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五重塔が…しばらくのお休み。

先日、奈良国立博物館に「特別展 空海」を見に行ってきました。
博物館へは、近鉄奈良駅から興福寺境内を抜けていくのですが、
雨模様の平日にも関わらず、外国人観光客や観光バスの団体さんたちが
興福寺境内を散策していました。

境内で最も新しい『中金堂』

突然、境内に入って目についたのが、古都奈良に似つかわしくない、
巨大な、アームを伸ばしたクレーン

五重塔の目の前に2本もありました。

これから、五重塔を足場で囲うので、その準備なのでしょう。
塔を収納する巨大な建物を作るので、当然、塔よりも高さが必要です。
クレーンと並ぶ五重塔の画は、普段、見ることはありえないので
貴重な一場面だと思って、思わずスマホで撮りました。
生憎、今にも振り出しそうな厚い雲で、晴れていれば良かったのですが…。

この角度だと、かなりの高さに見えます。
ここまでしか、近づくことは出来ません。
東金堂のあたりも工事柵で囲まれて、今は入れません。
反対側からは、こんな感じです。

令和13年3月までの工期予定で、五重塔は間もなく素屋根で覆われ、
見ることができなくなります。

桜は、まだありました。染井吉野ではなさそうですね。
鹿は、普段通りです。

国立博物館の『空海』展はよかったです。両界曼荼羅です。
近くの奈良県立美術館では「特別展 小川晴暘と飛鳥園 100年の旅」
開催していたので、こちらにも行ってきました。
仏像の写真は、大抵はこの飛鳥園が撮影しているのではないでしょうか。


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