東京蚤の市で出会ったものたち(2024春)
昨年秋に引き続き、東京蚤の市へ行ってきました。
春の開催時期は天候に恵まれないことも多く心配していましたが、わたしたちが行った土曜日は夫の首にくっきり日焼けの跡が残るくらいの晴れた日となりました。
前回キャンプ用の折り畳み椅子を持って行って、ちゃんと休憩するの大事!と実感したので、今回はさらにレベルアップしてテントを張ることに。休憩拠点がある安心感で快適に過ごすことができました。ただ、朝時点で日陰でもだんだん陽が差してくることもあるので場所取りは要注意ですね。
真っ先に向かったのは山下透さんのブース。前回購入したプレートがとってもお気に入りなので、今回も新たに器を迎え入れたいなあって。でも、その前に、
前回は気になっている間に完売していたので、これは早めに行かねばと思っていました。ダンボールで作られたガチャガチャがかわいい。なかなか出てきてくれなくて(わたしの回し方が下手だったのかも…)お店の方と2人体制で回しました。出てきたのはこちら。
ガチャガチャの後は器を2点購入。前回購入してすっかりファンになりました、と山下さんご本人にお伝え出来たのも嬉しかった。色味も触り心地も好き。
早速、大満足のお買い物が出来てるんるん。
その勢いのまま今回は即決でお買い物が進んでいきます。この「即決」が面白いエピソードを聞くきっかけになるのですが、それはまた後ほど。
小1時間歩いたところで人が増えてきたこともあり、テントに戻ります。毎回恒例になっている駅前のメルヘンで購入したサンドイッチで早めのお昼ごはん。
休憩しつつマップを手に作戦会議。古本、お洋服を見に行って、なにかドリンクを購入して戻ってこようということに。賛成〜!
毎回見つけるとついつい買ってしまうものシリーズ。夫と2つずつ選んだら、店員さんに「ごめんなさいね、焼き芋みたいな入れ方になっちゃった!」って言われて笑ってしまった。
古本屋さんでは、書いてある言葉のインスピレーションから本を選ぶことが出来るコーナーも。せっかくなので夫とお互いにプレゼントし合うことしました。相手に贈りたくなる言葉を探します。
中身の本のネタバレを知りたくない!という方は次の画像をサッと薄目でスクロールしてください。(正解の写真の左右が逆になっちゃった…)
さらにもう1冊気になった本があったので購入。
中の挿絵がお洒落でかわいい。
夫も1冊本を購入していました。
『北欧デザイン 家具と建築』見た目から格好良い。
ちらっとお洋服コーナーも見て回ります。
「こむぎちゃん、これ良いんじゃない」と夫が手にしたシャツに一目惚れ。え、良い。とても良い。即決で購入しました。生地がシルクで肌触りが良いので夏にサラッと気持ちよく着られそう。今年の夏、いっぱい着て出かけるぞ。
山下透さんの器以外にも今回買いたいなと思っていたものがもう1つありました。それは6月から転職する夫へのプレゼント。次の会社で使えるマグカップを選びたいなと思っていたのです。
あちこちお店のマグカップを覗いて、最終的に選んだのはこちら。夏のグラスのように爽やかな見た目ですが、ちゃんと温かい飲み物も入れられます。
さてさて夫もお目当てのお店があるようです。
以前にもライトを買ったことがあるお店へ行き、レトロな小ぶりのラジオに直行。色はブラウンがかわいいよね、と言いながら即決購入。
即決の夫に驚いたお店の方が「クロマニヨンズって分かります?」と聞いてきました。「はい。甲本ヒロトですよね」「そう、甲本ヒロトがウチの店でそれと全く同じラジオを買っていったよ。でもヒロトは1時間迷って買っていった。笑」と。甲本ヒロトより早く選択したことを褒めて面白がってくれる店主と、甲本ヒロトと同じラジオなんだと興奮する妻と、クロマニヨンズってブルーハーツ?な夫。
こういう会話は対面のお買い物ならではですね。
暑くなってきたのでフード・ドリンクのエリアへ。
テントで糖分補給をして荷物を整理。そろそろ帰りの準備です。テントも撤収して、最後に子ども向けのワークショップが多いエリアだけ覗いて帰ろうかということになりました。
そしたら!そこに!欲しかったものが!
蚤の市以前に販売していたのを見かけてかわいいなあって思っていたカステラを、まさか帰りがけに見かけるなんて。どこから見てもかわいさしかない。
そんなわけで最後の最後まで癒される出会いがありました。
今回は個人的にお店のひととの会話が印象的な蚤の市だったなあと思います。何度訪れても新たな自分の「好き」が見つかる場所。きっと次回も行くんだろうなと思うので、また次の開催を楽しみにしようと思います。
たくさん素敵なものをお迎えできて嬉しいな〜!