男だから仕事する。女だから家庭に入る、は古い考え。
今日は朝からリコカツを見ていた。
リコカツは世の中の夫婦全員に見て欲しいくらいおすすめのドラマ!!毎週、妻と一緒にリコカツを見るのが最近の楽しみになってる。
今週もたくさんの学びがあったのと、「あ〜これって自分たちにもあるね」と共感できることがいくつかでてきた。
特に瑛太が放った言葉に対する北川景子の返した言葉。
夫役の瑛太:「仕事をやめて家庭に入るきはないか?」
妻役の北川景子:「あなたこそ仕事をやめて家庭に入るきはないの?」
(この会話に至る背景は省かせていただく。詳細はドラマを御覧ください)
男性の皆さん、自然と女性が家庭に入るって意識を持っていないでしょうか?最近は少なくなっているのだと思うけど、数年前までは当たり前のように女性が家庭に入るという習わしがあった。そして、「最近の女性がみな家庭も仕事も両立していきたい」と思っていると決めつけるのも危うい。ドラマでも結婚したら旦那を支えるために家庭に入る、との価値観を持った女性もいた。
要は女性だから、男性だからと性別で価値観をくくるのではなく、「一人ひとり価値観が異なる」ことを前提に、夫婦関係は築いていくことが必要ですね。
他にも瑛太の母親が離婚を決断した理由が、「子どもとの時間はとっても楽しかったから、いいこともたくさんあった。だけど、常にその瞬間にはあなた(夫)はいなかったよね」。夫が「自分のことだけ」に専念し、妻と子どもをないがしろにしていたこと。妻には自分のことにあてる時間をとってあげていなかったこと。だけど夫は言われるまでは気づけていなかったのが問題だった。おそらくだが、夫の心のなかでは「妻が子どもを育てるもの」との意識があったのではないか。「妻と一緒に子どもを育てる」との当事者意識があれば、妻に任せっきりになっていることに対して、自分から気づけたかもしれない。
これからは夫と妻の役割というのは、ひとくくりに決められるものではない。家庭ごとに形があるもの。私もだけど、結婚した相手と話し合い、納得できる生き方が選択できるように協力することが必要なんだ。自分たち以外の第三者が性別的な役割をどう定義づけようとも、当事者である夫婦間で決めていけばいい。
そのためには、お互いの考えが本音で話し合える関係を作ること。そして、一方が我慢するのではなく、互いに良き妥協点を見つける努力が必要だ。
冒頭で記載した夫婦間の会話もこんなふうに変わるのではないか。
夫:「毎日仕事お疲れ様。お互いに仕事頑張っていて忙しいから、家庭のことは2人で協力しながら行っていこう」
妻:「そうだね。お互いに仕事も家庭も両立して取り組んでいけるように、協力していこう」
来週のリコカツも楽しみだ。