分かり合えないことから始める
おはようございます。
今日は昨日妻との間で起こった、意識のずれについて書いていきます。
1週間前ほどから息子は鼻水と痰が治らず、夜も寝たり起きたりを繰り返しています。
病院で薬をもらうものの、難関なのは「薬を飲ませること」。
薬を飲むのが大っ嫌いなので、いつもどちらかが息子を押さえつけ、もう片方が無理やり飲ませています。
ですが、最近薬を飲ませても口から吐き出す技術を息子が習得しました…苦笑
これに対して、妻は「もう、ちゃんと飲んで!!」と、かなり強めに怒っています。
確かに薬は飲んで欲しいし、早く体調が回復してほしいから妻の気持ちはとってもよくわかります。
けれど、無理やり押さえつけられ大泣きな息子の姿を見ていると、私にとしては「飲めない日があってもいいんじゃない?皆んな飲まなくてもいつか治るし、自分達もそうだったかもよ?」という気持ちがあり、そのまま妻に伝えてしまいました。
その時、「あなたはそれでいいかもしれないよ。だって夜も自分は寝ているだけなんだから。私は寝れないから治してほしいの」と言われ、ハッとさせられました。
そうだ、息子が夜起きた時、ケアしているのは妻だった
寝不足のことを考えると何としてでも薬を飲ませて、治したい気持ちになるよね。自分と背景が異なることを理解していなかった。
この言葉を聞いた時、薬を飲まない息子に苛立っている妻の気持ちが物凄くわかる気がしました。
逆の立場で自分が寝不足になっていたら、同じ気持ちになり息子にあたってあると思うし。
人には何かしら事情があり、言葉が発せられる。
コミュニケーションでは、言葉の背景を理解することが本当に大事だなって思わされた出来事でした。
他人と自分は分かり合えないことから始める。
いつしか読んだ本の一節を思い出します。
昨日もとても良い経験になりました。