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営業は「利他」の精神が大事
営業職といえば、成果をだすためにどんな能力が必要なのでしょうか。
私も営業を8年間行ってきましたが、色んな勉強もしてきましたし、色んな指導も受けてきました。
その中で気づいたこととしては、「利他」の精神が大切だということです。
営業なのだから、当たり前だろ!仕事はそもそも他者貢献だろ!なんて思われるかもしれませんが、「利他」の精神を持つことってとっても難しいのです。
営業職である皆さんは、こんな経験ないでしょうか。
「今月のチーム売上があとマイナス500万。私自身もマイナス50万だ。何としても売上をあげないと」
「同期のAさんより、売上があがっていない。このままでは出世も遅れてしまう」
「今週は受注が1件もないな・・・明後日の営業会議で上司からつめられるから、何としても1件は受注しないと」
そうです。営業であれば上記のように、「数字」にまつわる様々なプレッシャーが押し寄せてきます。大抵の人であれば、緊張したり、気持ちがげんなりしたり、売上を上げることが意識の中心にきてしまいます。
私が言いたかったこととしては、「利他」の精神って言葉では簡単に聞こえますが、現実の営業職の職場の環境を考えると、2割くらいしか持てている人がいないのではないでしょうか。
だからこそ大事だなのです。
若手の方だと特に難しいのかもしれませんが、社内からの軋轢やプレッシャーに飲まれず、お客様への思いやりや気遣い。そして、お客様が実現していきたいことに対して、純粋に伴走し、創造できる力と意識を持ち続けることが大事なのです。
その上で、話し方のスキルや、資料作成のスキル。周りの方の巻き込み力など、様々なスキルが活きてきます。逆にいうとスキルを沢山身につけても、根本の気持ちの部分が自分側に向いていれば、一定以上の成果がでにくくなるのです。
売上を上げることは営業職である限り、必達のミッションです。
しかし、そのために売上を上げることを最終目標にしてはいけません。あくまでもお客様の実現したいことを一緒に描き、「私だからこそ実現のお手伝いができる」ことが最終目標です。売上を上げることはその過程なのではないでしょうか。
今日は私なりの営業マインドについて書いてみました。
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