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育児は「自由」と「危機管理」の境界線に難しさがある
育児をしていると「子どもには自由」にさせたい気持ちと、「危機管理」はしっかりしなければいけない境遇に挟まれることがある。
私は親にレールを引かれることが嫌いであるため、たとえ失敗や挫折があったとしても本人の意思で行動し、自分で経験を積ませたい考えがある。
世の中のお母さん、お父さんはわかってくれるかもしれないが、子どもが小さい時には自由を推奨しながらも「注意」しなければいけないことが沢山ある。昨日は身を持って、体感した日だった。
何が起こったかというと、ペットボトルで遊んでいた息子が、ペットボトルを囲んでいるプラスチックシートを噛み切って飲み込んでしまった・・・
そして、喉元に突っかかってしまい、吐き出せないけど嗚咽を繰り返していた。妻と私は慌てて救急車を呼び、事なきを得たという話だ。
丁度妻が離乳食を作っている時に私が面倒を見ていた。ペットボトルに興味を示していたので、カミカミしていたけど、「少しくらい大丈夫」と思い自由にさせていたのが原因だ。今思い返してみると、「あの時、私が危ないからとペットボトルを取り上げていたら…」と反省の気持ちもある。
結局、救急車で病院に行ったが、妻も私も慌てていたため携帯を忘れていたり、お金もろくに持たず極暑の中、30分以上歩いて帰ることになりお互いにギスギス、ヘトヘトになった1日だった。
子育てにおいてはなるべく「子どもの意思」を尊重し、自由に経験をさせたい。けど昨日の教訓から言えることは、「少しでも危ないこと」は親が先回りして対処してあげることも大事だ。言葉で言うことは簡単だけど、日常の中で瞬時に判断するのは難易度も高く経験していくしかないだろう。それに妻と私でも考えがことなるため、折り合いをどのようにつけていくかも今後の課題になりそうだ。
昨日は子育てのトラブルを一つ経験した日だったし、改めて難しさを感じた日でもあった。今朝は息子が元気に起きてくれたからひとまず安心。笑
世の中のお母さん、お父さんも感じていることだと思うが、育児は先が読めないし正解がないからこそ迷い反省の日々がある。けど、このように考えながら子どもに接していくことが大事な過程なんだろうと思う。これからも、妻と喧嘩することもあるし、育児放棄したくなることもあるだろうし、息子とぶつかることもあるだろう。それでも、そんな日々が成長にはつきものだと思い、試行錯誤しながら楽しんでいきたい。
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