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面接における「真の敵」とは?自分の「グループ」を意識せよッ!【公務員試験ゆる面接ch】#2
面接対策講師の筒井夢人と申します。このアカウントでは、学生や既卒の方々を対象に、ゆるく公務員試験の面接対策について情報発信を行っております。
本日のテーマは「面接における敵とは誰か」です。
さて、皆さんは面接試験における「敵」について考えたことはありますでしょうか?面接試験も一種の競争試験ですので、自分の敵を知ることは非常に重要です。しかし、ここで私が伝えたいのは、よく言われる「自分自身が敵だ」という精神論ではありません。もっと具体的に、どんな人たちと戦っているのかを明確にすることが大事です。
まず、受験生を大きく三つのグループに分けてみましょう。すなわち、上位、平均、下位の三つの層です。イメージとしては、人気キャラクターの「ちいかわ」に例えると、上位層は「でかつよ」、平均層が「ちいかわ」、下位層が「ギチギチ」といった具合です。
多くの受験生は、この三つの層の中で、どこに属している可能性が高いでしょうか?ほとんどの方は、おそらく平均層に属しているのではないかと思います。上位の「でかつよ」層は、一握りの限られた人たちです。つまり、皆さんが戦わなければならない相手は、上位層ではなく、同じ平均層や下位層にいる受験生たちなのです。
この事実を認識すると、少し気持ちが楽になるかもしれません。上位の受験生に勝つことを目指すのではなく、同じ層の中で上位を目指すことで、面接試験に勝ち残ることが可能になります。これなら、少しの努力で十分に勝てる相手だと感じられるはずです。
ですから、皆さんが面接対策で目指すべきは、平均層の中で上位に入ることです。上位層と戦うのではなく、まずは自分のグループ内で勝ち抜くことを考えましょう。そうすることで、面接対策にも現実的な目標が生まれ、努力の方向性が定まってきます。
今回の話をまとめると、面接試験における敵は自分と同じグループに属している平均層や下位層の受験生です。これを意識して、面接対策を進めていくことが重要です。
具体的なトレーニングも大切ですが、まずはこうしたマインドセットをしっかり持つことが、面接対策のスタート地点だと思います。ぜひ今回の内容を参考に、皆さん自身の対策を進めていただければと思います。
それでは、また次回の記事でお目にかかりましょう!