見出し画像

【無料記事】鼻整形(鼻尖縮小&鼻尖形成)の体験談


今回行った鼻整形の種類

私の場合は、とにかく団子鼻がコンプレックスだったので、鼻先のぼてっとした丸みを改善する手術を受けました。

鼻尖縮小
 ⇒開いた鼻翼軟骨の開きを変える(引き締める)
鼻尖形成
 ⇒鼻先に耳介軟骨を移植することで鼻先を出す

珍しいと思いますが、局所麻酔(意識あり!!!)で受けました。

鼻整形は、眠る麻酔(静脈麻酔or全身麻酔)で受ける方が大半なので、局所麻酔の体験談はあまり見かけず…

私が手術を受ける際にも過去の人の感想があまりなくて不安だったので、今回誰かの参考になれば良いなと思い、記録として残しておきます。

※執刀医や経過写真は載せていないため、『全文無料』で読めます。

※準備で買ってよかった・いらなかったものはこちら

手術当日

手術自体のレポ

クリニックに着くと、なりたい鼻のイメージを執刀医と最終確認した上で、洗顔・クレンジング後に手術室へ。

手術を清潔に行うため、髪を給食帽みたいなものの中に入れます。

手術台に上るとまず鼻にマーキングをされます。
顔をしかめるほどではないですが、鼻の中もつんつんされるのでちょっとだけ痛いです。

ここから手術がスタート。
今回は、耳の軟骨を鼻先に持っていくので、手術箇所は耳&鼻。

順番としては耳⇒鼻でした。

まずは耳の麻酔👂
これはちくちく細い針が刺さってるなーと思うくらいでそんなに痛くありませんでした。
※耳裏3回、耳表1回くらいでどちらかというと表がちょっと痛い

ですが、この時点で(そんなに痛くないのに)
執刀医が「痛いことしてごめんね~」と言ってくれたので緊張がほぐれ、
安心感すごい、なんとか乗り越えられそうという気持ちになりました。

その後、麻酔を効かせるために時間を置きます。
手術室の見えるところに時計があったわけではないので正確には分かりませんが、体感は10-15分くらい。

感覚がぼんやりしてきたら、耳に綿を詰め、
横向きの体制で耳だけ出るカバーを被せられます。

このカバーが顔まで覆われるのですが、閉所・暗所恐怖症でないか丁寧に聞かれました。
普段は平気なのですが、手術の緊張で、真っ暗で狭い感じがあると息苦しかったので、光が入るようにしてもらいました。
(終始執刀医が優しすぎる…)

さて、優しい執刀医ですがここから私の耳は切り刻まれます(笑)
※鼻に移植する軟骨を耳裏から採取します

シャッ、シャッ、と紙をきれいにカッターできるような音が聞こえます。
何をしてるのかは全く見えないので謎です。

文章だけ見ると恐怖ですが、感覚はないので不思議とそこまで怖くはありませんでした。
糸で縫ってる時は、糸のしゅっとした音と糸を伸ばしてるんだろうなという音が聞こえるので、縫ってるのかな~というくらいです。

血はおそらく出てるんですが(おそらくじゃなく確実ですね笑)
血が垂れてくるような感覚もないので、ただただシュッ、シュッという音とたまに耳が押されているくらいで、正直ちょっとうたた寝してました。


さあ、余裕をかましていましたが続いて本番の鼻です👃

・局所麻酔が拷問
・自然と沢山の涙が出る
・人生で一番痛い
・およそ人間が受けてはいけない痛み
と事前にTwitterで見ていたので死ぬほど緊張していました。

もちろんその痛みに耐える覚悟を決めて手術も決めたのですが、ほんとできることなら勘弁してほしい…

ただここで帰ったら、謎に耳の軟骨を取り出しただけの人になってしまうので、もう我慢するしかない!!!
死ぬほど痛いといっても1・2分の話。永遠じゃない。

そう自分を鼓舞して臨みましたが、なんと…
そんなに痛くありませんでした。え、嘘でしょ。

もちろん針がぶすっと刺さる一瞬は痛いですが、
以前鼻の大きいニキビを一般皮膚科で圧出した時の方が、涙が出るくらいに痛かったです。
今回涙は特に出ませんでした。あまりに身構えてただけに拍子抜け。

これは多分ですが、執刀医がかなり上手かったからだと思います。
痛くなくてびっくりしましたとその場で言うと、「ゆっくり麻酔液を入れるとそんな痛くないよ~」と教えてくれました。
※もちろん感じ方に個人差あり

麻酔が効いてくると、全力で鼻フックされてるような感覚になります。
鼻がずーーんと重いし引っ張られるような。
え、私の鼻取れない?大丈夫?

