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対話によって得られるもの
今、「対話」に関する本を読んでいる。
というのも私が携わっている事業がまさに「対話」を
提供している会社だからだ。
読んでいる本は「ダイアローグ 対話する組織」。
本当は本の中ででてくる、学びになる言葉を引用して、
noteを書いていきたいが、時間の都合上私の感想だけ書いていく。
対話というとどんなイメージを持つだろうか?
この本ででてきた定義を記憶の限りに書くと、
対話は「<テーマ>定まっている<形式>自由」
雑談は「<テーマ>自由<形式>自由」
議論は「<テーマ>定まっている<形式>結論だし」
といった感じだ。
対話と雑談と議論を比較してみるととってもわかりやすい。
今、世の中的にも対話が重要視されている。
本を読んでいて私なりに感じた対話の良さは、
「その人自身の物事への意味付け」が理解できるところ。
対話の前提となっている考え方に「社会構成主義」がある。
これは、物事の意味付けは絶対的なものではなく、人の語り方によって定義づけられているとのこと。
例えば、ワインの残りが半分になったとする。
その時、「あ〜もう残り半分か」というのと、「まだ半分もあるね」というのでは、印象が変わってくる。前者は残りわずか、後者はまだ沢山残っている印象を与えるのではないか。このように見えてる物事の意味付けは、人の語りや文化によって異なっているという考えだ。
話を元に戻すと、対話というのは、人によって見えている世界や捉えている世界が異なる部分を、理解し合うこと。そして、対話のテーマについて対話する人たちの考えが組み合わさり、第3の新しい価値が創造できるものなのだと捉えました。
多種多様な生き方や価値観が当たり前の時代だからこそ、私達は対話の価値を活かしていくことが大切なのだと思います。
職場でも対話する機会が多々ありますが、「誰かが正解」ではなく
「それぞれはどう考えるか」に焦点があてられるので、
色んな視点を知ることができます。
議論になると、誰かが正解であることを促さなければいけないため、
意見が出にくかったり、勝ち負けになり視点が広がらないことがあります。
対話はひとりひとりの考えを表に出し、色んな情報を元に、何かを考えるきっかけになるのだと感じました。
社内でも家庭でも、お客様に対しても、
対話の姿勢はもっておきたいものです。
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