棋譜添削 対振り持久戦

棋譜はこちら↓


本譜の仕掛けの局面は良かったです。4一の金が浮き駒になっているので飛車交換になれば振り飛車が先手取れるってことですね。問題は85歩と押さえられてからの構想でした。

相手陣の隙を見て仕掛けたのはナイスでした!


36手目64銀の局面

ひと目見えるのは68飛と回って65銀からの捌きを狙う手順。86歩と伸ばされて88歩と受けてどうかといった感じです。

46歩も自然な進行。角が相手玉を睨んでいるので45歩からの攻めが厳しいです。
 

4三金と受けてきても45歩同歩の角交換から技が何かしらかかりそうです。

一例を上げましたが、本譜の9七桂の手順も悪くないです。(というよりこれが本筋まである?)


40手目11玉の局面。

ここは8四歩が手筋で、同飛車と取れば85飛から飛車交換が避けれません。

 51手目の局面も同様の手筋が使えますね!



45手目66歩

ここは66歩に代えて68飛と回る一手です。相手の飛車先の歩も84で止まっているのでこちらが一方的に捌けます。
62飛と回ってきたら82歩が手筋。

 桂得になり振り飛車有利。

感覚的には、飛車を捌きたい筋に回って銀と連携して捌く!といった感じです。

捌きの手順は正直経験と慣れですね。
ノーマル振り飛車を指さないと経験値も溜まらないと思うので、現時点では深く考えずにKKSに集中していくのもありだと思います!

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