まだメスで切られたりしてないですし、物理的には鼻フックされてない状態でも鼻フック感覚だったため、
私の鼻がいつ『ぱっかーーん』したかは謎でした。(ちなみに鼻を物理的に開けるオープン法です。)

麻酔の後はどこを切っているか分からないけれど、鼻のところでばちばち電気メスの音がします。
血は出てる感覚がないのは耳と同じで、味もしません。

痛みは終始ありませんでしたが、途中で局所麻酔を足されました。
小鼻近くで1回目よりちょっと痛い。

途中から鼻がツーンと、塩素濃いめのプールの水を鼻で入れちゃった時の感覚と、麻酔が喉にほんのちょっと滲み出てきて味が苦いです。

また、途中金具で鼻を撫でられてるような感覚があり、くしゃみが出そうでしたが、出したら鼻が崩壊しそうでその緊張感がえぐかったです。
※くしゃみしたくなる感じは、深呼吸すると治りました。

普段鼻呼吸なので、術中の口呼吸は辛いかな?と思ったんですが、なんとかいけました。(息苦しいけど)
鼻炎や風邪で鼻詰まりの経験あればいける気はします。

執刀医が痛くないか、何か嫌な感じはしないか何度も聞いてくれるので、
くしゃみが心配・口呼吸が辛め・口が苦い・ちょっと鼻がツーンとする
というのは嫌でしたが、安心しながら受けられました。

ただ、やっぱり自分の鼻が『ぱっかーーーん』してるのを想像すると怖すぎるので、BGMで意識吹っ飛ばすことに集中していました。
※音楽をかけてくれる先生なら、音程取るのとかおすすめかもしれません。

ぱっかーーーんというのは大げさではなく、オープン法という鼻を切り開いている状態です。
気になる人は、自己責任で画像検索してみてネ。

痛くはないですが、引っ張られて終始鼻フックの感覚がある中、一旦鼻が出来上がり!

起き上がって鼻の仕上がりを見せてもらいます。
ちょっと血が滲んでますが、血まみれとかではありませんでした。
※私は鼻血を見るのがかなり苦手ですが、大丈夫でした。

「もう少し鼻柱が欲しい、ACRを整えたい!」
とわがままな患者っぷりを発動しましたが、快くじゃあ頑張りますと言ってくれました。
ありがたすぎる。

鼻先は特に不満なかったのでそのまま鼻柱を足してもらってフィニッシュ。
終わった時の達成感がすごかったです。

アフターケア

ここでリカバリールームに移動。
時計を見ると、手術開始から大体2.5時間くらいでした。

そのあと1時間冷却し、抗生剤と痛み止めを飲みました。
仰向けでアイマスク状のもので冷却し、目をカバーしてもらうのでスマホもいじれないし、とっても暇です😪

ここではちょっと鼻血出てる気がするなーとは思ったけど、たらりくらい。
鮮血ではなくなんだか薄い血でした。

鼻にコップが当たったら大変なので、薬を飲むときはゆっくりそーっと飲みました。

帰宅

耳に目立つでっかーーーい包帯つけながら、
『鼻整形に詳しくなかったら、耳のケガにしか見えん!』
と強い気持ちで電車帰宅しました。

実際、普通に生きてたら耳の軟骨を鼻に移植するなんて知らないですよね。

整形に詳しい人なら、「あれ?もしかしてあの人…?」と思うかもしれませんが、そこまで詳しい人はきっと私の仲間だから問題なしという謎思考。

堂々としていたからか、別に乗客の誰にもジロジロ見られることもありませんでした。

ただ、血が滲んできても良い黒いマスクと、深めに被れる大きめの帽子は必須かなと思います。

局所麻酔は特に足元がふらついたりしないので、不安な人はタクシー呼んだら安心です。

私も最寄駅からは家が遠いので、電車後はタクシーを使いました。
ケチなので、GOアプリの友達紹介コードで無料でタクシーに乗りました(笑)
友達コード mf-mcress
↑誰か1人でも使ってくれたら泣いて喜ぶ。誰も使わないと思う。

ちなみに電車移動は40分くらいあり、電車は満員ではないものの座れなかったので立ちでしたが、全然帰れました。
(ただ誰か鼻先にぶつかってこないかに全集中)
(でもよく考えたら人生で誰かに鼻先にぶち当たられたことない)
(あ…鼻低いからかな……)

帰宅後

麻酔が切れてきたからか、鼻より耳の方が痛くなってきました。

きつめのイヤリングを1日中つけてた夜みたいな感覚です。
イヤリング早く外したい!ってなりますが、耐えられないとかでは全然ないです。(伝わるかな?)

