キッチン者(もの)〜秋色の赤を愛でる〜

神戸に来てから半年が過ぎた。寒くなってきた。
初めて住む場所の1年目は
季節の変わり目が感慨深い。
日に日に変わる空の色、街の色、
空気の匂いを５感で感じる。
戸惑っていた街はいつの間にか
見慣れた風景になっている。
慣れたように電車に乗ったりしている。

それでも
星の数少ない夜空は四国を恋しく思う。
代わりに地上の夜景はキラッキラで
ため息ものに美しいんだけどね。

スーパーでお花を買った。
赤い実、ふかふかした赤や
カーネーションがかわいくて。

「かわいいね」と声をかけていると
翌日、ピンクの小花が増えていた。

買い出しに行くと
オクラはなかった。
あんなに食べてたつるむらさきも
いつの間にか終わってた。
里芋がたくさん出ていた。
根菜に変わってきたんだなぁ。

今日の買い出し

ブラウンマッシュルーム
北海道のかぼちゃ
徳島産のれんこん
ミニエリンギ
赤いラディッシュ
赤いフリルレタス

赤いラディシュがかわいくて買ってみた。
美味しく食べよう♫

秋色の中の赤には暖かさを感じる。
見て、食して、きっと心があったかくなる。