機児童についてはご自身なりにも調べてみてほしいと思うんですけれども。

いずれにいたしましても、いわゆる統計上の待機児童は減少しているんだけれども、目に見えづらい形で隠れ待機児童の問題はやっぱりまだ存在しているんだということを把握しておいていただきたいなと思います。

というのも、特別区経験者採用の面接においては、待機児童云々についてパッと聞かれたりすることもやはりあるんですね。

そのときに「待機児童数は確かに減少しているけれども、ただ昨今では隠れ待機児童が増加傾向にあるなどといった問題もある」ということをしっかり伝えられたのであれば、なんとなく表層的なレベルで特別区についてあるいは待機児童という社会問題について知っているだけじゃなくて、しっかりそれ以外に新たな問題が発生しつつあることをおさえてるなこの受験生!ということで、しっかりと自分のモチベーション・真剣さを伝えることができると思います。

ですので、ぜひ隠れ待機児童の問題についてぜひ知っておいてほしいと思います。ということで、今回は10月のアドバイス、そして取組・ニュース紹介ということで皆さん方にご案内をしてまいりました。

また11月にもこういった形で皆さん方にホームルームをお届けできればと思っているので、来月のホームルームもお待ちいただければと思います。

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