人は「弱さ」との戦いの連続
一昨日は2年ぶりに大学の友人に会う機会がありました。大学の時にとっても中の良かった友人。コロナが流行ったことと、私に子どもが産まれたことにより、中々会えていなかった友人です。
久々に会って、びっくりしたのは髪型が金髪になり、外見がめっきりと変わってしまっていたことです。ここ2年で何があったか!?
居酒屋でその辺のことは2人で話しました。
大好きな友人だったがゆえに、今の変わり果てた姿に少し寂しさを覚えています。
元々、破天荒な性格であったのと、仕事も転々とし、離婚も経験している友人であったので、大きな驚きはないかもしれません。でも、2年間での変化は私にとって大きな衝撃でした。
友人と話していて感じたことは、「人は弱さを持っている」ということ。
そして、「その弱さを克服するのがとても大変」だということ。
ことの詳細は省きますが、友人が変わってしまったのも、コンプレックスや社会に対する批判的な感情からでした。
私も社会人生活を送る上で、こんなに大変なのか!といった感情が毎日のようにあります。資本主義社会を生き残るには、他者との比較や優劣が発生します。自分が優れていると思える人であればいいですが、そうではない人の場合、色んなことで傷つき、悩むことが必然的になっている。
産まれたときの環境や外見、自分が納得することも、そうでないことも人は必ず持っています。納得できることだけの人は必ずいません。私も人のことを言える立場ではないですが、納得できないことやそのことからくる虚無感や弱さに対して、押しつぶされるのではなく、跳ね返し、受け入れながら生きることができたらどんなに幸せなことだろうか。
先日、友人と会っていて、感じたこと。
私も自分の弱さを克服しているかというとできてないです。しかし、今まで生きてきた中でいくつかの弱さを乗り越え、今は新しい弱さに出会っている気がします。
こんなふうに、一つ一つ乗り越えていけるきっかけを作っていきたいです。
この世に産まれたみんなが、自分の人生に肯定的な感情を抱けるように。