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7月の読書日記
久々に読書日記。
子どもができてから、読書のペースは落ちたけど
毎日読める時にパラパラとめくる習慣は続いてます。
7月も何冊か手に取っていますが、
今日はその中の一冊について。
ネットでたまたま見つけて面白そうと思い
手に取った本です。
自分らしさって何だろう?
私も自分らしさと言われると
すぐに答えられる自信がなく
思わず考えてしまいます。
ここからは本を読んで
私なりに解釈したことを書いていきます。
そもそも、自分らしさとは
人との比較の中で見出せるもの、形成されるもの
であるため、自分自身が認識しづらいものです。
特に日本の文化は、人との関係性を重んじるため、
自分らしさとは、他者との関係性の中で
感じられるものでもあるということに、なるほど、と思いました。
このような相互協調的自己観をもつ僕たち日本人は、個としての自己を生きているのではなく、関係性としての自己を生きている。関係性としての自己は、相手との関係に応じてさまざまに姿を変える。その場その場の関係性にふさわしい自分になる。相手との関係性によって言葉づかいまで違ってくる。欧米人のように相手との関係性に影響を受けない一定不変の自己などというものはない。
何だか、確固たる自分がないようで寂しい気もしますが、周囲との関係性に応じられる日本文化は素敵でもあるみたいです。
そして、さまざまなな関係性の中で
現れる自分も異なる訳なので、
自分らしさを語るのは、容易ではないということです。
本の終盤では、自分らしさを語る上でのヒントとして
過去の記憶を物語のように語るというのが出てきます。
人は大事なことは記憶をする動物なので、
過去の経験で記憶に残っていることは
その人らしさにつながる物語になるようです。
私も、人に、自分の数々の失敗と
それでも乗り越えて今に至るエピソードを語ることが
ありますが、そのような自分の物語の中に
自覚している、らしさ、が現れるものだと感じました。
そして、この先も人生が続く限り、
自分らしさは変化しつつ、一緒に付きまとう
ものであると思います。
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