当日はシャワーや洗顔NGだったので、生きて帰ってきた~という満足感で早めにぐっすり寝ました。

私の行った病院では鼻に綿は詰められなかったので、呼吸も鼻でも出来て特に寝づらいとかはなかったです。

抜糸まで

抜糸までの7日間は、抗生剤と痛み止めを朝昼晩3回飲みます。

痛み止めを飲んでいるためか、特に痛みを感じることはありませんでした。

ただ、鼻をぶつけたら大変ですし、感染がとにかく怖かったのでなるべく家から出ない生活をしていました。
※DT中に重宝したアイテムは、別記事で書いてます。

https://note.com/komugikogikogiko/n/n62c6681ad18f


鼻は固定、耳には大きな包帯があるという状態なので、在宅なら仕事はできますが、出社がある場合は1週間休めた方が良いかなと思います。
※あと、在宅でも会議で顔をうつさないといけない場合は辛いかも…

鼻にとにかく気を配るので、いつもよりゆーーっくり動いたりしていますが、生活にものすごい支障はなかったかなと思います。

抜糸

抜糸も耳が痛い、とか鼻ちょん切られてるかと思った、みたいな口コミをみて震えて待ってました。
※痛いという口コミを毎回読み漁ってしまう人。

ただ、耳は無痛。
え?終わったの?という感じでした。

鼻は確かにチクチクするのと引っ張られる感じは痛いです。
早く終わって~とは思いますが、こちらも涙が出るほどではなく。
※痛いことには痛いです。

私は目の全切開の時の抜糸の方がまぶたブツブツ切られてる感覚で圧倒的に怖かったな…

どちらかというと痛みより、これ糸取って鼻から大量出血とかしたらどうしよう…というのが怖かったです。
(特に出血はありませんでした。)

この後は薬を塗るのは続けつつ、飲み薬は終了、また1か月後に定期検診に行くということでした。

痛み止めを飲まなくなったからか、鼻先のツッパリ感(あーそういえば軟骨入れたんだなと毎日しみじみする感じ)はありますが、
このnoteを書いていると忘れてしまうレベルなのでそんなに苦痛ではないです。

まとめ

鼻整形についてまとめてみました。
長文だけど果たして読んで下さった猛者はいるのだろうか…(?)

私は本当に怖がりで、健康診断の採血も看護師さんに泣きついて寝ながらやってもらう始末ですし、顔脱毛も途中で怖くなって休憩をはさむくらいですが、なんとか乗り越えられました。

手術の当日も怖くてたまらなくて、真夏にもかかわらず自律神経がいかれたのか寒さを感じ、おなかが緩くなり、気温35度の中コンビニで「あったか~い」コーナーのお茶を買ったほどです。

正直、痛みも怖さもゼロとは言い難いので、万人に局所麻酔が良い!とは言えません。
※そもそも鼻整形自体かなりリスクがありますし、万人に勧めるものでは決してありません。本当に。

ただ、個人的には局所麻酔だったことで

  • 術中の確認ができる

  • 確認で足してほしい部分を言える

  • 麻酔による事故が最小限

というのは大きなメリットでしたし、局所麻酔で頑張ってよかったなと思います。

術中は何をされているか見えないので、感覚に慣れてしまえばそんなに怖くはなかったです。
ただこれは執刀医が本当に優しかったからというのが大きくて、
例えば威圧感がある先生で「絶対動かないで」とか冷たく言われていたら過呼吸とかになってた気もする、、、

上手くて慣れてる先生を選べば、痛みは想像よりはないかなと思います。
逆に麻酔効けば一瞬の痛みなんて我慢できるでしょ、ってポリシーの先生だと麻酔はかなり痛いのかも。
※ゆっくり入れるとか気にしない場合。カウンセリングで聞いてみると良いかも?

個人的な体験談ですし、細かいところは病院によって千差万別だと思うのであくまで1ケースの記録でした。


ものすごく長くなってしまいましたが、何かの参考に1mmでもなれば幸いです。
自分の中の振り返りもできたかなと思います。

いいなと思ったら応援しよう!