運動部に間違われる非運動部
また聞かれた(苦笑)
いっそのこと、新しい肩書きに入れようか。
10代の頃から「何のスポーツやってたの?」とよく聞かれる。
筋肉質に見えるふくらはぎと、脂肪が付きにくい足首のせいだ。
ふくらはぎについては、ジムにある全身の脂肪と筋肉の比率がわかる高性能な測定器のせいで、ほぼ脂肪だということが10年前に判明している。
両親ともに運動部経験者で、父は還暦過ぎてもフルマラソンに参加するほどパワフル。
母は高校時代、バスケ部なのに陸上部の助っ人に呼ばれるほど運動神経が良かったらしい。
そんな二人から生まれた私だが、大して運動は得意ではない。
唯一の運動といえば、小学校の通学中に毎朝走っていたことだ。
学区の端にある自宅から小学校までの1.5km離れている。
毎朝ギリギリの時間に家を出るので、しょうがなく走るのが日課だった。
その甲斐あって、小、中学校の長距離走ではいつも入賞。(100人弱のうち3位前後)
さらには、父の趣味のマラソンに付き合い(正確には「付き合わされて」)、年間5回ほど地域のマラソン大会に参加していた。
さすがに練習もしないので、入賞には
ほど遠いのだが。
参加賞は名産品やお菓子など、子供が喜ぶものだったので、中学くらいまでは出場していた。
他には小学生の頃2年間ほど続けたスイミングくらいで、大した運動経験はない。
それなのに運動部経験者と思われるのは、微妙な気持ちになる。
相手はきっと興味を持ってくれてるだけで、悪気はないのだろう。
またかと思いながら、テキトーな返しをする。
おもったことを実際に口にする人は少ないはずなので、過去に100人~200人は私のことを運動部だと思ったことだろう(苦笑)
個性と思って生きてきたが、そろそろネタにしてもいいタイミングだと思えるようになった。
40の大台まであと半年を切った2023年8月。
下半身に脂肪が付きやすい年齢に差し掛かったが、足首には脂肪が付かないことを願って。