【横浜市】社会人採用(中途採用)倍率・難易度から面接対策のコツまで解説!
横浜市社会人採用の対策方法を解説します。
横浜市は中途採用を積極的に行っており、優良自治体として非常に人気があります。
そのため、合格をつかむにはポイントをおさえた効率的な対策が必要です。
この記事を参考にしてライバルに差をつけ、合格を勝ち取りましょう!
ちなみに、「横浜市には魅力を感じてるけど、公務員への転職を迷っている…」という方には下記の記事もオススメです。
受験資格
中途採用者に様々な条件を課す自治体もありますが、横浜市社会人採用の受験資格はそれほど複雑ではありません。
「民間企業等における職務経験」は、週 30 時間以上の勤務を2年以上継続し、これらの経験が通算で5年以上であることが必要です。
「通算」なので、5年間連続した職歴がなくとも、2年以上の職歴が合算して5年以上あればよいことになります。
また、「職務経験」には、会社員、自営業者、アルバイト、パートタイマー、公務員等としての経験が該当します。また、財団法人、社団法人、NPO法人等の経験も含まれます。
アルバイトやパートなど、正社員としての職務経験がない人にも、横浜市は門戸を開いているということです。
ただし、中には現職が公務員で、
「公務員からの転職だと不利になるのかな…」
と気になっている人もいるかもしれません。
そんな方に向けて、下記の記事では公務員から公務員への転職について詳しく解説しています。
公公転職を考えている人は是非読んでみてください!
給与水準
横浜市社会人採用の初任給は、学歴や職務経験年数に応じて変わりますが、目安として次のように示されています。
上記のほか、住居手当や通勤手当などが支給されます。
試験日程
横浜市社会人採用は例年6月に受験案内が公表されると同時に申込み受付が始まり、9月下旬に一次試験、その後二次、三次試験を経て、最終合格発表は12月上旬です。
ここでは採用内定までの大まかな流れを確認しましょう。
ちなみに、横浜市と試験日程が被らない「オススメの併願先」について下記の記事で解説しています。
倍率・難易度
横浜市社会人採用の倍率は例年10~20倍となっています。
受験資格制限が比較的緩いため、「とりあえず受けてみよう」というような受験者も多く、実質的な倍率はもう少し下がるのではないかと考えられます。
しかし、関東の自治体の中でも屈指の倍率であり、難易度も非常に高いと言えるでしょう。
それぞれの試験段階での合格率は次の通りです。
横浜市は面接重視の自治体であり、高い倍率を勝ち抜くためには徹底的な面接対策が必要となります。
一次試験突破のためには筆記試験対策も必要ですが、そればかりをしていても合格できません。
早い段階から徹底的に面接対策をやっておきましょう!
エントリーシートの内容
横浜市社会人採用の受験申し込みはWebでの受付です。
その際、エントリーシートの提出が求められます。
エントリーシートに記載した内容は、面接の参考として用いられます。
記載したことについて、面接で掘り下げた質問をされても大丈夫なようにしておく必要があります。
Web入力での提出となるため、控えとして入力後の画面のスクリーンショットを撮っておきましょう。
また、提出後の修正や、複数の申込みはできません。
複数の申込みをした場合、最初に到達したもの以外は無効となってしまいます。
エントリーシート提出時には、十分確認をしてから送信しましょう。
一次試験の内容と対策方法
横浜市社会人採用の一次試験の内容は2024年から大きく変更されることになり、教養試験が廃止されSPIのみとなりました。
同日に実施されていた論文試験も廃止となったため、筆記試験の負担が大幅に小さくなり、社会人受験生にとっては受けやすくなったと言えるでしょう。
正式な受験案内の公表は2024年8月13日(火曜日)となっているため、公表され次第、本記事で詳細をお伝えします。
二次試験の内容と対策方法
横浜市社会人採用の二次試験では「個別面接」が行われますが、現段階では配点は公表されていません。
面接試験
面接試験で問われるのは、主として「これまでの経験」です。
受験申込みの際に提出したエントリーシートと矛盾しないよう注意しましょう。
食い違いがあると、経歴詐称を疑われる恐れもあり、大きなマイナスとなってしまいます。
また、面接対策で必ず押さえておきたいのが、横浜市が掲げている「求められる職員像」です。
大学の推薦入試でも「求める学生像(アドミッションポリシー)」に合致しているかどうかが重要視され、受験生はしっかり対策をしていますが、公務員の社会人採用試験受験者は、意外とこの点を見落としがちです。
逆に言えば、「求められる職員像」をしっかり把握して対策をすることで、ライバルに大きな差をつけることができる、ということです。
これらをしっかり頭に入れましょう。
ただし、ただ丸暗記しているだけではあまり意味がありません。
自分がこれらの職員像に合致していることを、「過去の具体的なエピソード」で語る必要があります。
その点をしっかり考え、準備しておきましょう。
下記の記事では面接で実際に聞かれた質問を紹介しています。
三次試験の内容と対策方法
横浜市社会人採用の三次試験は再度「個別面接」が行われます。
ここまでくれば、合格までもうひと頑張りですね!
とはいえ、三次試験まで勝ち残ってきた受験生は全員能力が高いと考えられるため、合否は僅差の勝負になるでしょう。
個別面接におけるわずかな得点差が、合否の分かれ目になることもあります。
二次試験時の面接と同様、横浜市の「求められる職員像」を念頭に置き、自分のこれまでの具体的な経験としっかり結びつけてアピールしましょう。
終わりに
横浜市社会人採用の対策方法について解説しました。
横浜市は数ある自治体の中でも非常に優良と言われ、合格すれば社会的にも経済的にも安定した生活が送れることでしょう。何としても合格したいですね!
この記事をチェックしたあなたは、すでにライバルを一歩リードしています。
見た目の倍率の高さに惑わされず、やるべき対策をしっかりとやり込んで臨み、ぜひとも合格を勝ち取ってください。
健闘をお祈りしています!
ちなみに、横浜市と並ぶ「超オススメの転職先」である特別区(東京23区)の経験者採用について下記の記事で解説しているので、今年度の転職を考えている方は是非お読みください。