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悩んだら「行動する」というシンプルな考え

今年は昨年に比べて仕事のレベルがまた一段回あがった。
「また」と書いているのは、毎年楽なことはなく「昨年よりも高い壁」から始まることが多いからだ。私だけではなく、皆さんも同じことなのだと思う。それだけ自分も進化しているし、会社もお客様の進化している。だから、「ずっと同じこと」は少なく、毎年何かしら変化が起こっている。

だけども、相反するように私達人間は「変化する」ことに前向きな人ばかりではない。少なくとも私はなるべく楽をしたい人間だ。
一度覚えたことを活用していれば、大丈夫な仕事を何年も行っていたいと思うこともある。何だか怠け者のようですが(笑)。プレッシャーや責任がない、趣味であれば変化に対して厭わない。けど、仕事となると自分だけではなく、他者にも影響を及ぼすから「できることをやっていて波風立てたくない」という気持ちがあるからだろう。他者がいなくて自分だけの責任であれば、日々変化することも楽しく感じるのだと思う。

こうして書いてみると、私の場合「変化」そのものが嫌いなのではなく、変化することで「他人に与える影響」があるから嫌なことがわかった。
前向きな影響であればいいが、お互いにぶつかる影響もあるから。

さて、ここまで前置きが長くなりましたが、新たな変化を求められる新年が始まり、予想通り毎日何かしらの壁にあたっている。
そして、例年通り「もう勘弁して!」という気持ちで毎日を何とか過ごしている。
(たぶん現職がかなりハードワークなこともある。前職だとここまでの気持ちはなかったため)

昨日も電車で帰りながら、「自分の営業成績のプレッシャー。抱えているプロジェクトの責任。毎年成長と後退を繰り返しているモヤモヤ。」など色んなことを考え、「どうしよう」という気持ちになっていた。

その時、ふと思い出したことがある。
以前、読んだ「シンプルに考える」という本だ。

色んなことを悩み、思考停止になった時にいつも思い出す本。
今回は、悩んでも結局行うことは「行動すること」なんだということに気付かされた。営業、プロジェクト、研修講師、チーム、など今の自分では当然全てを順調に進めることは高い壁である。

そして、いくら考えても「今の自分」が上記の高い壁を「一気に乗り越える秘策」みたいなものはないのに、いつまでも考えてしまうのはよくない。
考えても結論がでない問なので、自分でできることは、「やれることを一つ一つ行動していくこと」だけなんだ。

振り返れば毎年、そのように乗り越えてきているように思う。
また、壁を乗り越える「時間」の考え方が大事なのだが、1年で乗り越えられることもあれば、2年くらいかかることもある。こればかりは、いくら計画立てても結果はコントロールできない。
だから、今すぐ乗り越えなければではなく、積み上げ式の考えで、結果的に乗り越えている姿が実現できればいいのだ。

大きな壁のときには、未経験なので「どうしよう」とあたふたしてしまうものですが、「シンプル」に考えてみると、意外とやれることは限られている方が多いです。今日は少し頭の中を整理するためにnoteを書いてみました。

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