仕事は優しさだけどなく非情な強さも大事だと学んだ。リーダーは時にはトップダウンで牽引する強さが大切

先日「リーダーの挫折力」という本を読んだ。
ここ最近、職場の人間関係に悩むことが多く
たまたまAmazonでそれらしき本を調べていたらとっても気になって購入した。

僕は「嫌われたくない。好かれたい」「誰とでも仲良くしたい」という欲が強い。

そのため強く当られることや、仲間はずれに感じることがあった時必要以上に落ち込んでしまう。
それと「無関心」にはめっぽう弱い。

社会人も8年目になれば、新人の頃のように可愛がりの関心を向けられる対象ではなくなってくる。
また、職場では色んな人がいるし、人間関係の泥沼みたいなこともある。だから、全ての人に好かれ、皆んなと仲良く働くのは夢のような話で、現実は沢山のぶつかり合いがあり、悩みもするものだ。

今回読んだ本で面白かったのは、そういった人間関係の泥沼が赤裸々に書かれていることと、現実はそうだと受け止め戦う方法が書かれていたこと。

最近は「心理的安全性」や「支援型リーダー」という言葉が当たり前になってきた。
以前のトップダウン型のマネジメントでは変化の早い時代では通用しない。一人一人が主体性を持って変化に対応できる働きが必要。そのためには、トップダウンは効果的ではなく、支援型が有効との話。そして、お互いに言いたいことを言い合える場作りも必要になっている。

けど「リーダーの挫折力」は逆の考えであり、今こそ「トップダウン型のリーダーシップ」が大事だと書いてある。そして、抵抗勢力への対抗の仕方や他者から受ける攻撃への対処。人間関係上の挫折を経験することで良きリーダーになれることが率直に書いてありとても勇気がもらえた。

決して支援型リーダーを否定しているわけではなく、トップダウン型もリーダーには必要だという話。

そして、人間だからこそ嫉妬や妬み、権力の奪い合いはなくならないこと。
だからそういった人間関係の泥沼に溶け込まれないように、「非情な心の強さ」がリーダーには必要だということが学べた。


この本を読んで、僕も挫折を楽しんでいこうと思った。特に人間関係。誰とでも仲良く、ぶつかり合いもなければそんな幸せなことはない。新人研修の時も人間関係の構築の大切さを学んだ。しかし、自分が心がけていても他者と相入れないことはある。

時には相手をつぶしてでも自分の考えを押し倒すことが必要になる。


仕事をする中では優しさだけでなく、非情な強さも持ちあわせていきたい。


好感度を上げるのではなく、自分らしさと自分軸はぶらさずに周囲と接していきたい。

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Yuki
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