テロップ自由研究 〜ロンドンハーツ〜
はろーnote。
今回はバラエティ番組「ロンドンハーツ」のテロップ研究をやっていきたいと思います!
ロンハーは手の込んだドッキリや格付け、運動会などなど毎回面白い企画をやっていますよね!
今回はYouTubeの編集でも特に活用しやすそうなトーク中心の番組を例に研究していきます!
※本noteに添付している画像は全てこむぎこの手作りになります。
※使用している写真素材はフリー素材です。
バラエティっぽいテロップとは?
私が思う「バラエティっぽい」テロップの特徴はこんなイメージ。
・文字大きめ、文字量少なめ
・色数多め、鮮やかで派手な文字
・ゴシック、丸ゴシック、他デザインが凝っているフォントを多く使用
こんなイメージです。
このイメージを持ちつつロンハーを改めてみてみたところ、
ロンドンハーツはまさにバラエティテロップの教科書とも言えそうだなと思いました。
では早速ご紹介します!
1.画面下部に内容をまとめるテロップ
結構ロンハーっぽさを再現できていませんか?笑
(見ながら作ったのでそれはそうなのですがw)
派手なイメージがなんとなくありましたが、やはり装飾で使っている色数が多いですね。
かつ原色に近い色を多く使っているので、より派手な印象を与えています。
これだけ色が多いのに、あまりバラついた印象にはなりませんね。
色の彩度が揃っているのと、使う色と役割を揃えているからかなと思います。
ベースカラー→青
アクセントカラー→ピンク、赤
装飾→緑系
こんな感じでしょうか。
とはいえ、最も伝えたい部分は結構シンプルになっています。
上記例でいうと「見やすさ重視。」の部分。
そして自分で組んでみて思いましたが、
結構どこの文字も長体がかかっています。
※長体...横を縮めて縦長に変形させた文字のこと。
この形式では「1行に収める」ことをかなり重視しており、
1行で収まる文字数で検討しつつ長体かけて収める、という方針のような気がします。
2.インタビュー内容を紹介する形式
ロンハーでは、「芸能界に取材した結果」や「マネージャーに聞いてみた結果」をネタにトークする企画が多く存在します。
その企画の中で、スタジオにはいない人のインタビュー結果を紹介する時のテロップがこんな感じです。
画面左下に取材した方のイメージと名前を出し、その右側にインタビュー内容を記載する形式です。
右上の「テロップ一例」にはスタジオにいる対象のタレントさんの名前が入ります。
・取材した方の名前、写真、所属
・対象タレントの名前
・インタービュー内容
と、入れるべき要素が多いながらも上手くまとまっています。
3.フリートーク中のテロップ
ロンハーでは台本に沿ったトークを広げつつ、フリートークを挟んで進行します。
そんなフリートーク中のテロップはこんな感じ。
フリートークは特定のタレントさんや話題にがっつりフォーカスするわけではないため、
テロップを個別で出すよりは右下に会話内容のテーマを出している場合が多いです。
YouTubeの動画編集でも、細かい企画はテロップで補足しつつも
OPフリートークなどではこういった形式でもよいかもしれませんね。
まとめ
ロンドンハーツから学んだバラエティ番組のテロップ術をまとめてみます。
・色数多く装飾は派手にして賑やかしを!一方で色の彩度や使い分けを上手く使ってまとまりが出るようにしましょう。
・文字数は少なくまとめる!文字量が多い場合は長体をかけて1行に収める。
・インタビュー内容の紹介は情報量が多いながらもレイアウトを上手く組んでまとめましょう!
・フリートークで話者が切り替わる場合は右下にテーマを出すだけでもだいぶ見やすくなります◎
いかがだったでしょうか?
ロンドンハーツは企画によってもテロップの演出がかなり変わるので、
まだまだ研究のしがいがありそうです。
また別の企画のテロップ研究もやってみたいと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございます!
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